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人生、どん詰まりの状態だった25歳の私は

たまたま手に取った雑誌の特集が目に留まります。

 

いま、特集の記憶は曖昧なんですが、

「カウンセリング」だったのかな。

それよりもそこに掲載されていた

「フェミニストカウンセラー養成講座」の小さな記事に目がいきました。

 

高校1年の保健体育の期末試験で、

少年犯罪加害者の手記を読んで、

その加害者の成育歴から犯罪に至るまでの

心の中を分析する、というのがありました。

 

試験ながら、解いててものすごく面白かったです。

 

その時から心理学に魅かれてはいました。

養成講座では女性心理とカウンセリング技法を学ぶ、

と書いてあり、ここで心理学が学べる。

そうしたら少しは自分自身のことが分かるかも、

このどん詰まりも解消されるかもしれない、と思いました。

 

カウンセラーになるつもりはなかったです。

なにより私は勉強がしたかった。

フェミニストという名称は聞いたことがありますが、

こちらもまったく興味なかったです。

ただ、「2億円の差」で書いたように、

容姿で人生得していく女性たちを見ていたこともあり、

興味はないけど抵抗も無かった。

 

週1回、1年間。たしか夜の7時から9時だったかな、

仕事終わりに無理なく通うことができます。

雑誌記事には生徒募集中とあります。

 

私は飛びつきました。

 

これが人生の分岐点となります。