こんばんは、守田矩子(もりたのりこ)です。
私は、以前はタロット占い師、
現在は、自然栽培農学校を運営する農家です。
両方の経験により、
時々、色々なことを思いつきますので、
今日もシェアしたいと思います。
タロットカードを学んだことのある方は
よくご存知だと思いますが、
大アルカナと呼ばれるカードは22枚あります。
分かりやすいように、「マルセイユタロット」
を使って、大アルカナを分類すると、、、
前半の1~9番(魔術師から隠者まで)のカードは、
能動的なカードであり、
自分の力で世界をコントロール出来る状態にあります↓
折り返し地点の10番「運命の車輪」以降、
11~19番(力~太陽まで)までのカードは、
受動的なカードであり、
徐々に、自分のコントロールが効かなくなります↓
(残りの4枚は、この分類には含まれません)
つまり、「この世は自分の思い通り」という
赤ちゃんの時の「魔術的万能感」から始まり、
「世界は自分の思い通りにはならない」
という他者や状況を受け容れるまでの成長を
描いているのが大アルカナです。
自分の思い通りになるかならないかに
「良い/悪い」はありません。
コントロールが出来るか、出来ないか?
という区別のみです。
「自分の思い通りになることが
良いこと(正義)」であり、
思い通りではないことが
「良くないこと(悪)」
だと人生を捉えていると、幸せにはなれませんよ。
それ、タロット的には、子どもじみた人生観
ということになりますねww
この分類が、そのまま農業にも
当てはまるなぁと気づきました。
「野菜を人間の思い通りに作れる」
と思って取り組んでいるのが慣行栽培で、
「野菜は人間の思い通りにはならない」
と思っているのが
有機栽培であり、自然栽培なのかな~と
(あくまでも個人的な主観です)↓
「慣行栽培」では、
化学肥料・農薬・除草剤を使います。
これらを使うことによって、
野菜の大きさや生長速度や、
虫や雑草を、しっかりとコントロールできます。
人間の望み通り、
虫食いのない、美しく大きさの揃った野菜を
生産することが出来るのですね。
「有機栽培」では、
農薬や除草剤は使いませんが
有機肥料を使います。
草や虫はコントロールしないけれど、
野菜の大きさや生長は、
肥料によってコントロール出来るという訳ですね。
「自然栽培」は、
農薬・除草剤・化学肥料はもちろん、
有機肥料さえも使いません。
畝を立てたり、
排水のための溝を掘ったりはしますが、
極力、人間のコントロールを手放し、
野菜の育ちたいように見守るのが
「自然栽培」だなぁと感じます。
大阪自然栽培農学校のメンバーを見ていると、
・虫食いされたとか、
・獣に食べられたとか、
・大きく育たなかったとかで、
ガッカリしている人は
あまり居ないのですよね~。
タロットの視点で考えると、
能動と受動に「良い/悪い」がないように、
慣行栽培と自然栽培にも
「良い/悪い」はないはずです。
単に、コントロールするかしないか?
だけの違いだと気付いて、
やけにスッキリした私です(#^^#)
必要なのは、「良い/悪いのジャッジ」ではなく、
野菜を作る時、食べる時に、
どちらを選ぶかという「選択」だけですね。
大阪自然栽培農学校の畑では、
肥料も水も与えていませんが、
毎日、まだまだ沢山の美味しいトマトが
実ってくれています(#^^#)
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