五輪U23モロッコ戦雑感 | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
ロンドン五輪男子サッカー:グループステージ第2戦

U23日本 1-0 U23モロッコ

 なかなか難しい試合になりましたね。モロッコは大会初戦のホンジュラス戦では、割りと繋いでくるサッカーを見せていたのですが、この試合ではシンプルにボールを蹴ってくるような、縦に速いサッカーを見せました。U23モロッコ代表監督のピム・ファーベークは日本を良く知っているので、しっかりと日本対策をしてきたなという印象でした。

 序盤、日本はスペイン戦の疲労を引き摺っているのか、なかなかボールホルダーに寄せることが出来ませんでした。モロッコの選手は技術が高いので、中途半端に寄せると簡単にかわされてしまいますし、中盤でフリーの状態にしてしまうと、DFの裏やサイドのスペースにピンポイントのパスを送られてしまいます。鈴木や徳永(高徳もかな)が何度か危ないプレーを見せていましたし、前半の序盤は失点してもおかしくない流れだったと思います。特に9番のアムラバトは体幹が強い上に推進力があるので、彼にボールが入った時は手こずりましたね。

 ともあれ、この序盤を乗り切ったことで日本は徐々にペースを取り戻し始めます。球際への寄せも厳しくなり、攻守の切り替えもスムーズになり、相手のゴールを脅かす場面も生み出せるようになりました。そして、後半25分(頃)、モロッコが致命的な失策を犯します。日本を脅かしていたアムラバトを何故か交代。この後、モロッコの脅威は半減し、日本が押し込む展開になったのです。

 こうして生まれたのが永井のスーパーゴールでした。中盤で受けた清武が振り向きざま(実際には一瞬見えたらしいのですが)ほとんど勘だけで出したようなロブのパスをDFラインの裏に送ります。これに永井が反応、飛び出してきたゴールキーパーの鼻先でボールに触ることに成功します。アウトサイドでふわりと浮かしたボールは、弧を描きながらワンバンドしてゴールへと吸い込まれていきました。

 それまでにも、前半の吉田、後半の大津や清武、山口螢のシュートなど、ゴールになって不思議ではないような場面もあったのですが、ここでようやく先制に成功したわけです。スペイン戦、モロッコ戦と、2試合で決定的なチャンスは10本近くあったのですが、決めたのは僅かに2つ。相変わらずの「決定力不足」ぶりですが、今のチームは(前線も)運動量が多いので、まあ仕方がない側面もあるかなと思います。

 ボクはホンジュラス(特に左サイド)は割りに手強いと思っているのですが、問題はやはりその後、決勝トーナメントの初戦ですね。これまで、W杯や五輪の世界大会では決勝トーナメント初戦が日本の鬼門になっているので、是非ともそこは越えてもらいたいです。今回はチャンスだと思うんですよね。

P.S.
 …ホンジュラス辺りに負けるスペイン…意外と弱かった…(;一_一)