こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。
以前、当ブログで、
「ガンを宣告された時」というシリーズを書きました↓
「ガンを宣告された時(1)」
「ガンを宣告された時(2)」
「ガンを宣告された時(3)」
「ガンを宣告された時(4)」
「ガンを宣告された時(5)」
「ガンを宣告された時(6)」
「ガンを宣告された時(7)」
「ガンを宣告された時(8)」
「ガンを宣告された時(9)」
「ガンを宣告された時(10)」
「ガンを宣告された時・(最終回)」
初めての検診で、乳ガンが見つかり、
その後、様々な検査を重ねて、
手術を“決意する”ところまでの話でした。
今日からは、
手術を決意し、入院の段取りを決めて、
手術し、退院するまでの話を
書きたいと思います。
私にとって人生初の入院は、
面白い体験がいっぱいでした。
手術を面白がっては不謹慎ですが、
初めての体験が満載で、
刺激的な数日間だったのです。
少しでも、今、ガンと闘っている方、
これから手術に向かわれる方の
参考や助けになれば、嬉しいと思います。
様々な検査を重ねながら、
乳房の腫瘍を切除するかどうか迷い、考え、
そして手術すると意を決した私。
「ここで手術する事に決めました。
よろしくお願いします。」
と、主治医に伝えました。
そこで、その主治医から、
手術に関しての注意や、
入院についての説明を受けました。
オペ前日から入院し、入院期間は約1週間になるとのこと。
さて、困りました。。。
当時、仕事の予定が詰まっていたので、
私は、1週間という長期の休みを、
急に取る事は出来なかったのです。
その時、7月の初旬だったのですが、
「半年先の12月か来年1月頃ではどうでしょう?」と
私が主治医に聞いたら、
「冗談でしょ?」というような反応(≧▽≦)
「このまま、腫瘍がどんどん大きくなってしまっては困るので、
出来るだけ早く切除しましょう」
と説得されました。
そりゃ、そうですよね。。。
仕方なく、なんとか仕事の都合をつけて、
9月に手術する事に決めました。
私は、ダーリンと自分の母親以外、
誰にも乳がんのことは、話していませんでした。
当時の私にとって、「病気=悪」でしたから、
自分の弱みを、誰にも見せたくなかったのです。
私には、占いのお客様や、
フラワーアレンジ教室の生徒さんに
“事情を話して仕事を休む”
という選択肢がありませんでした。
ですので、9月まで、かなり予定を詰めて
仕事をこなしていきました。
それでも、仕事がいっぱで、手術の前日にも、
しなければいけない要件が、残ってしまいました。
「入院するのは、手術当日ではダメですか?」
と主治医に聞きましたが、即却下!
「術前検査や準備があるから、
前日には入院するように」と言われてしました。
病院の規定では、オペ前日のお昼までに、
入院手続きを済ませなければならないのですが。。。
どうしても間に合いそうにない私は、
規定の時間を大幅に遅らせてもらって、
お昼までに仕事を済ませ、
オペ前日の夕方ギリギリの時間に、病院に滑り込みました。
「乳がん手術体験記(2)」へ、続く。