
金色に染まる世界の中
絶え間なく散っていく枯れ葉
ビルの窓をかすめ
線路の脇をすべっていく
あるいは光を受け
あるいは雨にさらされ
ずっと
昔から繰り返されてきたこと
ずっと
昔から決まっていたこと
星を流れる風や
巡る季節の中で
きっと
始めから決まっていたこと
きっと
始めから解っていたこと
絶え間なく
優しさに
絶え間なく
寂しさに
さらされて
今
止まるような時の中
色を失いながら
生と死の狭間で
揺れながら
そっと
そっと
枝を離れ
ひらひら
ひらひら
空を舞う
ゆっくり
ゆっくり
風と重力の狭間で
揺れながら
あるいは光を受け
あるいは風を受け
かすかに
かすかに
開けた窓に触れ
くるくる
くるくる
回りながら
そっと
そっと
机の上に舞い降りた
きっと
始めから分かっていた
きっと
始めから決まっていた
僕は
その葉を
傷つかないように
そっと
そっと
隣の机に置いた