好きじゃない人に好意を向けられるのが不快だった理由

こんばんは、守田矩子（もりたのりこ）です。

私は、他者から好かれていても嫌われていても

あまり気になりません。

そもそも、他者の感情は相手のものなので、

こちらがコントロール出来るはずはありませんしね。

しかし、「好きじゃない人（嫌いな人）」に
好意を向けられるのが凄く苦手でした。
異性・同性関係なく、です。

好意だけなら問題ないのですが、
好意を行動に移されると、

「怖い」「気持ち悪い」と

いう感覚が沸き上がってきます。

たとえば、以前、占い師をしていた時代に、

鑑定したお客様や生徒様から、

高価なブランド物や現金が、
鑑定オフィスに送られてきたことがありました。

鑑定料金や講座料金など、
提供したサービスに対しては

きちんと対価を頂いていたので、
私としては、それ以外の金品を受け取るのは
何だか不快でした。

その「贈り物」に対して

・私を見て

・私を承認して

・私を好きになって

・私を特別扱いして

のような、相手の『執着』を感じて

すごく気持ちが悪くなったのです。

勝手な私の感覚かもしれませんが。。。

ですので、物品はすぐに送り返したり。
現金は送り返せなかったので、
そのまま他に寄付したりしました。

しかし、勝手なもので、

好きな人からプレゼントを頂いたりするのは、

とても嬉しいのですよね。

大阪自然栽培農学校を立ち上げた際には、
色々な方からご寄付を頂戴し、
農学校立ち上げの準備に使わせて頂きました。

その時は、すごく嬉しく有難かったので、
「モノやお金を頂くこと」自体に

嫌悪感や恐怖感がある訳ではありません。

つまり、
相手のことが好きなのかそうじゃないのか、
が私には重要なようでした。。。

なんで、

私はこんな感覚を持っているのか？

と自分の中をスキャンしていると、

小学校4年生の時の体験が

蘇ってきたのです。

小学4年くらいって、早熟な子が
クラスでエッチな話をしたりしますよね。

うちのクラスにも、その手の話ばかりする

とてもキモイ男子・Ｆ君が居ました。

Ｆ君は、見た目も爬虫類っぽくて

（個人的な感覚です、スミマセン）、
なんかクネクネしてて、私は苦手な子でした。

よりによって、そのＦ君が、

「私の事が好きだ」と、クラス中に

言いふらしたのですね( ;∀;)

小4ですから、そんな事が起きれば、
勝手にカップルだと認定されて、

クラスのみんなから、

「ひやかされる」という事態になりました。

もう、それが嫌で嫌で。。。

そんなことを言い出したＦ君には腹が立つし、

好きでもない（むしろ大嫌い）な男子と

カップル扱いされる状態が悲しいし。

それ以上に、F君自体が気持ち悪くて怖くて、
何かされるんじゃないかと、
毎日、学校に行くのが苦痛でした。

そんな気持ちを、私はクラスメートの誰にも

話すことが出来ず、

Ｆ君に「やめて」ということも出来ず、

ひたすら耐えました。

できるだけ、Ｆ君と関わりも持たないように

無視し続けることしか出来ませんでした。

その状態を、当時の私は

「とても恥ずかしいこと」のように感じて、

親に相談することも出来ませんでした。

とにかく、自分がそんな状態に陥っていることが

家でバレないように隠していました。

以前、ブログにも書きましたが、

小4の担任は最悪だったので、もちろん

相談などできません↓

「小学校４年の担任がクソだった件」

当時の私は、

「5年生になったらクラス替えがあるので、

それまでの我慢だ」と自分に言い聞かせて

ひたすら耐えました。

そして、5年生になって、Ｆ君とクラスが離れたため、

この苦痛から解放されました。

先日、このことを思い出して、
ダーリンに聞いてもらったのですね。

ダーリンから、「そんな話、初めて聞いたね」
と言われたのですが、そりゃそうです。
私自身が、すっかり忘れてしまっていて、
思い出すこともなかったからです。

しかし、当時の状態をハッキリ思い出すことが

出来たので、私の潜在意識の中には

しっかりと記憶されていたのだと分かりました。

Ｆ君に、「お前、何してくれとんねん！」と

怒りをぶつけておきましたww

そして、小学4年ののりちゃんに、

「怖かったね。気持ち悪かったね。
よくひとりで頑張ったね」と声をかけると、
小4ののりちゃんが泣きました。

謎が解けたと共に、握りしめていたものが

ひとつ手放せたかもしれません(#^^#)

この不快感や恐怖感を、
ずっとひとりで抱えてきたのですね、私。。。
置き去りにしてて、ごめんよ。

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