タロットカードが今も生き残っている理由

こんばんは、守田矩子（のり子）です。

昨日に引き続き、今朝も、あるお方から、

なるほど！と頷きまくった言葉を聴いたので、
シェアさせて頂きます。

それは、
「15世紀半ばに作られたタロットカードが、
400年以上経った今も、なぜ、使われ続けているのか？」
という理由です。

その方曰く、その理由とは、
『タロットカードは不親切』だから、
というものです。

なんですと？

はじめてタロットを見る人にとっては、
絵を見ただけでは、
カードが言わんとしていることは分かりません。

カードには、見慣れない象徴画が描かれているので、
タロットを見ただけでは、
それぞれのアイテムが何を意味しているのか、
すぐに理解出来ないからです。

だから、分からない絵に関しては、
「これは、どういう意味なんだろう？」と

別に調べないといけません。

「この手間こそが、
タロットカードを生き長らえさせている理由」
なのだと、その方はおっしゃいました。

な、なるほど～～～！
確かにそうかもしれません。

そして、タロットカードが
文字で詳しく説明されていないからこそ、
「これって、こういう意味なのかな？」
という個人の考察の余地を残しているのだと。

そのお方曰く、「言葉は蛇足」なのだそうです。

例えば、ゴッホの絵の下に、
「この絵はこういう風な意図で、こんな風に描かれました」
という設計図が文字で事細かく説明されていたら、
興ざめしてしまうでしょうと。

「その設計図は、自分で読み取らせて下さい！」
と見る方は思いますよねと。

世界で一番売れている「ウェイト-スミスタロット」だと、
・『皇帝』の座っている椅子は、なぜ、こういうデザインなんだろう？
・『隠者』の持っているランプの中の六芒星は、何を意味するんだろう？
・『節制』の背後に描かれた、太陽みたいな光る物体は、

なぜ、正円じゃなく、先端がとがって見えるんだろう？

などは、絵を眺めているだけでは分かりません。

作者であるウェイト博士の制作意図を調べないと
分からないのですよね。

で、調べてみて意図が分かると、
・そうだったのか～～～～！
・なるほど～～～！
と感動します。

感情と記憶は連動しているので、
感動した出来事は、なかなか忘れないですよ。

だからこそ、タロットを学ぶ時は、
頭だけを使って、

カードの意味やキーワードを懸命に覚えるよりも、
心や体感を動かした方が、記憶に定着しやすいです。

カードの解説で感動させてくれる師匠を見つけたら
タロットの理解と定着が早いかもしれませんね。
あくまで個人的な主観ですが(^_-)-☆

タロットカードには、
たくさんの伏線が貼られているし、
考察の余地を残しているから、
不朽の名作になっているんだ！

という、この方の言葉が、ものすごく腑に落ちました。

もしタロットカードが、誰にでも分かる
親切で簡単な絵柄だったら、
とっくに廃れていたかもしれませんね。

さてさて、こんなタロットカードから
インスパイアされて作られたカードゲーム『XENO（ゼノ）』が、
大ブレイクしそうな予感です。

XENO（通常版）

770円

Amazon

制作者は、中田敦彦さんです。

カードの絵柄自体が、すごく美しいのです♪

中田さんプロディースのアパレルショップ
『幸福洗脳』で、原画を見られますよ↓

XENOの絵柄は10種類↓

上の画像の左から、
①少年（革命）
②兵士（捜査）
③占師（透視）
④乙女（守護）
⑤死神（疫病）
⑥貴族（対決）
⑦賢者（選択）
⑧精霊（交換）
⑨皇帝（公開処刑）
⑩英雄（潜伏・転生）
です。

それぞれのカードに、色々な働きが
割り振られています。

中田さんとメンタリストDaiGoさんのXENO対戦動画が
めちゃめちゃ面白いので、一見の価値ありですよ↓