こんばんは、守田矩子（もりたのりこ）です。
先日、少しですが、
自分たちで育てた枝豆を
収穫して食べてみました↓
産毛がいっぱい(#^^#)
もう、びっくりするくらい甘くて、
何とも言えない優しいお味で、
感動しました！
大阪自然栽培農学校でお借りしている土地は、
何年も耕作放棄地だった場所であり、
最初は、葛（クズ）のツルが
ビッシリと地中に張り巡らされている状態でした。
葛は、マメ科の植物なので、
空気中の窒素を、土中に固定してくれます。
ですので、窒素が充分ある土地には、
マメ科の植物は育ちません。
枝豆が大好きな私は、
お腹いっぱい枝豆が食べたくて、
大豆をたくさん撒いたのですが、
昨年は、全然、収穫できませんでした。
その後、色々な野菜を育ててきたせいかな。
土中の窒素分が減ったきたのか、
今年は、やっと、枝豆の実が膨らみました！
う、嬉しい(#^^#)
さて、今更ですが、
「今生で、私は農業をする予定など
なかったはずだよなぁ。。。」
と思いました。
そして、最初に出会えた農法が、
「自然栽培」で、本当に良かった！と
気づいたのです。
本当に運が良かったと痛感しています。
もし、最初に出会った農法が、
有機肥料を使う「有機栽培」だったとしたら。。。
農薬を使わないし、
動物の糞尿を循環させて肥料とするのだから、
きっと、地球にも人にも優しい農法だと信じて
野菜作りをしていたと思います。
有機肥料を使うと、野菜は甘くなりますしね。
例えば、有機栽培を信じて
何年も有機野菜を作り続けていたとして、
その後、肥料も農薬も使わない「自然栽培」を
知ってしまったとしたら。。。
今まで環境に良いと信じて使っていた有機肥料が、
亜酸化窒素となり、地球環境を汚染し、
硝酸態窒素となり、人体にも悪影響を与えると
知ってしまったとしたら。。。
リアルに想像しただけで、ショックで涙が溢れてきました。
そう考えると、私は、たまたま運が良かっただけで、
有機栽培や慣行栽培をされている人を
誰も責められないなぁと、気づきました。
今までは、何とか、肥料の弊害に気づいて、
自然栽培に切り替えてもらえないだろうか？
と考えたりしたこともあります。
肥料もバクチャーもＥＭ菌も、使用しなくても、
美味しく健康な野菜は育ちますから。
しかし、皆、自分を信じて
自分の信じる方法で、
野菜を作り続けているのですものね。
どれが良いとか悪いとかではなく、
自分の運の良さに改めて感謝しながら、
これからも、自然栽培を
続けていきたいと思います。
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