こんにちは。

フラワーフォトセラピストの内藤由貴子です。

雨で始まる一週間ですね

 

さて、2年前に投稿した記事ですし、

母の日も終わったのですが、もう一度

お読みいただければ嬉しい内容です。

 

たまたま自宅で韓国映画、
「82年生まれ、キム・ジヨン」を見て、
母の日の意味を思いました。


この原作をお読みになった方も
いらっしゃると思いますが、
私も読んでいました。
 

韓国で100万部を超える
ベストセラーになった小説です。


そして、台湾でもベストセラー、

日本だけでなく
ベトナム、英国、イタリア、フランス、
スペインなど16か国で翻訳出版が決定し、

この本は「もはや一つの〈事件〉だ!」

と本の帯に書かれています。


この一つの小説が、
社会現象を起こしたと書いてあります。



この小説のテーマは、
一言で言えば、


「女性差別、蔑視」とも言えますが、


「女性が結婚し
 家事や育児をすることの
世界共通の社会的な価値観」


かも、と思いました。



こんなに多国で翻訳される背景には

国は違えど、

「あ…、あるある、それ私にも」

という自分の体験と重なるようなことが
あまりにもたくさんあって

共感を呼んだのでしょう。


たとえば、ジヨンは、公園のベンチで
子どもを乗せたベビーカーを脇に止め、
ゆっくりコーヒーを飲もうとすると

あくせくしながら通りかかった会社員が

「オレも旦那の稼ぎでゆっくりと
コーヒーを飲みたいよ。」

とこれ見よがしに言うので、

自分が責められているように感じたジヨンは
結局、いたたまれずその場を立ち去るなど…

最初の方のシーンでありました。



興味深かったのは

ママ友たちのおしゃべりで

「○○ちゃんママは…」

と呼び合っていること。



私は以前、受けた相談で

「結婚したら、○○さんの奥さん、
○○ちゃんのママ、
と言われるようになって

自分の名前で呼ばれることが無くなりました…

私は何者なんでしょう?
それがわかって本来の自分に戻りたい。」

と言う切実なお悩みを聞いたことがあります。


彼女は、自分のアイデンティティが
失われたことに気づき、

自分が存在する意味を
探してあちこちをさまよっていました。



そのママ友たちのおしゃべりシーンでは、

自分の名前を呼び合わないことへの疑問は、

出てきませんでしたが、

みんな疑問にも思わないのは
フツーになり過ぎていることなのかもしれません。



でもそうした積み重ねがじわじわと
ジヨンのこころを壊していきます。


ジヨンのお正月の姑への気遣いも
痛々しく、

夫も、ジヨンの精神的な負担になるので
行くのをやめようと申し出るくらいでしたが、

「姑に何を言われるか、わからない」

とあえて出かけるのですが…



夫の家で、
実家に帰って来た夫の妹に姑が、

「嫁ぎ先で気をつかっているんだから
ゆっくりしなさい」

 

と言うのを聞いて、


ジヨンは、突然

「お母さん、娘さんを実家でのんびり
させてあげたいように、
ジヨンを実家に帰してあげて下さい」


と突然、ジヨンの母が乗り移ったように
しゃべり始めるのです。


みんなジヨンがおかしくなったと
凍りつきましたが、

本人はその間の記憶がなく、
自分の精神状態に気づいていません。



そしてジヨンは別人が乗り移ったような
言動をたびたびするようになります。


そのことに本人が気づいていないので

夫のデヒョンは、本人に告げることも
できず、少し前から精神科に相談に
行くのですが…



壊れていく自分に気づいていないので、
病院に相談に行きません。


そのうち彼女は、独立した先輩を頼って
再就職をしようとしたときは、

自分を取り戻したかのように見えたのですが…。



子どもの預け先が見つからず、

夫が育休を取ろうとすれば、姑に
「息子の将来を台無しにするのか」、

と叱られ反対され、また自分を見失います。


これは日本でも「あるある」でしょうね。



やがて病気を受け容れ、
精神科医にも相談できるようになり、

後は、ジヨンが再生していくストーリーです。


自分を取り戻した彼女の未来が
見えると同時に

感情移入をして見ている女性にも
希望が与えられるラストでした。



この作品が、これだけ売れたのは、

このテーマが、女性なら世界中で
体験していることだからでは?



一方で、ささいなことのように見えても

女性の心にどれだけ積み重なって
むしばむ可能性があるのかを

教えてくれます。


今回、この映画について書いたのは


自分でない自分を生きているのに
気づかないまま、


「そんなものだ」、

「社会がそう言っているから従うべきだ」、

 

「私たちの世代ってそうでしたよね」

と刷り込まれて

疑問に思わなくなっている人が
とても多いことを

セッション等を通して日ごろから感じて
いるからです。


いつの間にか、

「家族の幸せが自分の幸せ」になって

私が「あなた自身の幸せは?」

と問いかけても、

「でも自分の幸せって…
 やっぱり家族が幸せで…」

と言う人に多く会いました。



それを否定はしませんが、


でも、本当の自分の望みが
心の奥に抑え込まれ、


先にあげた相談者と異なり、

○○さんのお母さんや奥さんと
呼ばれることに慣れ過ぎて、

ちゃんと名前で呼びかけてもらえる場が
減ってしまって、


自分がしたいことをすると

「罪悪感を感じる人」に

なってはいないでしょうか?

 

でも、
本当は、母の日の年1回の感謝だけではなく、

全国のお母さんが

一人の女性として、
個の人間として尊重されて理解されて

常に感謝されたらいいのになぁ、
と思いました。

*母である人が一人の女性としてもっと理解される


夫や少し大きくなった子供たちが
女性としてお母さんはどう生きたいか、

ちゃんと理解できる機会があると
いいですね!

 

 

本当に理解された時、愛が伝わります。

それほど素晴らしい贈り物はないのでは?

 


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