こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

昨日の続きです↓
「強迫性障害(6)」


エステ当日。

足のマッサージから始まり、デコルテ、首、背中
そしてお顔全体のマッサージが終わって、
いよいよ石膏パックが始まりました。

ひんやりした柔らかい石膏が
顔に乗せられ始めた時。。。






心拍数が上がりました。

え?

え???
あ、あかん!
やっぱり、怖いやん!!!


その間にも、顔は、
どんどん石膏で覆われていきます。

(イメージ画像)





うわぁ~、ヤバイ。。。
ビリーフチェンジセラピーの効果は
無かったんかい!
棚田先生の嘘つき~(ToT)/!!!


石膏が固まり始めたら
途中で取ることは出来ないので、
パックを止めてもらうなら、今しかありません。


ど、ど、ど、どうしよう\(◎o◎)/
「パックを止めて下さい」って言おうか、
我慢しようか。。。
あわわわわ。
何でセラピーの効果がないねん!!!


もう完全にパニックです。




そこで、私はハっと気が付きました。

今までの私は、ここで
“「怖い」と思ったらあかん。
たかがパックで死ぬはずないし、
途中で止めたら負けや。
何か楽しい事を想像してみよう。”
などと考えて、
「怖くない!」と自分に言い聞かせてきたのです。

それでは、『恐怖のエネルギー』は
解放されないままです。


今回は、『怖い』を、思う存分
感じきってみようと、私は思い立ちました。


怖い、怖い、怖い、怖い、
怖い、怖いよ~(>_<)




すると、不思議な事に、
少し心に余裕が出てきました。

そこで、棚田先生のセッションを思い出して、
手足をゆっくり動かしてみました。

顔は石膏で覆われているので、
動かすことは出来ませんが、
手足を拘束されている訳ではありません。

今までは、身体全体が固まっていたため、
全く気が付かなかったのですが
手も足も、自由に動かす事が出来ます。
指を曲げたり、足首を前後したり。

すると、急激に、気持ちが落ち着いてきました。

呼吸が浅くなっている事も分かったので、
今度は、深く息を吸って吐いてを
数回繰り返してみました。




あれ?

怖くない???

怖くない!!!


なんと。
心拍数は元に戻り、
どうしていいかわからない焦燥感は消えていました。

そして、固まってきた石膏の重みと暖かさが、
心地よく感じ始めたのです。


や、やった~ヽ(^o^)丿

「強迫性障害(最終回)」へ、つづく。



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