君の住む街 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

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遠くにある時はゆっくりと近づいた。

その動きにも気が付かない程に。

近くにある時は過ぎ去るのも早かった。

それを考えている余裕もない程に。

君の降りる駅、君の住む街。

窓鏡に映しても文字は読めない。

気が付けば木々の名前も知らない。

きっと、それぞれに違うのだろう。

失うことが怖いとは思わない。

線路のポイントが切り替わって

取り留めのない連想は空へと散り

空虚な時だけが僕に残された。

まばらな駅の人影、失われる輪郭

色彩だけの中を不器用に通過する電車。

いる筈もない影をぼんやりと探した。

無表情に遠ざかっていく駅は

いつしか地平線の下へと消え

それでもレールは続いていて

果てしない距離を僕は感じた。

いつもの景色、変わらなかった景色。

今となっては、届かない景色。