こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


先日の続きです↓
「人間の最大の罪-前編」



「食卓から“ありがとう”が広がる日」
という講演会の中で、三浦直樹先生が
さらっと口にされた言葉に、
私は衝撃を受けました。

その言葉とは、
「人間の最大の罪は、不機嫌
自分の顔は、人に見せるためにある。
自分のためじゃない。」
というものでした。

 

 

 

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(講演中の三浦先生)





ほんまやん!

私は、このシンプルな言葉に含まれた
意味の大きさに、深く共感しながら
三浦先生のお話を聴きました。



自分の居る空間の中に
不機嫌な人がひとり居ると、
その場の雰囲気全体が
ドヨンとしたものになりますよね。

そして、その不機嫌さは、
人に感染していきます。

不機嫌な態度で接して来られると、
こちらも不機嫌になってしまいがちですから。


不機嫌でいることで、免疫力が下がり
病気がなかなか治らないそうですよ。
これって、場の雰囲気を壊すだけでなく、
大きな罪です。


しかし、これ、家庭の中で
よく起こっているんじゃないでしょうか。

自分のパートナーが不機嫌だと、
家の中全体が、とても嫌な空気になりませんか?

“何だか機嫌が悪そうやな~”と思って、
「何、怒ってるん?」とパートナーに尋ねると、
「別に怒ってない!」と
キレ気味な答えが返ってきたり(-_-;)

何かを察して欲しくて
不機嫌な態度をとっているのでしょうが、
これは、『相手に自分の機嫌を取ってもらおう』
とする行為です。

私もダーリンにやってしまいがちなので、
気を付けないと。。。(^_^;)


ちなみに、ご主人をはじめ、家族に幸せになってもらうのは
とても簡単な事のようです。
奥さん、お母さんの機嫌が良いと、
それだけで、ご主人や子供たちは
幸せを感じるようですよ。



さて、不機嫌さが、お仕事の場で出ると更に大変です。


例えば、占い師の場合。

占いに来られるお客様の中に、
鑑定を始める前から
ちょっと怒っておられる方や、
不機嫌な方って、時々おられます。

そんな方々は、
こちらがどんなアドバイスをお伝えしても、
『出来ない理由』を並べて、
タロットに出た結果をすべて否定されます。

で、どんどん不機嫌になっていく。

その様子は、こちらとしても
気持ちの良いものではありません。


しかし、そこで占い師が不機嫌になっては、
仕事になりません。

相手の不機嫌さに巻き込まれることなく、
自分の機嫌は自分でとりつつ、
鑑定を進める必要があります。


ちなみに、私のタロットリーディング会では、
・真顔を笑顔に
・自分の機嫌は自分でとる
というのも課題の中に入っています。

不機嫌な占い師に占ってもらいたい方って
いらっしゃらないと思いますので、
これは、プロの占い師として
必要なスキルだと思います。

ですから、カードを勉強中の段階から、
身に着けられるよう、日々練習して頂いています。





しかし、意識的に、わざと不機嫌でいる方って、
実は少ないと思います。
多くは、自分では不機嫌なつもりはなくて、
無意識に『不機嫌さ』を表現していのだと思います。


鑑定を通して感じるのは、
潜在意識の中に、
『未完了の怒り』を封印している方は、
いつも『不機嫌さ』という表現で、
身体にサインが出しているようだということ。

そのサインとは、
眉間にシワが寄っていたり、
口角が下がっていたり、
口がとんがっていたり、です。



占い師として豊かになるためには、
『未完了の怒り』に関して
以下のふたつがとても大切だと感じてます。

ひとつは内面の問題です。
自分の中の『未完了の怒り』を
カウンセリング等を受ける事で完了させておくこと。

もうひとつは外面の問題。
態度や表情で不機嫌さを表現しないこと。

つまり、
・真顔を笑顔に
・自分の機嫌は自分でとる
です。


占い師に限らず、自営業なら
どんなお仕事でもそうかもしれませんね。


「人間の最大の罪-後編」へつづく。






 

 

 

 

 

 

 

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