装飾芸術美術館の窓から見たルーブル宮殿の庭
こんな風にかたち造られていたんだ!とびっくり。
庭を歩いているだけでは、出会えない風景でした!

館内の写真はないのですが
さすが名品が揃っていました。
良いもの・良いデザインは時代を超えるな~と。
ルネ・ラリックの作品を見て
自分の目で見て、植物を自分の感性で置き換えているんだな~と。
中国の装飾品も数多くあったのですが
今に残る日本独自のものは、中国伝来のものを
独自に解釈して、日本流にしていったんだな~と。

日本に今残るものの多く(モノや思想、宗教に至るまで)は、世界各国から伝来され
日本が独自に昇華したものが殆どという話を聞いたことがあります。
もともとの国では、もうなくなってしまったものも
侵略されたことのない日本には残っているので、
実は、日本は世界の文化を多く残す
貴重な国であるらしいです。


上の写真のお庭におりてきました。
ピラミッドだけに西日が反射してキラキラしていました。
その美しさが写真にうまく残せず、残念!





2014年6月 ドリスヴァンノッテン「インスピレーション」
これもまた、素晴らしい企画展!
心にフックする、とても印象深いものでした。

彼がインスピレーションを得たキッカケのものと、それによって生まれたデザインが
一緒に展示されているというもの。
例えば、鳥の羽根にインスピレーション得て考えられた色合わせ・素材のドレス
アフリカ人の民族衣装、夜景、島、絵画、映画などなど・・・
インスピレーションを得るキッカケは様々。

今あるもの、昔からあるのも、自然のもの、
感じる心を育て
自分なりに昇華する。
おりてきたものをつくるだけ。
いただいたものを生かしきる。
神様との調和。
植物・動物は越えられない、いや、超えなくていいんだと。

うまく表現できませんが、
感動と、ちょっと羨ましかったです^^



この空を見ていて思ったんです!
エッフェル塔は、どんな空の色にも合うんだな~って。
シルエットにもなり、ただそれだけでも迫力ある。



モンマルトルの街角にある現代アート作品
300の言語で「愛している」と書かれた青いタイルの壁
さりげなく街に溶け込んでいる様子がすてきでした。

パリの街は、このさりげなくすてき
というものの集合体のように思います。
重ねられた歴史と、景観の美しさをかねそなえ
プラス、不意に現れる現代アートや建築などなど・・・
それが、これみよがしではなくとてもさりげない感じ。


日本人からしてみると
フランス人はとてもルーズで
現地に暮らし、それとかかわって暮らしていくと
その辛さを肌身に感じるようで
とても大変そうですが、、、

この街はどういう風にバランスをとって
こういう街になっているのか
とても興味深かったですが、
それを肌身で感じることはできませんでした。
長く暮らしてみると分かるのかな!?



よく通っていた市場がここアリーグル市場
ガイドブックに、パリで一番安い!と書かれていたので
住んでいたルーブル宮殿近くからは、ヴェリブで30分くらいかかるのですが
頑張って通っていました^^

市場によって、価格はだいぶ違います。
品質や鮮度を求めるならば、他にもっといい市場があるかもしれませんが
価格を求めるならば、ここはおススメ!
あともうひとつは、バスティーユの市場
曜日と時間が限られているので、いつも行けるわけではないのですが
3倍くらいスーパーと価格が違う場合もあるので、買い込んでいました。

中でも、メロンとマンゴーはとても安い!
1個1€で売っていることもあって、
お得なお店を探して、歩き回っていました。


スーパーに比べると、やはりちょっと不便なので
パリのような都心でも、なぜ市場の文化が途絶えないのか?
なじみの習慣に基づいて生活するのがフランス人なのでしょうか?
長く暮らせば、その理由が分かるのかな!?



5月のセミナーは、AOCチーズ(日本語で原産地呼称統制と訳される)を食べつくそう!の第一回目でした。
AOCチーズは、テロワール・製法・品質・規格など細かな規定が設けられ
とても厳しい審査とチェックのもと、認定されているもの。
他にはワイン、バター、クリーム、鶏肉、魚介などもあり、農産物を保護するフランスの制度らしいです。

今回は12種類のチーズをいただきました。
メモにはいろいろい書かれているのですが・・・
一気に食べすぎて、どんな感じだったか
あまり覚えていません^^;
とにかく、沢山!もうチーズはいいわってなくらい
沢山食べたということが一番思い出されます(笑)


フランス人にとってチーズは
日本人における、漬物のようなものだ
とよく先生がおっしゃっていました。
なので、フランス人はチーズだけで食べるのではなく
バケットと一緒に食べるのが一般的なのだとか。
ちょっと意外な事実ではありますが、
国それぞれ、文化があるのですね~。

川・山・平野と地形に富んいて、土地の風土によってチーズが作られるので
フランスほど、バラエティが多い国はないらしいです。
乳と水と塩だけが原料にもかかわらず
こんなにも様々なチーズが出来上がるとは、
受け継がれる膨大な技や知識には脱帽です。
その恩恵をありがたく受け取りながら、楽しませて頂きました♪


こちららは、トゥルトゥー・フロマージュと呼ばれる真っ黒なタルト
失敗から生まれたポワトーの伝統チーズケーキ
焦げが気になるところではありますが、高い温度で焦がすのは問題ない焦げらしいです。
美味しかったですが、私は普通の焦げていないチーズケーキが好きです^^







ピエールガニエールから独立された方のお店
悩んで悩んでシンプルなものをチョイス!
マダガスカル産のバニラビーンズを使用したクリームとタルトのケーキ
まったりなめらか、濃厚です!
食べ終わってしまうのが惜しい・・・

バニラクリームのケーキ
というのが珍しかったのでチョイスしたような!??
とてもおいしかったです♪




マレ地区で有名なパン屋と
いろんな情報誌で見かけていて
サンジェルマンデプレでたまたま通りかかったので
立ち寄ってみました。
写真にもある丸いパン「ミッシュ」が有名らしいです。
天然酵母・こだわりの塩・薪の釜が特徴とのこと。
マルは大きすぎるので、とりあえず一切れとサブレ

パンの味はあまり覚えていないのですが
サブレがすごーく美味しかったのは覚えています♪


余談ですが
友人の旦那さん(ドイツ人)
日本のパンにはやはり納得できないらしく
黒パンを売っているパン屋を何軒もまわっているけれど
納得いくパンには出会えないようです。
ドイツ人にとってパンは、日本人のお米のような存在ですものね。
やはり本国での味を再現するのは難しいのですね~



この日は、部屋から見た夕焼け空に誘われて
夕方のお散歩です。(夕方といっても時間は21時半頃!?)
パリの街並みと夕焼け空はとても美しいです♪