こんばんは、守田矩子（のり子）です。
先日のブログ記事「障がい者は、なぜ存在するのか？」
をFBに投稿したところ、
障がいをお持ちの方からコメントを頂きました。
とても大切な事を書いてくださっていたので、
ご本人の許可を得て、ブログに掲載させて頂きます。
以下、車椅子のTさん（男性）と、私とのやり取りです。
T:
守田さん、きついことを言います。
障害児が生まれる理由、あなたが生まれている理由と同じです。
障害児が特別だ、すごいんだ、と言う意識が
障害者をそしてその親も生きにくくしてると感じます。
私は人生の途中から障害者になりました。
また、看護師をしていて
重度心身障害児の病院でもはたらいていました。
彼らは普通の生意気なこどもでした。
親もよく面会に来る方もいらっしゃいますが、
一度も面会に来られない方も多いです。
守田：
率直なコメントありがとうございます。
ちっとも、きつくなどありません。
私は、「障がい児が凄いんだ。特別だ」
と書いたつもりはありません。
うちの身内にも、1級の重度障がい児がいますので、
おっしゃていることも、よく分かります。
現世側から見れば、
健常者も障がい者も何の違いもないと思います。
このお話は、あちらから見た世界の仕組みですから、
正しい・間違っているのジャッジは、
見て来た人しか出来ないと思います。
どちらを信じて生きても、
個人の精神の自由だと思い、発信していますので、
ご賛同して頂く必要も、否定して頂く必要もありません。
自分がどんな世界で生きるか？
の選択のみだと、私は思っています。
T：
守田 矩子 さん、失礼しました。
他の方の書き込みを拝見した意見なので、
ご気分を害されたならすいません。
守田：
全く気分を害していません！
逆に、率直で真摯なご発言、すごく嬉しかったです(*^^*)
私は、車イスで合宿に参加された、Tさんを尊敬しています。
Ｔ：
いえいえ障害者という立場を受け入れただけです、
言い換えれば人の目があまり気にならなくなっただけなんで、
そんな立派なものでも無いです。
守田：
それ(＝自分の置かれた立場）を受け入れる事が、
かなり高度な事なんです。
占い師をしていた10年間で、
自分を受け入れられない人達を、たっくさん見てきましたから！
T：
ありがとうございます。
そこまで言って頂いただけで、今生きていることに自信ができます。
コメントの転載、ここまで。
私、Tさんの勇気にすごく感動したのです。
Tさんは、中田敦彦さんのオンラインサロンメンバーさんであり、
先日の中田敦彦さんの合宿にも、
車椅子で参加されていました。
しかし、Tさんとは、お話をしたことがなかったのですね。
ブログに対する賛同コメントが続く中で、
障がい者の立場から苦言を呈するのは、
しかも、嫌味なくストレートに意見するのは、
とても勇気と智恵が必要だったんじゃないかと
思いました。
そして、めちゃめちゃ嬉しかったし感動しました。
私自身も、障がいのある身内を見ていて、
可哀想などとは思いませんし、
慰めの必要性なんて全く感じません。
障がい児が、凄くて特別だとも感じません。
コイツーーーーーー！
と思う時もあるし、それでも可愛いと感じます。
家族が皆、目の前の彼に対して、普通に、
淡々と出来ることをして接するだけなんですよね。
ただ、彼と同じチャレンジを、自分が出来るかと言うと
無理だわ。。。
敵わない。。。
と感じます。
そうそう、Tさんの
「障害者と言う立場を受け入れただけです」
という言葉に、私はグっときました。
『自分の置かれた立場を受け容れる』って
そう簡単な事じゃないって実感しているからです。
コメントの中にも書きましたが、
占い師時代、自分の立場を受け容れられないことで
人生を苦しくしている人を、沢山見て来たのです。
人生はとても不公平です。
・男に生まれるか、女に生まれるか
・どの国に生まれるか
・お金持ちに生まれるか
・美人に生まれるか
・賢く生まれるか
・優しく素敵な両親の元に生まれるか
によって、随分違う人生を歩むことになると思います。
しかし、自分に与えられた立場を受けれることで
自分の才能を世界に生かし、
自分らしい人生を確立していけると、
私は思っています。
でも、なかなかこれが出来ない人も多かったです。
私自身も、タロットと出逢う前は、全然、
自分の立場を受け入れられず、不平不満が多かったですし。
私の場合で言うと、
・父が失踪したこと
・祖母の虐待
・仕事が続かないこと
・なかなか結婚できなかったこと
・子どもを持たないこと
は、受け入れないとマイナスポイントですが、
その立場を受け入れてしまうと、
自分の人生の大きな武器となりました。
自分の立場を受け入れられないと、
・お金がないとか
・容姿がイマイチとか
・才能がないとか
・年齢がとか
・親が・・・
・旦那が・・・
・子どもが・・・
・上司が・・・
と『自分が幸せになれない理由』を並べるのですね。
障がいを持っている訳でもないのにね。
しかし、一旦、自分の立場を受け容れてみたら
世界に対する取り組みが、随分変わるように思います。
自分は車椅子だから、合宿に参加したら迷惑だろうとか、
ランニングに参加するなんて無理だろう、
とジャッジせずに、参加されたTさん、
ホンマに尊敬します。
さて、Tさんとのコメントやり取りのその後。
中田さんのサロンメンバーのYさん（女性）が
コメントに加わってくださいました↓
Yさん：
私もTさん凄いなーと、
ランにも参加されていて、
本当は合宿でTさんに話しかけたかったでした。
守田：
Y さん、同感です！
でも、Tさん、顔（表情ね）が怖くて話しかけづらいんだよなー（笑）
Yさん：
それでひるみました！
守田 ：
ですよね！
Tさん、もっと話したいので、ニコニコして欲しい（笑）
Yさん：
ニコニコしてくださいー❤️❤️❤️
Tさん：
うそ！？優しそうで評判なのに（泣）
守田 ：
T さん、内面はめっちゃ優しい人だと思います。
でも、表情が怖いのよ～～～！
てか、無表情だから。
誰でも、真顔は怖いよ(≧▽≦)..
だから、女性は話しかけにくいのよ～～～！！
とりあえず、今の３倍、笑っといてください！！！
Tさん：
守田 さん、分かりました！
表情筋のリハビリも頑張ります！
守田 ：
T さん、次回、チェックします！！（笑）
Tさん：
はい…
うふふ。
私は、このやりとりが、とても楽しかったんですよね。
私は、身内に障がい者が居るし、
元々、臨床検査技師として病院で働いていたので、
車椅子などを使っておられる方には
抵抗がありません。
しかし、怖いそうな人、不機嫌そうな人には
なかなか話しかけづらい（笑）
で、合宿中も、気になるつつ、
Tさんに話しかけられないでいました。
表情が怖くて話しかけづらいんだよな～。
でも、初対面の人に、顔の事を言うのも
失礼過ぎるよな。。。(^^;
と遠慮していました。
でも、変な遠慮をやめてみて
こうして本音で打ち解けられて、すごく嬉しかったです。
Tさんの勇気に感謝(#^^#)
こちらは、合宿の2日目。
温泉で日の出を見てから、6：45スタートの
『PROGRESS RUN（早朝ランニング）』後の1枚↓
え？
矩子が写ってないって？？
当たり前です。
早起きもランニングも、全く、得意ではありませんから（笑）
嫌いな授業はサボります(≧▽≦)
【お知らせ】：
12/14開催の『体と心と魂のお話会』は
昨夜のメルマガ配信後、すぐに満席となりました。
増席希望・キャンセル待ちのメールが、今も
絶え間なく届き、とてもありがたいのですが。。。
申し訳ありません。
今のところ、再募集する予定はございません。
またどこかで誰かが開催される折には
ブログ・、メルマガでお知らせしたいと思いますので、
ご了承ください。
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