『ステキな金縛り』
2011年日本、142分
監督:三谷幸喜
主演:深津絵里
概要
『ザ・マジックアワー』の三谷幸喜監督と深津絵里が再び手を組み、痛快なドタバタ劇に挑戦した法廷ミステリー。ある殺人事件の弁護を依頼されたダメ弁護士が、落ち武者の幽霊を証言台に立たせようと四苦八苦する姿を活写する。俳優陣も西田敏行に阿部寛、竹内結子に浅野忠信に中井貴一と超豪華。三谷監督お得意のコメディーの要素を随所に散りばめながらも、笑いに涙にサスペンスに幽霊の出現までありの摩訶(まか)不思議な物語にくぎ付け。(Yahoo!映画より)
感想
序盤はなかなか映画の中に入りこむのが難しい。この映画の世界そのものに違和感があり過ぎて、そこで「おかしなこと」が起こっても、「おかしな世界でおかしなことが起こっている」だけに見えてしまうので、やや置いてきぼり食らったような感覚を覚える。それでも、これは映画世界に慣れてくるに従って、徐々に解消されてくる。そうなってしまえば、あとは三谷演出の独壇場。いくつも笑える場面がある。
ただ、ちと全体的にリズムが悪くなるところがあるかな。コメディとしてはいかにも長すぎる2時間半を上手く乗りこなせているかと言えば、そこは少し微妙なところ。過去の三谷作品を連想させるような仕掛けもチラホラと見て取れるけど、それが逆に流れを途切れさせている側面もあるのかなと…サービス精神旺盛なのも良し悪しかな。
キャストは文句なし。深っちゃんカワイイ…ってか、あの年(失礼!)で、あんなにカワイイってのは、いったい、どうなってんだと(笑)…まあ、しかし、見ようによっちゃ西田さんもカワイイ(爆)…やっぱり、人間の魅力ってのは表情の豊かさや身振りに宿る部分もあるんだな~と再確認。そういうところを引き出すのは、三谷さんはホントに上手い。
☆☆☆☆(4.0)
あとそれから、本筋とは関係ないところで泣かされてしまった…ああいう場面は、いつまで経ってもダメだな…(^_^;)>