【こよみの養生】大寒頃によく足がつる方への予防策

こんにちは！

ココロもカラダも心地良い養生の暮らし方
漢方養生サロンflow　のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。

 

昨日は冬の土用入りをしましたが


明日の暦は

二十四節気の最後の「大寒」になります。

 

陰が極まって、一年で一番寒いという季節でもあり

また陽が徐々に増えてくる時期でもあります。

七十二候では「款冬華（ふきのはなさく）」

蕗の薹の花が咲き出す時期

一番寒い時期でもあり、

実は、春の始まりを告げています。

ふきとのう

どんなに寒く、沈んでいても

必ず春（陽）は訪れてくる

そんなことを感じる季節の移り変わりとなりました。

とはいえまだまだ寒いです

寒気には十分備えてくださいね！

さて、この時期になると

お客様の中でも

「最近よく足がつるんです」とおっしゃる方も・・

冬になると足がつる、夜中に腓返り（こむらがえり）になる

というのはよく聞きます。

冷えて血行が悪くなって筋肉を滋養できなくて、固まってしまいます。

（漢方では冷え＝固まるとも考えられています）

ミネラルバランスや
水分不足ということも考えられますが。。


 

養生法としては、温めてあげる

足湯はトップにおすすめです！

しかし足湯、めんどーやなぁ（笑

というお声も聞こえますが

それなら固まらないように動かしてあげるのがいいと思います。

 

寝るまえにお布団の中でいいので
足首をくるくるしたり、
かかとをうーんと突き出す感じで、

ふくらはぎのとこ伸ばして、緩めて、を繰り返すとか。

こむら返りのツボを刺激をするのも効果的

ふくらはぎの筋肉の一番膨らんだところにある「承筋」

少し下のふくらはぎの筋肉がアキレス腱に変わる境目の凹んだところにある「承山」

そこのあたりを気持ちいい程度に

親指でゆっくりグーっと息を吐きながら３秒ほど押して、ゆっくり息を吸って３秒離して、を数回繰り返すのもいいですよ。

 

筋肉の血行を良くしてあげて、

こむら返りの予防をしてくださいね。

そして、こむら返りの原因と良く言われるミネラル不足であれば

「昆布水」がおすすめ！

ミネラル不足だけでなくても「補腎」としても昆布などの海藻類は冬に摂るといい食材です。

昆布水の作り方は

昆布に切り目入れて

水にひたしておくだけ

一晩ほど浸けておくと、ええお出汁が出ています。

もちろん吸い物で使ってもいいし

普通に飲み物として毎朝お白湯がわりに飲んでも美味しいです！

冬はとにかく

冷え＝固まる

に用心してくださいね

お風呂にゆっくり浸かる。

足湯をする

首、手首足首、腰を冷やさない。

温かいものを口にする。

激しくなくていいので体を動かす。

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