kyottides的 喜怒哀楽 -17ページ目

kyottides的 喜怒哀楽

一年余りにわたって 開店休業状態 でしたが、そろそろ、また、あれやこれやと綴ってみようかなと思い始めています。よろしくお願いします。

 珍しく語気を荒げた野党議員の追及にひきつったのは厚生労働省の大臣に就任した小宮山洋子氏でした。
 結果的に彼女を狙い撃ちしたような質問となったのは共産党の市田書記局長による参議院・予算委員会質問です。

 質問の要旨は、3・11大地震の被災地での医療体制の問題でした。
 地震から半年余りが過ぎ、緊急派遣の医療機関も引き揚げ始め、地元の医療体制の再建が急がれる段階に差し掛かっていること
 小泉内閣以来の行革や社会保障制度の見直し政策のもとで、ただでさえ公立病院が減らされているうえに被災3県の医師の数は全国平均の3分の2にも満たない水準に減らされていること
 こうした背景のもとで、
 被災した医療機関のうち、一部損壊の施設は業務再開ができるだけの補助金が出ているのに対し、沿岸地域を中心とした全壊の施設は一切再建されておらず、業務再開のための基準が厳しすぎること
 中には県立病院でも入院・手術のできない診療所としてしか再開が認可されていないケースもあって、入院させれば助かるはずの患者も泣く泣く帰宅させる事態が相次いでいること
 さらにまた、公立の医療機関は補助対象となっているのに対して個人の開業医のほとんどが十分な補助を得られず廃業を迫られたり巨額借金の個人負担での再建を強いられていること

 こうした問題の質問に対して市田書記局長が珍しく語気を荒げたのは小宮山大臣の答弁のいい加減さに対して「あらかじめ質問通告をしていたテーマであり、十分に時間をかけて答弁が準備できたはずだ」と、キレたのでした。

 国土交通省に対して、地震で全壊した橋の再建について質問しながら、
 「同じ全壊でも、橋は再建の場所を少しずらすとか以前よりも頑丈な橋にするとか、無条件に即時に援助金・補助金が下りて、しかも厳格に原状回復を求めるのではなく柔軟な対処によって、すぐに建設に取り掛かることができている。これに対して、全壊した総合病院がなぜ同じように再建できないのか」と追及したわけです。

 この理由には、地元自治体による総合(復興)計画がまとまってからでないと病院建設も認められないこと、医療体制についての政策的基準に適合しなければならないこと、などの制約があることを答弁していましたが、その答弁自体が、大臣席の後ろに控えていた厚労省職員の「説明」のオウム返しであったことから、「そこの白いカッターシャツの人に耳打ちしてもらうのではなくて、大臣自身で答えるように」と注文をつけられるありさまでした。

 橋の建設であれば、現に国交省の答弁のように、補助金も援助金も柔軟に運用されている。それに対して全壊病院の再建の認可基準は厳しすぎる。柔軟に運用せよ。
 という要求に、小宮山大臣は、とうとう、いろいろな制約を乗り越えて柔軟に運用すると答弁するに至り、予算委員会の野党席全体から大きな拍手が起こりました。これは、市田議員の質問およびこれに基づく要求に対して内閣がこれまでの対応を改めることを明言することとなったものでした。
 「白いカッターシャツの人」に耳打ちされて、はっと気付いた小宮山大臣は慌てて、前言をひるがえし、「質問終わります。もう、答弁はいりません」という市田議員を無視して「ただし、あくまでも総合政策の範囲内での対処であることを申し上げておきます」と発言したために、予算委員会が騒然としました。
 これにはさすがに、予算委員会の石井委員長も呆れて、「この問題は予算委員会の理事会預かりとして、政府の見解を明確にするように、市田議員の要求のように、できるだけ、現地の人々のためになる回答を得るように、理事会で協議します」と委員長決済をすることとなりました。
 市田書記局長にしてみれば、事前通告の質問に対する答弁のあまりのいい加減さにハラワタが煮えくりかえる思いがしたのだと思います。スマイルが看板の小宮山大臣に対して容赦ない追及となりました。
 彼女がこれほどにヤリ玉に上がるとは、たぶん、誰も想像していなかっただろうと思うし、その追及ぶりには、自民党なども含めて喝さいが上がったのだと思います。

 就任一週間余りで辞職させられた大臣ではないけれど、今の民主党の大臣諸君は、少々、軽薄というか「お山の大将」になって浮かれている部分があるように思えてなりません。小宮山大臣も今日の追及でさぞかし青ざめたことだろうと思います。
 市田議員ではないけれど、「冗談じゃありませんよ。(大臣になって浮かれてる暇があったら)一日でも早く被災現地に足を運んでごらんなさいよっ。医療がどんなに悲惨な状態に放置されているか、その目で確かめてもらいたいっ」と思いました。
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 野田内閣にとって初の予算委員会は、立ち上がりからボロボロ・ズタズタのみっともない姿をさらけ出しています。
 防衛大臣・一川とか財務大臣・安住などのシロウトぶりが非難されたかと思えば、国家公安委員会・消費者庁担当の山岡が自らの選挙違反に関わる告発を検察が受理して捜査が始まっていたり、マルチ商法業者との癒着ぶりを追及されて、警察のトップとか消費者問題に最もふさわしくない人物であることで、総理大臣の任命責任が問題となりました。
 それに、福島の原発問題では放射能の内部被ばくを予防するための安定ヨウ素剤を服用する指示が出なかったことが問題とされ、この問題での「担当大臣」が誰なのかはっきりしないというウロタエぶりを露わにしてしまいました。
 野田は野田で自民党の何人もの議員から「保守政治家として」と、自民党と同類であることを白状するよう誘い水をかけられ、とくに集団的自衛権や武器輸出の容認、海外での自衛隊の武器使用の緩和をはじめとする憲法「改正」(私に言わせれば「改悪」です)論者であることや民主党マニュフェストの一部否認の持論を白状するよう、しきりに突っ込まれ、立場上言えないことを発言させられそうになってシドロモドロとなっていました。

 もともと、国粋主義的な保守政治家から社会民主主義的な社会主義者くずれまで、政治理念も政治目標も異なる者たちの野合で成り立っているのが民主党という政党ですから、その執行部も政権を握った今の内閣も内紛が絶えないのが当たり前だし、政治路線の矛盾を突っ込まれると継ぎはぎだらけのごまかしのボロがすぐにはがれるのは、この党の宿命でしょう。

 そんな中で、今回3人目の民主党総理大臣になった野田は、自らの組閣の前に自民、公明や財界幹部に頭を下げに行ったのをはじめ、メディアは「低姿勢」として報じていました。しかし、こういう報道姿勢自体が事柄の本質を覆い隠すものです。
 自らの党内の結束を固めるよりも先に自・公にあいさつ回りしたことは、自らの党内よりも自・公のご機嫌伺いを優先させたことであって、どっちを向いて政治を進めて行こうというのか、歴然としています。財界詣でに走ったのも、同じ理屈です。党内の協力を得るよりも先にそうした面々の協力を仰ぎたいのですから、民主党のメンバーも侮られたものです。

 さて、その野田が今狙っているのが自・公との事前協議です。
 国会審議よりも先に、民・自・公の三党だけで話を進めてしまいたい、というわけです。
 国会運営を円滑に進めたいという動機のようですが、ここに、民主主義に対する重大な冒涜があります。
 この三党の共通点である「保守」というくくりで言えば、野田が目指しているのは保守独裁です。少数政党を含めた国会審議をないがしろにするものにほかなりません。国会を形骸化しようという野田の下心こそ警戒すべき問題です。
 今のところ、自・公ともに、野田のこの誘いには乗らないそぶりを見せていますが、水面下ではどう気脈を通じているか分かりません。というよりも、その水面下の動きこそが問題なのであって、かつての自民vs社会の対決のふりをした「馴れ合い政治」と同じように、現代の「馴れ合い政治」が始まろうとしていると見るべきでしょう。

 この保守党同士の馴れ合いは、結局は、財界の利益を優先させ、国民生活には我慢と切り捨てを強要することになりますから、当然、生活上の要求との矛盾はひどくなることになります。それだけに、保守政治が行き詰まるのも時間の問題だということになります。現にこの5年間は、そういう行き詰まりの積み重ねだったのですから。
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 パソコンでも携帯電話でも迷惑メールには辟易します。
 パソコンの場合はそれでも読まずに削除済フォルダーに振り分ける方法は何通りかあります。
 厄介なのが携帯メールで、着信拒否とか自動削除の方法が限られていて、イラつきます。

 特定のアドレスのメールだけを受信するようにすればいいのでしょうが、それでは仕事にならないため、基本的には迷惑メールの拒否の設定だけにしています。
 ひどいメールが急に増えたのは8月からのこと。
 ほとんど全部が出会い系をほのめかすもので、たまに、「当選おめでとうございます」という引っ掛けもあります。
 ひどいのは24時間で100通にものぼろうかというメールでドメイン名の一部を変えて送りつけてくるスパムです。

 こんなたぐいのメールなど受け取ったことがなく、ドメイン名を着信拒否リストに登録してもあっという間に登録限度数に達してしまうため、携帯ショップに相談に行きました。
 その結果、
abc@123.xyz.jp
abc@456.xyz.jp
abc@789.xyz.jp
・・・
というのをいちいちドメイン丸ごと拒否登録するのではなく、
xyz.jp
だけを拒否登録すれば足りることを初めて知りました。
 ということは、ドメイン名の共通部分だけを登録すればいいのかと、その後の似たようなメールで試してみたところ、
xyz
だけでもうまく拒否できるようです。

 さて、問題はその次の質問でした。
 「ねえ、パケット通信だから、これって、受信側にも料金発生するの?」
 「はい」
 「だけど、それじゃあ、お宅の会社がこういう迷惑な業者を泳がせてることにならない?」
 「ええ、そのように受け取られることが少なくありません」
 「冗談じゃないよ。なんとかならないの? 先月も今月も合計すれば何百通にもなるんだよ? こんな迷惑メールの着信だけで、いつの間にか何千円にもなっちゃうじゃないか」
 「いや、それくらいでしたら、何百円かの程度だと思いますが」
 「ふざけたこと言うんじゃない。その程度にしたってなんでオレが払わなきゃならないんだよ」
 「い、いえ。おそらく、無料サービスの特典の範囲で収まるんじゃないか、と。ですから、実際には料金は発生しないんじゃないかと思うんですけど・・・」
 「まったくもう。着信側に料金が発生しないように、なんとかしてくれよっ」
 「は、・・・はい。クレームとして承っておきます」


 そのうち、この携帯メールは使われなくなるだろうなと思いました。たぶん、タブレット型のモバイル端末が普及するのに伴って、パケット通信は利用されなくなるだろう、と。
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 朝晩がだいぶ冷えるようになってきました。風邪をひいている人も多いようですので、みなさん、お大事なさい(群馬に住むようになって初めて聞いた表現なのですが、群馬の医療関係ではかなり古くから、この言い方が定着しているそうです)。
 秋らしくなってくると、スペインのギターが似合うのではないかと選んでみました。
 ナルシソ・イエペスの「禁じられた遊び」は、ギターを習い始めた最初に誰もが練習する曲ですね。「アルハンブラの思い出」や「アンダルーサ」までたどり着ける人は少ないと思いますが・・・。

Narciso Yepes (Romance Anonimo)


Narciso Yepes - Concierto de Aranjuez (2)
Concierto de Aranjuez (1)Concierto de Aranjuez (3)


Narciso Yepes - Recuerdos de la Alhambra


Andrés Segovia
Granados Spanish Dance No.5 Andaluza


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★税制調査会
 民主党の税制調査会では、3・11大震災の復興財源を協議している中で、早速内紛が始まっているが、その議論の内容は、国民を小馬鹿にしたものだとしか言いようがない。そもそも、民主党は自民・公明をはじめとした保守政党の一員であって、他の保守政党とも大差のない政治路線を取っているのであるから、出てくるアイデアと言えば、財界に対しては卑屈に・一般国民に対しては高飛車に、という国民蔑視の貧困なものでしかない。
 財源として確保しようというのが法人税・所得税・消費税の増税だというのだが、また、メディアもそのように報じているのだが、このうち、実際の値上げ検討の対象になっているのは所得税と消費税だけである。法人税については「5%の値下げを取りやめる」というだけのことであって、増税などはじめから考えていないのが事実である。それも、経団連が「向こう3年はやむを得ない」と表明したからこそ、「値下げの取りやめ」を口にしているだけなのだ。
 では、日本の法人税は、いったいどうなっているのか、Wikipediaでの説明が分かりやすい。
 ⇒ 法人税

 日本の法人税が高いというのは財界の言い分だが、その実態は、1984年の43%以降、税率は下がり続け、1999年以降は30%と戦後最低水準の税率に固定されたままであるばかりでなく、「しかし、日本の法人税は大企業を中心として優遇税制を敷いており、ソニーの12.9%を筆頭に、実際の負担率が極めて低い状況である」と指摘されているのである。
 このように、日本の財界とその意を受けた日本のメディアは、口をそろえて、国民に対してウソをつき通しているうえに、民主党はこういう財界の言い分を鵜呑みにしているのであるから、同罪である。
 税金の値上げを検討するのであれば、法人税の税率と大企業優遇税制こそ、洗い直すべきだろう。実際、法人があげた利益=法人所得に関わる税金なのであるから、70%の法人が赤字にあえいでいるさなか、30%の黒字企業、つまりは、優遇税制の恩恵にあずかっている不公正な競争環境で利益を叩きだしている大企業こそが「国難」に際して国民のために利益の一部を吐き出すのは当然の義務と言えるだろう。
 民主党も、財界も、国民を小馬鹿にするのもいい加減にしろと言いたい。

 しかも、法人税値下げの取りやめというのは、事実として値下げされたのであれば、元に戻すことによって増税という見せかけができるかもしれないが、法人税減税は、いまだ実施されたわけではなく単に「税と社会保障制度の一体改革」なる議論の中で浮上していただけの話であって、もともと実行していなかったことを取りやめたからと言って何も変革することにはならないのである。
 法人税「減税取りやめ」とは、話をごまかすのもいい加減にしろ、という露骨なウソなのである。この点では日本のメディアが揃ってしらばっくれて民主党の議論をそのまま垂れ流すことでウソに加担していることを見逃すわけにはいかない。
民主国家・日本の世論は、このような情報操作のもとで形成されていくのだ。

★国連での野田演説
 国連総会での日本の総理大臣の演説に唖然とした日本国民も少なくないだろう。
 日本は福島原発の教訓として「世界で最も安全な原発基準による最も安全な教訓を世界に発信していく」らしい。
 つまり、「原発に依存しなくてもすむ国づくり」とかいった前総理の記者会見が、やっぱり、無意味だったことをさらけ出し、同じ政党から選出された人間なのかと耳を疑う演説が平然と行われたのだ。
 ウソが常道の日本のメディアは演説には定評があるともてはやすことで国民に幻想を植え付けようとしているが、演説の抑揚で聴く者をごまかすことができるほど、国民は阿呆ではない。あんな男の小手先のあんな演説で人の心が動くと思ったら大間違いだ。
 野田クン! 人を小馬鹿にするのもいい加減にしろよ。
 それよりも聞き捨てならないのは、「原発からの放射性物質の放出量は、ピーク時の400万分の1にまで減少させることができた」と発言していることだ。つまり、今も新たな放出は続いていること、また、最大時にはその400万倍もの放射性物質が放出された事実があること、この2点について、誰がどのように責任を負うのか。国民には具体的な事実も示さず、情報の欠乏のもとで先の見えない避難生活などを強いられているのに、何が「(原発事故は)着実に終息しつつある」と言えるのか。
 事故対応に過ちを重ねたこと、情報開示をためらったことで被害を拡大させたこと(避難地域や方角の過ち、安定ヨウ素剤の服用指示がなかった過ち、畜産肥料や農産物管理の過ち等々)など、問題はあとから次々と表面化している。野田が言う「終息」とは原子炉の冷却のことだけであって、それ以外のことは何も眼中にないことを浮き彫りにしているのだ。つまり、東電の立場を代弁しているだけのことである。
 ソーリ! 人を小馬鹿にするのもいい加減にしろよ。
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 東京で6万人、名古屋で2万人、長崎で600人など、各地で「9・19」集会・デモが行なわれたということで、それなりのニュースになりました。
 主催者は、なぜか、一般には、報道されませんでした。大江健三郎とか一部の有名人の名前が呼びかけ人として紹介されただけでした。何故でしょう。ここに日本のメディアの姿勢が表れているのと、主催者の下心も透かして見ることができます。
 断定的なことを言うと反発も招くかもしれませんが、
 大江健三郎については、60年代・70年代のベトナム反戦の頃にも、「売名的な行為にばかり走るヤツ」として軽蔑されていたことを覚えています。
 さて、ところで、今回の主催者の連絡先は原水爆禁止国民会議です。彼らは、核兵器反対闘争の過程で米ソの部分核停条約の際にソ連を支持すべきだと言いだして、ソ連追随派として原水爆禁止日本協議会から脱落し、分派を形成した旧・社会党系の組織で、反核運動に分裂を持ち込んだ張本人です。
 つまり、わたしに言わせれば、名前さえ売れればいい無節操な集団だと思っています。
 社会党とかその流れを汲む諸君は、いつの時代にも、センセーショナルでありさえすればいいという無節操な運動を繰り返してきました。そのなれの果てが、さまざまに分裂した社民党とか社会党右派(今の仙谷由人などのグループ)、社会市民連合(TBSのキャスターだった田英夫や今の管直人が組織したグループ)など、「騒ぐこと」だけを目的にしたような諸君です。
 わたしは、はっきり言って、こんな連中の運動は好きではありません。一時的に問題提起をしたようでいて運動の発展とともに最後は火消しに回るようなへっぴり腰の連中なのですから。なぜ火消しに回るかと言えば、本格的な政治変革に向かいそうな勢いになると急に弱腰になるからです。国会内での与野党の駆け引きに利用するだけのことしか考えていないから、本格的な「内閣打倒運動」に発展する度に火消し役に回ってきたのでした。
 だから、大江健三郎のような人間が晴れがましく登壇するような集会は、マユツバとかうさんくさいとか、そんなふうに思うわけです。

 でも、6万人もの人たちが集まったでしょう?
 と、言いたい人もいると思いますが、それはそれで、善意の人々が集結したからだと思っています。だから、タチが悪いのです。そういう人々を結集しておいて、最後は、運動を裏切るのが目に見えているのですから。
 まあ、こういう話が本当かどうかは、原水禁(=原水爆禁止国民会議)の今後の運動方針をウォッチしておけばいずれわかるでしょう。どうせ、“ひよる”(=日和る=軟弱になって腰砕けになる)に決まっていますから。
 実際、原水禁が旗揚げした「反核千人委員会」とかいう運動だって、いっときはマスコミにもてはやされたものの、いつの間にか雲散霧消してしまっで忘れ去られてしまっているほどですから。「千人」だの「1000万人」だのと名前の付いた運動は、例によって、あぁまた、あの日和見集団の無責任な一発屋かぁと思ってしまいます。

 警察発表の数字
 ところで、この日の集会・デモについて、警察は例のごとく過少に人数発表をしました。主催者発表は6万人でしたが、警察調べでは2万7千人という数字でした。
 この種の集まりでは、主催者は過大に、警察は過少に、人数を発表するのが常となっています。多くの場合、警察発表の2倍が大体の実数だろう、というふうに思っています。なので、今回の集まりは5万4千人、主催者発表の1割減くらいではないでしょうか。
 しかし、もっと極端な例は、共産党や全労連が関係する運動については、警察発表は主催者発表の3分の1くらいの数字にへこませます。また、メディアは、5万人10万人規模の集会・デモでも、ほとんどまったく報道することはありません。
 自由と民主主義を看板にしている国だといいながら、実態は、いつも、偏向しているわけです。
 江戸時代以来の支配権力の論理である「知らしむべからず・依らしむべし」という、ウソをついたり事実を隠したりしながら維持されるのが日本の治安だとすれば、そのポロがはがれた時の国民の怒りが大きく膨らむことも、権力者は、覚悟しておく必要があるだろうと思います。
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 今日は、いくつかの田んぼで稲刈りが始まっていました。
 そんなわけで、そろそろ、清々しい朝とか秋の夜長を味わう頃かな、とランダムに選んでみました。

癒し ② (森の朝:ペールギュント) ・ Peer Gynt


モーツァルト ピアノ協奏曲第21番・第2楽章
-みじかくも美しく燃え-



月の光 ドビュッシー


フジコ・ヘミング ショパン ノクターン第2番
Fujiko Hemming Nocturn op.9-2


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 今日は、寿司デート(の予定)。
 毎月必ず、というわけではないけれど、月に一度はと、できるだけ努めているのが、「寿司デート」です。社長をしている相棒を、多少なりとも、ねぎらえれば、と、寿司屋に誘っています。
 以前は、週末にあちこちの温泉に泊まりに行ったりしていましたが、段々と週末のお客さんも増えてきたり、時間のゆとりがなくなったりして遠出ができなくなってきました。そんな中で唯一続いている習慣とも言えるのが「寿司デート」です。藪塚から1時間近くかけて伊勢崎の店に出かけるのがせいぜいのドライブです。
 いつもの店で、いつもの特上の握りと、彼女がカニ汁、わたしがアサリ汁。それで、満腹になってしまうので、カネのかからないデートですが、それでもまあ、「今日は時間が取れて良かった」など言いながら、お互い満足そうにしながら帰路についています。往復2時間と店内での1時間くらいのオシャベリが、それなりの発散になっているように思います。
 よくあるパターンですが、馴染み客とか友達などの突然の訪問さえなければ、と願うのみです。(なにしろ、ほとんどの場合、1時間、2時間のオシャベリをしていかないと気が済まないのですから、人が「来ちゃった」時点で予定はキャンセルになってしまうのです。)
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 今場所の楽しみといえば、チェコ出身の超軽量力士・隆の山など小兵のガンバリと、二人の関脇、稀勢の里と琴奨菊の切磋琢磨になってきました。
 隆の山は、あんな細いからだで幕内が務まるのかと思うほどのヒョロヒョロの力士です。しかも、その彼は、もうアラサーだし、ヨーロッパ系の外国人力士です。この年になるまで現役でがんばり続けた根性とか、いくら頑張っても体が大きくならない苦労とか、いろいろと想像すると、「ガンバレっ」と応援したくなります。
 その彼が、今日、初めて幕内での勝ち星をあげました。相撲自体は万事休すの土俵際に追いつめられて倒れ込むような状態でしたが、踏みとどまっていた間に相手の勇み足で勝ちを拾った勝利でした。その勝ち名乗りを得て、会場全体の観客から大きな拍手を受けました。
 弱くたって一生懸命に頑張っている人を見ると、みんな、応援したくなっちゃうんですね。たぶん、これからも、成績を挙げて行くのは厳しいだろうと思う力士ですが、お客さんは、みんな、味方についています。
 日本人の好きなところって、こういう「判官びいき」というか、弱い者の側に味方したくなる気持ちです。そういう気持ちがあるから、体重制限のない無差別総当たり方式の相撲という取り組みが成り立っているのだと思います。巨漢と小兵とが体当たりすれば、大きな方が有利に決まっていると思うのに、小兵力士が素晴らしい技を飛ばして巨体を土俵に転がすと、スカッとします。小さくても弱くても闘えば勝てる!!・・・かも、というミラクルが、観客それぞれにとっての我が身の励ましにもなるのだと思います。
 それに加えて元々、人種差別的な感覚がない人なつっこさは特に日本的な美点でしょう。ジェシー高見山の時以来、故郷を遠く離れて日本で頑張っている外国人というと、それだけで応援したくなる気持ちに溢れていると思います。(他国民に対して差別的な気分・感情、態度を取るようになったのは、植民地という帝国主義時代の政治・軍事を経験したからこその態度だと思っています。つまり、大日本帝国の遺物が民族差別です。元々の日本人にはそんな差別意識などなかったとわたしは思っています。織田信長には黒人の家臣がいたとか、江戸時代には三浦按人=ウイリアム・アダムスが活躍したとか、明治時代には小泉八雲=ラフカディオ・ハーンが日本を愛したとか、いろいろエピソードも残っているし。)

 さて、ところで、小兵で頑張っているのは、嘉風、豪風、磋牙司です。嘉風も豪風も先場所の成績が良かったために、今場所は横綱、大関の最上位クラスにぶつかる番付に上がってしまいました。二人とも小さな体で、下の番付の時には好成績をあげて次の場所でトップクラスにぶつかる地位に上がっては蹴散らされてまた下に落ちる、を繰り返しています。でも、そのガンバリが嬉しいわけで、二人揃って人気が上がってきています。
 それに、きのうは、プロの基準にどうやって合格したのかと思うような背丈の低い166cmの磋牙司が、柔道のような一本背負いという大技で、2メートル近い巨漢を投げ飛ばし、観客の喝さいを浴びるというよりも驚きのどよめきをあげさせました。

 この点で今場所の期待はずれは、大関陣の不振でしょう。把瑠都も琴欧州も、恵まれた体格なのに何やってるんだとガッカリさせています。日馬富士は、張り切り過ぎて気持ちが空回りしたために自分で墓穴を掘ってしまい、横綱昇進のチャンスを失ってしまいました。
 楽しみなのは、二人の関脇(琴奨菊、稀勢の里)と、前頭筆頭に一気に上がってきた新人の隠岐の海、それに地力をつけてきた豊真将です。この二人の筆頭前頭は大関を次々と破った自信をつけて、日ごとに強気な表情に盛りあがってきています。特に隠岐の海は体格もいいし、しかも、柔軟な身のこなしですから、役力士になるとか一気に上位に駆け登るとか、そんな期待を抱かせてくれる若者です。
 面白いのは、琴奨菊、稀勢の里の二人の成長ぶりです。二人ともメンタル面でいろいろと努力したようで、落ち着きのある取り組みに努力していることが印象的です。ワザも体ももっているのだから、あとは精神力とはよく指摘されてきた弱点でしたが、それが、今場所は実り始めているような風格が出てきました。それに、お互いがお互いを意識して静かな闘志を燃やしていることも楽しみです。
 今日までの6日間で、全勝は、横綱とこの二人の合わせて三人だけとなりました。
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