ことだま研究家・山下宏司先生の言葉を
思い出しました。
「みんな『幸せになりたい』って言うけど、
本当は大人になっている時点で、
すでに幸せなんです」
考えてみたら、確かにそう。
赤ちゃんは、誰かの愛情がないと
3日と生きていられないのですから。
さらに、山下先生は言っていました。
「人間て、やってもらったことはすぐに忘れ、
やってもらえなかったことを
いつまでも覚えているもの」
たとえ、記憶になくても、
「大人になる」ということは
愛された証拠なのです。
出典:『心にズドン!と響く運命の言葉』(ひすいこたろう、三笠書房、pp.173-175)