祈りと行動（Pray ＆ Action）

こんばんは、守田矩子（のりこ）です。

一昨日の続きです↓
「花蓮のご紹介」

今回の花蓮訪問のメインイベントは、３月１１日に開催された
『台日共舞花蓮加油!! ~為花蓮震災募款慈善義演晩會花蓮場~』
への参加です。

このイベントの様子は、翌日に台湾現地の新聞でも紹介されました↓

このイベントのそもそもの始まりは、
JUN天人さんが、現地調査に向かったところからでした。

２月６日の台湾震災後に、単身台湾入りしたJUNさん。

調査後に、たった一人で、鎮魂と被災支援のための
復興イベントを立ち上げました。
と言っても、最初は、JUNさん一人で踊る予定だったのですが。。。

やがて、『台湾基督長老教会（タイワンキリスト・長老教会）』の方々と
ご縁が出来、その後、政府公認イベントとなりました。

そして、台湾震災だけではなく、
東日本大震災の慰霊と支援をも共にすべく、
イベント日程が、３月１１日となったのです。

被災地あるグランドゼロ（屋外）で、
ひとりで踊るだけだったはずのイベントが、
とても立派な会場を使わせて頂き、
日本からも多数のアーティストに参加頂き、
さらに、台湾現地の民族やアーティストとも
コラボする大きなイベントになったのです。

イベント会場となった、花蓮文化創意産業園區↓

３月１１日当日は、急な告知にも関わらず、
３００名を越える方々がご来場くださいました。

３時間を越えるイベントの様子が動画で見られます↓

このイベントは、
JUNさんの呼びかけで集まった日本のアーティストたちと、
台湾の方々が、交互にパフォーマンスする形でした。

ますは、台湾原住民のアミ族のリーダーの『声』から
イベントがスタート。

第一声を聴いただけで、私は衝撃を受けました。
魂が揺さぶられる感じがしました。
そして、どんどん、アミ族の皆さんの声が
重なって大きくなっていく様子が、圧巻でした。

聞いた事がないハーモニーなのに、
なんだか懐かしい感じもある不思議な旋律です。

・動画の３１：５５あたりから始まりますので、良かったら見てください。

・３３：１４～３７：２０までの、水野永子さんの即興舞
・１：３１：００～の馬場千代さんのソプラノとピアノも

見ているだけで、聴いているだけで、ぐわっと涙が溢れました。

それぞれのアーティストが、
バラバラにパフォーマンスしているように見えて、
最初から最後まで、一貫して、
「地球を大切にしよう」というメッセージが発せられているように
感じました。

・JUNさんの舞は、１：４８：２０　あたりからです。

山本公成先生の演奏と、JUNさんの傾舞（かぶくまい）がピッタリで、
鳥肌が立ち、涙が止まりません。

舞の途中で、JUNさん、本当に飛んで行ってしまうのでは？
と思える場面もあったほどです。

１枚の布を振っているだけですが、まるで、大きな翼のように
見えました↓

台湾原住民の方々の踊りも披露されたのですが、
皆さんのお顔や民族衣装を見ていると、
アジア人というより、ポリネシアンのようにも見えます。

環太平洋沿いの国々が、元々同じDNAで繋がっていることが
実感できました。

アーティストの方々は、ご自身の作品（踊り・演奏・絵。・書）で、
観光支援の私たちは、おにぎりを握って、
イベントに来てくださった方々から、被災地支援の義援金を募りました。

沢山の方が、募金してくださいました。
集まったお金は、台灣キリスト教長老教會に託してきました。

今回、ご一緒させて頂いた、
台湾キリスト教長老教会の方々の素晴らしいところは、
ただ祈るだけではなく、自ら支援活動をされているところです。

被災時に断水してしまった２００世帯の水道を治したのは、
この教会の牧師さんたちなのです。

『祈り』と『行動』の両方を実践されていることが
素晴らしいなと感動しました。

台湾被災地の支援は、今後も継続的に行っていきます。

街中の建物その他の設備はどんどん整備されていますが、
被災した人々の暮らしは、まだ元も戻ってはいないから。

現在、新たな支援ツアーを計画していますので、
良かったら、是非、ご一緒してください♪

是非、祈るだけではなく、行動を！

ツアーが決まり次第、メルマガとブログでお知らせ致します。

今夜、ふるさとの川西で講演された西野亮廣さんも、
花蓮を応援されています♪

『えんとつ町のプペル』に応援サインを頂いてきましたので、
次回、花蓮に持参したいと思います。