禁煙の方法には、「根性」以外にどんな方法があると思いますか?
1.病院で健康保険を使って「禁煙外来」を受診する
2.薬局で禁煙補助剤を買って禁煙する
3.禁煙支援サイトや通信教育を利用して禁煙する
4.禁煙に関する本を買って禁煙する
<禁煙外来>
ニコチンをまったく含まない飲み薬と、ニコチンパッチのどちらかを選んで治療します。
*両方を同時に併用してはいけません。
病院では、専門家が正しい情報を提供し、ひとりひとりの現状に合ったアドバイスをしてくれます。
小さな変化も見逃さず、一緒に成果を喜んでくれます。
<飲み薬=ニコチン受容体部分作動薬:バレニクリン>
商品名:チャンピックス
バレニクリンは、ニコチンと同様に脳に働いて「ドーパミンを分泌」させます。
そのため、「ニコチンの離脱症状(禁断症状)」や「タバコへの切望感」を軽減します。
同時に、喫煙から得られる「満足感」を小さくする作用があり、「遮断薬」としても働きます。
タバコを吸わなくても、吸ったのと同じような状態でいられるわけです。
そして、ついタバコを吸ってしまったとしても、期待したほどタバコを美味しいと感じなくなります。
喫煙による爽快感や満足感がが薄れるのです。
服用中は、車の運転をしないように気をつけなければなりません。
<ニコチンパッチ>
ニコチンパッチには、純粋なニコチンしか含まれていません。
タバコのように数百種類もの有害物質が含まれていないのです。
基本的には午前中にパッチを貼り、24時間ニコチンの血中濃度を一定に保ちます。
(16時間用のパッチもあるようです)
夜、うなされたり不眠になる場合は、就寝前にパッチを外したりニコチン量の少ないパッチを使用します。
ニコチンパッチを使用中の喫煙は、絶対にしてはいけません。
ニコチンの過剰摂取になり、とても危険です。
医師の処方箋が必要なものと、薬局で個人で購入するものとがあります。
病院で処方された方が圧倒的に安くて安全です。
含有ニコチン量が少ないため、ニコチン摂取量が多いヘビースモーカーには、あまり効果的を発揮できない場合があります。
心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが増大するため、そのような病気になった直後は注意が必要です。
ニコチンが皮膚からゆっくりと吸収されること、タバコのように依存性を高める添加物が入っていないこと、喫煙に類似する行動を伴わないことから、ニコチンパッチそのものに対する依存性はほとんどないといわれています。
皮膚の弱い方、かぶれやすい方、汗かきの方には注意が必要です。
貼付部位の皮膚反応が50%にのぼるため、毎日貼る場所を変えて対処します。
異常を感じた場合は、我慢せずに貼る場所を変えることも大事です。
<ニコチンガム>
ニコチンパッチに比べて吸収が早いのが特徴です。(速効型)
ガムを切る、2個連続して使用する、噛み方を調整するなどの方法で、ニコチンの吸収量を調整しやすくなっています。
ニコチン依存度が高い人の場合は、2mgよりも4mgの方が、禁煙効果が高くなります。
普通のガムとは食べ方が全く違います。
30分ほどニコチンガムを噛まずに口に入れたままでいます。
必要に応じて時々ガムを噛んで、ニコチンを放出させます。
全く噛まなかったとしても、15~30分間口の中に含んでいるだけで、ガムのニコチンの約50%が放出されます。
ガムを使い始めてから数週間~数ヶ月経つと、1日に噛むガムの量が徐々に少なくなり、最終的にはまったく必要なくなります。
からだをニコチンの減量に慣れさせ、再喫煙をしなくなるまでには、十分な期間続けなければなりません。
ニコチンパッチとガムを併用した方が、どちらか片方だけを使うよりも禁煙効果が高いといわれていますが、積極的に併用するシステムにはなっていないようです。
<その他>
日本ではまだ販売されていませんが、トローチ、舌下錠、口内吸入器、点鼻スプレーなどが外国では開発されています。
いずれもニコチンの置換療法です。
ガムを噛むという行為を好まない人の選択肢が増えているわけです。
肺以外の部位で、ニコチンを吸収します。
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