術後4日目。
色々な初めてがあった日だった。
入院して初めて、夫に荷物を届けてもらった。
リクエストした、りんご、マスカット、桃のジュース、そして野菜ジュース。
水とお茶。
着替えなど。
コロナで面会はできなかった。
食事が始まった。
嫌いなお粥。
3食、全く口に入れることができなかった。
術後初めて立ち上がった。
看護師に支えられて、ようやく立てた。
ほんの数日、寝ていただけなのに。
ドレナージの排液バッグを2つ首からぶら下げて、尿のバッグと便のバッグを点滴スタンドにぶら下げて、部屋の中を数歩だけ歩いた。
ひどい立ち眩み。
初めてストーマパウチの交換を見た。
3名の看護師が、楽しそうに作業をしていた。
ああでもない、こうでもないと。
ストーマを洗ったり、びらんの処置をしたり。
サイズを測ったり、パウチを選んだり。
写真を何枚も撮った。
時々説明を受けたが、上の空。
他人事だった。
『退院までには1人でパウチの交換ができるようになってもらいます。
というか、できるようにならないと退院できませんよ』
こんなことできるわけない。
看護師が3人がかりで交換しているのに、1人でなんてとても無理だ。
ストーマは、パウチを外している間も動き、緑の液体を排出する。
看護師に囲まれて、排泄物は垂れ流し。
恥ずかしい。
辛い。
ストーマを縫い付けてある糸がチクチクと痛かった。
パウチを貼り付けている皮膚が痒かった。