こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

一昨日の続きです↓
「被害者として生きる(2)」

 

 

 

先週、私が体験した出来事には、
二通りの捉え方があります。

① お店のミスでアルコールを飲まされ、
体調が悪くなった。
のだとしたら、私は『被害者』です。

② 自分の判断ミスでアルコールを摂取してしまい、
体調が悪くなった。
のなら、私はこの一件の『責任者』です。


私は、この『被害者』『責任者』、
どちらの立場を選択することも可能です。


 

 

そして、「アルコールを飲んで体調不良」
という状況・出来事が
なにひとつ変わらないとしても、
私がどちらの立場を選ぶかによって、
『自分以外の“何か”のせいで不幸になった』
のか、
『これから自分を変える事で、次は何とか出来るようになる』
のか、が決まります。

 

 

そして、その選択の先には、
『不幸なままでいる』か、『幸せに向かっていく』のか
という大きな分かれ道が待っていると感じています。

『被害者』のままでは、
悩みや問題から抜け出せませんので、
なかなか幸せに向かう事は出来ません。



この、『被害者』『責任者』という考え方は、
サイコセラピストの
棚田克彦(たなだかつひこ)先生
から教えて頂いたものです。

過去、周りに腹の立つことばかりが起こり、
人を批判し、常に不平不満の多かった私が、
こうした考え方に触れるようになったのは、
まず、タロットと出会った事で
自分の世界観が変わった事が一番大きな要因です。

更に、その後、棚田先生の
ビリーフチェンジセラピーを受けた事によって、
私が『責任者』でいられる瞬間が増えてきたと
感じ始めています。






さて、占いに来られるお客様の中には、
自分では気づかすに、『被害者』として
生きておられる方が結構いらっしゃいます。

もちろん、自ら『被害者』になっている
という自覚はありません。


『被害者』として生きている方は、
“自分は被害を受けている”
“損をしている”と信じているために、
必然的に、不満や悩みが多く、
いつも自分以外の「何か」や「誰か」を責めています。

ですから、『被害者』として生きている
お客様のお話の主語は
常に、『私』以外の『何か』です。


私が困っています。」ではなく、

夫が、
姑が、
子供が、
親が、
上司が
学校が、
会社が、
お金が、

という主語から、話が始まるのです。

 

 

「○○が」という主語を、「○○のせいで」と
置き換えると、『被害者』であるお客様の
話の意図がよく理解できます。

 

 

こういったお客様は、
誰かのせいので、何かのせいで、
私は不幸なのです、
と訴えかけているのです。

 


「被害者として生きる(最終回)」へつづく。

 

 


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