こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。
昨日の続きです↓
「ガンを宣告された時(8)」
細い針を胸に刺し、
細胞を取って調べる〈穿刺吸引細胞診〉では、
ガンかどうか、確定診断が出来なかったと告げられた私。
もう、ムカ~ッ!でした。
だから、最初から、〈マンモトーム生検〉でって
お願いしたのに。。。
マンモトーム生検って何?
という方はコチラをお読みくださいね↓
「ガンを宣告された時(6)」
も~う(一一")
いつになったら、ハッキリするねん!
この時期、私のイライラは、マックスでした。
胸の腫瘍が、良性なのか、悪性なのか、
白黒ハッキリしない状態で、
日々を過ごすのは、とても不安で苦痛でした。
あぁ、早く、診断が確定して欲しい。
それによって、これから自分がどう生きるのか、
決断していかねばならないのです。
当時の私は、
フラワーデザインと占いの両方の仕事を、
目一杯していたため、
休日というものが、殆どありませんでした。
悪性なら、手術も必要でしょう。
だったら、休みをとらねばなりません。
その後、抗がん剤や放射線治療が必要なら、
通院のため、長期に渡り、
仕事の調整もしないといけなくなります。
今まで通りの仕事のやり方が、出来なくなるかも。。。
それも、私を不安にさせる要因でした。
出来るだけ早い日にちで、
マンモトーム生検の予約を取りました。
予約時、この検査について説明を受けた際、
心身共に、そして、金銭的にも、
かなり負担のかかる検査だという事が分かりました。
「検査の後に仕事は出来ますか?」
と質問すると、
「たぶん無理だろうから、その日は休みを取って来るように」
と言われました。
え?仕事も出来ないのか。。。
更に、
「人によっては、かなりしんどいので、
帰りは、誰かに付き添ってもらった方が良い。
出来れば、満員電車などには乗らないように」
とさえ言われたのです。
ありゃ?
そんなに大変な検査なんや。。。
それで、ドクターは、検査を渋っていたのですね。
私はダーリンにお願いして、帰りに迎えに来て
もらう事にしました。
検査後、来てもらって本当に良かったと思いました。
検査に対してちょっとビビッた私ですが、
実際の検査は、予想をはるかに上回っていました。
正直、この一連のガンの件で、
最終的な手術まで含めて、ここが一番痛かったです。
検査当日、それなりの覚悟で臨んだ私でしたが、
胸に麻酔をかけているにも関わらず、
とにかく痛かった。
超音波を見ながら、太い針を腫瘍に突き刺し、
機械で組織を吸い出すのです。
検査の最中、私が思ったこと。
それは、
な、なんで麻酔をかけているのに、こんなに痛いんや(@_@)
ドクターやナース達は、検査中も常に声をかけて下さり、
「大丈夫ですか?」
と聞いてくれました。
普段は弱音を吐かない私ですが、
この時ばかりは、我慢出来ませんでした。
「大丈夫じゃないです~!
痛すぎるから、麻酔を追加して下さい!!」
とドクターにお願いしました。
でも、
「もうちょっとで終わるから~、頑張って」
と言われ、そこから更に、胸の中を注射器で
グリグリされたのです。
ホンマに涙が出るほど痛かった。
私は、ひたすら、早く終わってくれることを
祈りながら我慢しました。
さて、その検査の結果は。。。
「ガンを宣告された時(10)」へ、続く。