『フィクサー』
トニー・ギルロイ監督、ジョージ・クルーニー主演
弁護士事務所に所属し、裏で暗躍するもみ消し屋“フィクサー”の苦悩と焦燥を描きながら、ある大企業の集団訴訟をめぐる陰謀劇に迫る社会派サスペンス。主人公の“フィクサー”こと、マイケル・クレイトンを演じるのはジョージ・クルーニー。『ボーン・アイデンティティー』の脚本家トニー・ギルロイが初監督に挑む。各映画賞を席巻しているクルーニーをはじめ、トム・ウィルキンソン、ティルダ・スウィントンら、キャストの熱演が見どころ。-Yahoo!映画-
爽快な作品では無い。
社会の実態をえぐり出した作品ですらない。
しかし等身大の人間に潜む
どうしようもない虚脱感が此処にはある。
数々の挫折、妥協。
詰まらない映画ではないが、娯楽映画ではない。
色彩の中に紛れ込む黒。
ダークなテイスト、たたみかけるような演出。
底知れない虚脱感。心を蝕んでいく闇。
これらに価値を認めるならば、見る価値はある。
☆☆☆☆★(4.5)