こんばんは、守田矩子(もりたのりこ)です。
「感情」って得体の知れないものですよね。
(実は、ホルモンが作り出しているだけのものですが)
目には見えないけれど、
確実に、自分の中にありますよね。
実態はないけど、本当はあるのか、ないのか?
(実は、存在はするけど、実在はしない)
そんな、実在しないものに、
人は、囚われたり、振り回されたりしがちです。
私が占い師時代も、
自分の感情が分からなかったり、
感情の波が大きすぎて、
飲み込まれている相談者様を、沢山観てきました。
鑑定中に、「感情」をお尋ねしても、
「思考」でお答えになる方も多かったです。
例えば、職場でとても嫌な経験をされて、
「その時、どう感じましたか?」と私がお尋ねしても
・「私の対応が悪かったのかもしれません」
・「どう考えても、上司がおかしいと思います」
と言う感じで、「考えたこと」をお答えになるのですね。
「感じたこと」を尋ねているので、
・悲しかった
・腹が立った
という答えを待っていても、出てこないのです。
そんな時には、鑑定後の宿題として、
「感情ノート」を書いてもらっていました。
ノートの見開きの左のページに日付と「出来事」を書き、
右のページに「その時感じたこと」を書くのです。
「考えたこと」=思考 ではなく
「感じたこと」=感情 ですね。
ノートは、誰に見せる必要もないし、
必要がなくなれば処分すれば良いので、
どんな汚い感情が出てきても、
正直に書くのがポイントです。
これは、何をしているかというと、
感情の固体化です。
感情って、「液体」みたいなものなのです。
「固体」と違って、
「液体」は透明だと目に見えないし、
容れ物によって形は変わるし、
素手で掴むことも出来ないし、
捉えどころがありません。
「ノートに書く」という行為は、実は、
自分の身体と思考を使って、
液体を固体化する行為なのです。
ハッキリ見える形(個体)にすることで、
体内の感情は「気体」となります。
気体化するとどうなるか?
はお分かりですよね(^_-)-☆
感情は、液体のままだと、いつまで経っても、
自分の体内に留まったままになります。
すると、何年も、その感情を持ち続け、
ことあるごとに思い出しては反芻して、
同じ感情を味わい直したり。
それこそ、時間とエネルギーの浪費ですよね。
潜在意識の中に深く潜り込んで、
自分では全く気付かない感情や、
トラウマになってしまい、
思い出すとパニックになるような感情は、
プロのカウンセラーさんの力が必要かもしれません。
しかし、日常で感じる、
自分で意識できるレベルの感情は
ひとりで昇華することが出来ますので、
良かったら、試してみてください。
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