つまみ細工花びらのテキストは、コマ送りで細かくポイントとその理由などを記載しています。
書いてある通り一度やってみて頂くと、見本に近いものが出来上がるようにかなり細かく書かれています。
講師のオリジナルの手法などもあるので、ほかの教室とは違うやり方のところもあるかと思います。

最初の頃は本当に初心者の方ばかりいらしていたのですが、最近は経験者の方の方が多いかも知れません。
もちろん、経験者と言っても、ほかの教室で何年も習っていましたという方から、書籍を見て1回だけ作ってみましたという方まで様々です。
そんな経験者の方には
「今までのやり方で慣れているから」
ということで、ご自身のやり方を貫く方もいらっしゃいます。
教室で直に指導しても「いや、慣れたやり方でやります」とおっしゃる方も稀にはいらっしゃいますが、やはり通信講座の受講生で多いのかなと思います。
慣れたやり方なら何も考えずにできるので、テキスト読まずにそのまま進めちゃう。
もしくは、ちょっとやってみたけど、成功する前に元のやり方に戻ってしまう。
どうしてわかるかというと、後で「我流のやり方で作りました」「ボンドしか作ったことがありません」などなど、ご自身でおっしゃることが多いです。
それ自体は特に悪いことでもないですし、何も教えなくても勝手に作ってくれるなら、私は講師としてこんなに楽なことはないです(笑)
ただ、それであれば、ご自身で用意した生地でデザインだけ真似て作るのと、得るものは変わらないかもしれません。
ね、だって、結局テキストに書いてあること、試してない、もしくはやってみたけどうまくいくまではやっていないんですよね。
(教室では少ないんですけどね。通信だとその姿勢にはどうしても差が出てしまいます)
もちろん、花びらのやり方は講師が色々試して、これが一番効率的で作りやすい失敗の少ないやり方だ、というものを載せていますが、ほかの先生のやり方の方がより最高に素晴らしい方法であるという可能性もあるわけです。
全ての作家さん、講師のやり方に精通しているわけではないので、きっと他の先生のやり方にはそのやり方の意義や意味があって、それぞれの先生方は最良と信じるやり方をプライドをもって教えてらっしゃると思います。
でもそのどちらがいいかを判断するには、一回は、書いてあることを理解して、習得してみないとだめです。
だって、そのやり方でやってもみないなら、その良さも分からないですよね。
なので、一度書いてある通りやってみて、うまくいかなかったら質問して理解してから、今までのやり方とどちらが良いかを検討して取捨選択するのがおすすめです。
結局元のやり方に戻ると選択されたなら、それはそれでご本人の判断です。
試しもせずに自分のやり方でやり通すなら、受講の意義が半減、いや9割方失われてしまいます。
それに初級で終わりにするつもりであればいいのですが、初級コース、中級コース、上級コースとコース設定をしているものは、積み重ねていくことでより深く学べるようになっています。
積み重なっていないと、「え、そんなことやったことない!できない!」と困ることが出てきてしまいます。
簡単なものから練習できるようになっていますので、ぜひコースで受講される場合には、「一つ一つ積み重ねる」ということを意識して作製して見て下さい。
「もう自分は上手なので我流でいいんだ」
「デザインだけ知ることができればいいんだ」
という場合には、お好きなやり方でやって頂いて構わないです。
ピンポイントで知りたいことだけ学びたい、という効率的な時間の使い方を選択されるのであればそれは自由だと思っています。
そういう方には、応用作品の単発受講がお勧めです!
お好きな作品だけを受講頂くことが可能ですし、アレンジしたりして頂いても大丈夫です!
また、そうおっしゃって頂けばこちらからもあまり細かい指導をせずに、その作品のポイントだけ端的にお伝えすることができます。
そういう受講の仕方も大歓迎ですので、「その細かい指導いらない!」と思ったら、ぜひそうおっしゃって下さいね。
ほんとに、何度も言うのですが、デザインだけ真似て手法を習得しないなら、生地だけ買った方がお値段的にもだいぶお得です!!!
もしコースでしっかり学ぼうと申し込まれたのであれば、テキスト代、デザイン料、資材を準備する人件費なども含まれた「受講料」をお支払い頂いているわけですから、より多くのものを得られるといいのではないかなと思います。
その作品ごとに何を学んでいただきたいか、というテーマがありますので、それをすっ飛ばすようなアレンジは困るのですが、きちんと学んでいただいたうえでのアレンジは特に問題ありません。
例えば、半玖珠のコサージュピンをかんざし用のおちりんにするとかはOKです。
■七五三に使いたいけど、認定も見据えてアレンジしたい
■成人式用にかんざしに仕立てたいけど、認定も欲しい
みたいな場合にはご相談下さい。
こういう形なら要項を網羅してるから大丈夫です、という案を提案します。
コロナのせいで教室受講が流れてしまって通信に切り替えた方もいらっしゃるので、フォローすべくFacebookの初級グループでは指導動画なども公開するようになりました。
通信の方には、ずいぶん便利になったねと喜んで頂けて、コロナ、いいこともあったなと笑。
テキストを読むのが苦手で教室受講にしたかったのに泣く泣く通信にしたという方もいらっしゃると思いますし、我流を貫きたいという姿勢も全然否定するつもりはありません。
ただ、もしどうしても分からなくて我流にするしかなかった!という方がいらっしゃいましたら、そのまま「もういいや」と進んでしまうのではなく是非質問して下さい。
メールでも、FB初級サポートグループからでも構いません。
せっかく受講されたのだから、ぜひ最大限学び取って、花びらのつまみ細工を有効活用して頂ければと思います。