愛された証拠 | 読書セラピー(幸せのページ)

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木に吹いた風が緑色になるように
花に吹いた風が芳香を運ぶように
風に言葉を託して届けます。

ことだま研究家・山下宏司先生の言葉を
思い出しました。

「みんな『幸せになりたい』って言うけど、
本当は大人になっている時点で、
すでに幸せなんです」

考えてみたら、確かにそう。
赤ちゃんは、誰かの愛情がないと
3日と生きていられないのですから。

さらに、山下先生は言っていました。

「人間て、やってもらったことはすぐに忘れ、
やってもらえなかったことを
いつまでも覚えているもの」

たとえ、記憶になくても、
「大人になる」ということは
愛された証拠なのです。

出典:『心にズドン!と響く運命の言葉』(ひすいこたろう、三笠書房、pp.173-175)


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