『ジーン・ワルツ』
2011年日本、111分
大谷健太郎:監督
菅野美穂:主演
概要
『チーム・バチスタの栄光』『ジェネラル・ルージュの凱旋』の原作者で、現役医師でもある海堂尊のベストセラー小説を映画化した医療ミステリー。産科や地方の医師不足といった医療現場が抱える問題を背景に、禁断の治療をする医師の姿を描く。監督は『NANA』シリーズの大谷健太郎。ある疑惑の医師に、『パーマネント野ばら』の菅野美穂がふんするほか、共演には田辺誠一、南果歩、浅丘ルリ子ら実力派がそろう。(Yahoo!映画より)
感想
ミスキャストなのかな・・・菅野さんはイマイチはまってない気がする。筋立て自体に不満はないけれど、テレビCMみたいな画作りに不満が残る。何より言いたいのは、光がインチキくさいということ。ハイキーでコントラストの薄い映像で、テーマの明暗に比較して画面が平板すぎる。こういう映像は、この世のどこにもない場所を示唆する。つまり、地に足がついてないのだ。もちろん、意図的にそういう映像を作り出すことは有り得る。理想的な世界を描きたいのなら、それでも良いだろう。しかし、これは現実の医療問題を題材にした原作ではなかったのか。何でもかんでも均質化して、自らの見方に従わせる。(この主題歌も含めて)かつてのトレンディドラマみたいな価値観を感じるな・・・題材と監督の手法の不一致が痛々しいチグハグした作品。あ、片瀬さんが出てる。+0.5点(笑)
☆☆☆★(3.5)