影 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

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色彩りと共に歩いた道。

季節は過ぎた。

あの暖かった季節には、もう戻ることはない。


また違う季節がやってきて、

また違う季節が去っていく。


2度と同じ風は吹かない、

2度と同じ波は寄せない。


それでも柔らかい感覚は

何処からか、やって来るのだろう。


新しい季節が、風と水を連れてくる。

新しい季節が、空と雲を連れていく。


冷たい風に吹かれ、凍える心で振り仰ぐ空。

季節が横切っていく。

立ち止まった僕の傍らを、季節が通り過ぎていく。


不安定な大気が、凍えるような日差しが、

別れの予感を裏付けているようだった。


時は僕に追いつくことが出来ず、

4つの影が遠く忘却の彼方へと飛んでいった。

僕にその姿を忘れさせないように。


雨の空が遠い世界のように、

細いトンネルの奥に差し込む

淡い青に滲んだ2つの緋色の灯が、

信じられない程に美しかった。


濡れた線路を滑っていく煌めきに、

眩暈を覚えるほど引き込まれる。


どうして僕は、此処にいるんだろう。


気が遠くなるほど、視線の先の世界は美しくて、

僕は少し後ずさった。