≪SP 革命編≫では、反乱を起こしたSPが国会を占拠し、
国会議員を「吊し上げ」て悪事を吐かせようとします。
(ここでは敢えて「吊し上げ」という表現を用いています)
しかしながら、これは全く無意味な行動です。
なぜなら、脅されて吐いた「悪事」などは無効だからです。
情報が統制され、司法も支配されている独裁国家とは違い、
日本は、言論の自由が保障されている民主主義国家なのです。
仮に糾弾に値する事実があったとして、
その政治家を「退治」したいのならば、
何も武器など持ち出す必要はありません。
ただ事実だけを積み重ねればいいのです。
世界最高の権力者である米国大統領ですら、そうして倒されたのです。
単なる憶測に基づき実力行使に出るなど、愚の骨頂です。
予算の足りない公共事業に個人資産を注ぎこんだ結果、
実際は借金だらけだった清廉潔白の大久保利通を
「私腹を肥やした」として斬った連中と何ら変わりません。
ともあれ、ここには、ひとつの思想が見て取れます。
(実際、この脚本家がそう考えているかどうかは分かりませんが)
それは、「この世の何処かに<悪>があり、
それさえ取り除けば問題は解決される」という思想です。
次回につづきます<(__)>