潜在意識と身体の中
潜在意識と無意識の領域の話。
ご存知の方も多いと思います。
このような、氷山の図は有名ですね
一般的には
人の見えているところ(顕在意識)が数%
見えていない(潜在意識)ところはをほとんどを占めている。
と言います。
これは意識世界の話ですが
この図を見ると
人の身体も同じだなぁと思うのです。
表面的に見えているところは
肌とか、目、声、髪、動き方、クセなど
他人や自分から見て知ることができること。
見えないところは
各臓器、血脈、内分泌、脳、感情など。
自分でも、コントロールできない領域
中医学や漢方は
この「見えないところ」を知る
ことによって、発展していった医学です。
まず、望診などで
見えているところの変化を観察することで
見えていないところの変化や病変を知り
治療したり予防したりしてきました。
また
よく例えられるのが「樹」
みえていない部分
地下の根っこの土台部分が
しっかりしていることで
地上部が生き生きと育ちます。
その土壌の質も大事です。
わたしたちは
「若く見られたい」「綺麗に見られたい」と
化粧品や服装など
表面的、外側ばかり整えることや
一時的に良くなること、早く治すこと、
を求めることが多いです。
でも
本質は、見えている表面的な一部分ではなく
膨大な部分をしめている
見えないところから整えていく。
見えないところをキレイにしていく
土台を整えていく。
ここがとても大事なことなんだと
気付かされるのが
中医学や漢方の知恵です。
見えないところ、土台から
キレイに整えていく。
エイジングケアには
実はとても大事なテーマです。
見えないところ、土台の
整え方を
次回からも、書いていこうと思います。