
呆然としてしまうんだ。
「屈原」気取りで身に着けた孤独が、
誰も傷つけないように、誰にも傷つけられないように、
身に着けた孤独が、自分と誰かを傷つける・・・
誰を救うことも無く、
誰を傷つけることも無く、
そして全てを裏切ってきた。
そう思っていた。
自分の孤独が誰かに触れる時、
誰かを傷つけることなんて考えもしなかった。
何処になじむことも無く、
誰に溶け込むことも無い、
それは分かっていた・・・
僕の孤独は温もりを欲しているのに、
僕の氷った心は融けることに怯えてしまう。
この世界を大好きなのに、僕の心は
この世界の温度に耐えられないんだ。
大切に、大切にしたいと思っていた心も守れない。
僕に言葉が無かったら、
僕が人の形をしていなかったら、
僕は此処に居られるのだろうか・・・
・・・ゴメンね。