【富山旅】江戸時代から続く薬の歴史 | アラフィフ世代の美養生習慣を作る体質改善セラピスト・京都・オンライン

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今夜は「中秋の名月」

空も澄んでいそうで

キレイなお月様がみれそうですね。

 

 

 


体質改善で
ココロもカラダも心地良く

食のことや養生の暮らし方をご提案

漢方養生サロンflow 宮垣よしえです
お越しくださり、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

もう先週のことになりますが

友人と富山へ一泊旅行へ行きました。

 

 

 

友人とは漢方女子友なので、

目的は、そっち系(^^)

 

 

 

 

富山といえば

「越中富山の薬売り」が有名です

 

 

江戸時代から300年以上続く「売薬」の産地なんですね。

 

 

 

富山が売薬の産地となったきっかけというのが

 

 

元禄3年(1960年)、

江戸城に参内していた

富山藩二台目藩主、前田正甫公が持参していた

富山の妙薬「反魂丹」を

腹痛を起こした大名に飲ませたところ、

その効き目に驚いた大名たちが、自国でも売って欲しいと言ったことから

富山の薬が全国に広まったそう。

 

 

その後は、薬の

薬草、栽培、製造、売薬商人育成など

和漢薬の文化がいまだ受け継がれています。

 

 

 

 

今回の旅の目的のひとつ
そんな「富山の薬」の歴史を学べる施設に伺いましたよ!

 

すごく興味深くて、とても面白かったです。

 

 

 

 

 

1日目

まず富山駅から、レトロな路面電車に乗り

 

 

最初に訪れたのは

池田屋安兵衛商店さん

 

 

 

 

 

店内には

和漢薬や

薬の歴史の展示物など

 

 

 

かわいいレトロなパッケージには

めちゃくちゃワクワク✨✨

 

 

 

そして

練薬から、丸薬にするのに効率化された伝統的な製法の体験!

生薬のいい香りが広がっていました。

 

 

 

父から頼まれた「反魂丹」を購入

父は、反魂丹を
名前の由来から
「死にそうになった時に飲むから」と言っていたのですが・・

胃腸薬なのです。。


昔は胃腸の病でも死に至ることもあったので
そうだったのかもしれませんが・・

 

 

 

 

 

 

 

そして

こちらの2階にある

健康膳・薬都でランチをしました。

 

 

 

 

秋の薬膳をいただきました!

 

秋の旬の素材で気血を補う

どれもすごく手が混んでいて、とても美味しかったですよ!

 

食べたあと身体がすごくポカポカになりました!

 

 

 

 

 

そして、再び路面電車に乗って

次に向かったのは

 

薬種商の館 金岡邸

 

 

こちらもまた

歴史ある建物です。

 

国内でも稀な薬業資料の館として

貴重な資料が残されています。

 

 

金岡邸は

江戸末期から薬種問屋を営われていました。

 

 

こちらでは

豊富な資料がたくさん残されており

売薬の歴史や製造を見て学ぶことができます。

 

 

 

中に入ると

圧巻の百味箪笥!

人形の番頭さんが出迎えてくださいます

(びっくりしたケド💦)

 

 

 

 

余談ですが

案内してくださった職員の方々が

いい人すぎでした(笑

 

 

店先の奥へ案内していただき

 

目をひいたのが

麝香鹿の剥製

 

中国より寄贈されたものですが

国内でもとても珍しいものだそうです。

 

麝香鹿のお腹にある香袋が、お香や貴重な薬の原料となり珍重されています。

(現在は国際取引が禁止されています)

 

 

 

薬(和漢生薬)の原料の展示や

 

 

薬作りの道具

 

 

売薬の歴史

 

特に富山の薬売りの特徴のひとつ

配置薬という形で「先用後利」といい

使った分だけ、後で代金をいただくというシステム。

 

 

また、全国のお得意さんへは

お土産を必ず持っていったそうです。

 
 
子供達には紙風船や玩具を、
特に地方では、京都や大阪など都会の様子を描いた版画絵が喜ばれたそうです。
 
 
 

薬を通じて、いのちや健康をを守る役割だけでなく
全国の人々との交流の場になっていたのですね、

 

 

地域や人との繋がりや信用を大切にしてきた。

という商いの歴史があると聞きました。

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

薬研体験もしてきましたよ!

 

 

薬研というのは

薬の材料を細かく、すり潰す工程で使うもので

医療系の歴史ドラマでよく見かけるやつです。

 

 

 

意外と力がいるので、体重をかけてすり潰します。

 

 

この材料を使いました

 

 

 

 

金岡邸は、建物としても

贅沢に造られていて、邸内を見るだけでも興味深いです。

 

 

 

最後に

店頭の百味箪笥の前で

法被を借りて記念撮影!

  ⇧

晴れ女の友人のおかげで、雨天予想だったにもかかわらず
雨にも合わず過ごせて感謝です、ありがとう。

 

 
 
初日だけでも薬の歴史を知ることが出来て
とても貴重で興味深い学びと体験をしてきました。

 

 

 

 

 

 

 

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