ここ数日ゲリラ豪雨と言っていいほどの雨☔が降り
うちの庭は少し高い場所にあるものの水はけが間に合わず昨日の朝は
庭は海のようになっていました。
側溝の詰まりを突いたり(笑)…ピアノの生徒さんがレッスンに来れるかとても心配でした。
夕方には水が引いてレッスンできました👍
さて、本題に入りますね。
「ピアノを習うということ」
ピアノを習いたいという理由はいろいろあると思いますが
今回はピアノが上手くなるには…について書きたいと思います。
今の時代はピアノ人口が増えピアノが弾ける人が沢山いらっしゃいます。
とても嬉しいことです☺️
お友達の○ちゃんが習ってるから私も〜。仲良しこよしでレッスンに…よく聞きますが
ピアノが上手くなりたい…という事が最大の目的なら
ピアノを習うってことをもっと真剣に考えて欲しいなと思います。
「毎月お月謝を払ってるんだから何年も行けば上手くなるだろう」はあり得ません。
家にピアノがあって毎日練習しなければ上手くならないのです。
通っているうちに上手くなる…これは努力なしにはあり得ません。
これが他の習い事と大きく違う事です。
もちろん、ピアノを習う目的が「ピアノが上手くなる」ということではなく情操教育としてレッスンに通わせたい、上手くなるならないは二の次」…ということであれば話は違います。
実際にそういう保護者の方が何人かいらっしゃいました。
「練習嫌いでうちではしませんが先生に会うことが嬉しくて休まずいきます。先生が大好きなんです。私はそれでいいと思っています。お話だけでも」
「うちは最近不登校です。ピアノも練習はしていませんがレッスンには行くというのでいいでしょうか」
そういうご連絡も頂戴します。
もちろん「いいですよ😊ピアノで遊びながら楽しいことやってみます」とお返事します。
なんて嬉しい事でしょう。
保護者の方のご理解があり、焦らず、長い目で見ていると
結局その子供さんたちはみんな積極的に練習するようになっています。
親の関わり方って大事ですね。
話がそれましたが…
他の習い事と大きく違うのは、ピアノは「練習に行くのではなく家での練習方法を習いに行くところ。そして家での練習方法が間違ってないか見てもらうところ」なのです。
ピアノが上手くなりたい、誰よりも上手になりたければ
教室に行って練習するのではない事をしっかり分かった上で教室の門を叩いて欲しいです。
もちろん大人の場合は例外があります。
仕事で練習はできないけどレッスンに通う事でピアノに触れその時間を楽しむっていうのもあります。これはこれで大歓迎です。
話を戻しますが(笑)
ピアノを上達させるには…
お子様が小さい時はお子様がピアノを習うということに親も真剣に取り組み寄り添うべきだと思います。
この「寄り添う」というのは横にいてやかましく練習を促すことではありません。
お子様がピアノを習いたい、上手くなりたいという気持ちを理解し一緒に生活の中にピアノを習う、練習するという事を取り入れて欲しいのです。
ピアノを弾くことが当たり前になるような努力がいるのです。
お子様が練習しないときに怒るのではなく寄り添い「続ける事」の努力を一緒にしていただきたいと思います。
私がピアノを続けてこれたのは、母が「練習しないならやめなさい」と言わなかった事です。
誰でも気がすすまない時、したくない時があります。
大人でもそうですよね。
ピアノは「家での練習の仕方を習うところ」という事をしっかり考えて門を叩いてください。
嬉しいことに私の教室はどの子もよく練習します。
今、平日は空きがないほどたくさんの子が通っていますがみんなよく練習してきます。
練習をしない子も数人いますが怒ることは絶対にありません。
ただ、練習の大切さはしっかり伝えています。
写真は発表会前のグループ練習会の様子です。
人前で弾く練習、人の演奏を聴く練習(マナー)、ステージマナーを学びます。