こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


一昨日の続きです↓
「乳がん手術体験紀(1)」


手術前日、規定の入院時間を、
大幅に遅らせてもらった私は、
お昼までに仕事を済ませ、

夕方に、クリニックに滑り込みました。

主治医の言ったとおり、手術前日には、
結構色々な検査がありました。


それらの検査に加え、私は、
一度受けた超音波検査を、
もう一度受けないといけませんでした。

普通は、CTで、腫瘍の部位を
特定してから手術するのですが、
造影剤にアレルギーのある私は、
CT検査を受けられなかったのです。


はっきり場所が分からない状態で、
手術を受けるのは不安でした。

なので、「少々のアレルギーなら
発作が出ても構わないから、CT検査をして下さい」
と、私は主治医にお願いしました。


驚いた事に、主治医からの返答は、
「ダメです!」
でした。

でも、それにはちゃんと理由がありました。

「手術のリスクより、
アレルギーのリスクの方が高いのです。
喘息のある方は、アレルギーで
命を落とす危険もあるんです」
と言われたのです。

ひょえ~~~~~(≧▽≦)



なので、もう一度超音波検査をして、
“どこからどれだけ切るか”を、
油性マジックで、右胸に印を付けられました。

腫瘍の大きさは、約35ミリ。


念のために、周囲の組織を1センチくらいずつ、
大きめに切り取ると言う事でした。

つまり、右胸から、だいたい5センチ角の
立方体をくり抜く感じです。


胸が豊かな人にとっては、5センチ角って
あまり大したことのない大きさかもしれませんが、
もともと胸が小さい私にとっては、
“随分持っていかれる”感がありました(一一")


主治医は、「周りの贅肉をそこへ寄せてきて縫合し、
できるだけ元の形に近くなるようにしますから」
と説明して下さいましたが、やはり不安はありました。

右胸が、ずいぶん小さくなるんやろうなぁと
覚悟するしかありませんでした。。。




そして、明日の手術は5名の予定で、
私はラストの5番目だと、と伝えられました。

えええ~、一番最後(T_T)

これもまた嫌やなぁ。
でも、きっと、明日手術を受ける中では、
私が一番軽症なのでしょう。


でも、よくよく考えてみて、
更に不安になってきました。。。

手術当日は、朝から絶食です。
そして、私の手術開始が18時、終了は19時30分。
更に、術後6時間は絶食だし、水も飲めません。

つまり、朝から絶食した状態で手術を受け、
次に食べ物を口にできるのは、
夜中の2時頃だという事です。


これは、けっこうキツイな~と思いました。


手術そのものより、
“丸1日ご飯が食べられない”という事態が、
私を更に不安にしました。

「私、お腹がすくのを我慢出来るやろか。。。」




「乳がん手術体験記(3)」続く。


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