※本当の力(1)から始まります。
「私なんか、価値がない」
と思っていた頃の青木さんは、
八つ当たりや愚痴の聞き役など、
他人からごみ箱扱いされても、
我慢しました。
ところが、我慢すればするほど不幸に。
この現実を痛いほど体験したので、
今まで築いた人間関係、
お金、仕事、家、モノを手放しました。
すべてを失ってでも
手に入れる価値のあるもの、
それは、自分の自由意思。
“私という車の運転席に誰も座らせない。
行き先も行くスピードも自分で決める。”
こう決めるとー
家を飛び出した一週間後、
気持ちの通い合う、
今のご主人と出逢います。
また、Aさんが立ち上げた、
会社の派遣社員になり、
借金もほどなく返済。
“自分を取り戻すと、
奇跡はあっさり起きる。
何も要らないと思ったとき、
すべてが手に入る。
一度何かを失うと、
今ある幸せが何百倍にも感じられる”
青木さんは、この世の仕組みを実感しました。
つづく
出典:『メンターのチカラ』(青木理子サンクチュアリ出版、pp.70-72)