こんばんは、タロット占い師・守田のり子です。

お待たせしました、一昨日の続きです↓
「怒り(9)」

『否定』に弱かったダーリンが、
どうして、否定的な感情を受容できるように
なったのでしょうか?


OSHO禅タロット・受容性




ダーリンが、その理由を教えてくれました。

“結婚して、2人で一緒に過ごす中で、
のり子が、常に僕を肯定してくれたからだと思う”と
ダーリンは言いました。

そういえば、私達はいつも、
お互いを、肯定し合うようにしています。

ケンカする時には、お互いに、
“自分の方が正しい
”と思い込んでいますが、
それでも、相手の言い分は聞き、
“自分と違う意見がある”という事は、
認め合うようにしています。

日々の生活の中で、
“これから先もずっと一緒に居たい

と感じた時は、
口に出してその事を伝えています。

そして、夜寝る前、
「今日もありがとう」と
お互いに言い合っています。

ちなみに、「好き」という言葉は、
一日何回も言いますし、言われています。


夫婦にとって、毎日一緒に居る事も、
ずっと一緒に居たいと感じる事も
当たり前のことかもしれません。
でも、『当たり前』は『有り難い』こと。

これは、以前のブログにも書きました↓
「当たり前?(1)」
「当たり前?(2)」
「当たり前?(3)」
「当たり前?(4)」
「当たり前?(5)」
「当たり前?(6)」
「当たり前(最終回)」



当たり前だと感じてしまう事に対しても、
「ありがとう」をきちんと伝えるのは、
相手を肯定することに繋がりますから、
とても大事だと思います。

その証拠に、肯定されると、
ダーリンはとても嬉しそうなんです。

そうやって、毎日少しづつ、
ポジティブストロークや『肯定』の感情を
与え合うことで、
ダーリンの中の自己肯定感は、
知らない間に高まっていたようです。

そして、少し位の否定では、
落ち込まなくなっていたのですね。
おそらく、私も同じなのだと思います。


さて、今回の一件で、私は、
自分が『何に対して』怒りを感じるのかを、
少し理解し始めました。
元を辿れば、子供の頃の不公平感です。
でも、完全に向き合えたかと言えば、
まだまだです。

このままだと、またいつか、
激しい怒りを感じる出来事が起こるはずです。

ただ、その怒りを抑えたり、排除しようとする前に、
まずは、『自分は怒りを感じているのだ』と
自覚することが大切なのだと分かりました。


自分の中に『怒りの元』=丸太があるのに、
“私を怒らせた相手が悪い”
“その相手を何とかしなければ”
と考えているうちは、同じ事を繰り返すだけでしょう。

それは、相手の目の中の『おがくず』を
取り除こうとする行為だから↓
「人の事が気になる。。。番外編」



怒りを感じた時。
それは、自分の目の中の丸太に気づく
チャンスかもしれません。

これから、もう少し深く、自分の怒りについて
向き合っていきますね。
何が気付きがあれば、
またこの場でシェアしたいと思います。

長らくこのシリーズにお付き合い頂いて
ありがとうございました。


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