うーむ。まさか演出で「誘惑のガーター」のブッコミを入れてくるとは思いませんでした。(もちろん、演じたのはまみたん本人ではありません。)
本番中にこんな奇襲に近い演出を仕掛けるのはいいのですが、肝心のストーリーは内容の詰め込み過ぎが原因で全体的に消化不良を起こしてしまった舞台「屋上ワンダーランド」が本日、無事に千秋楽を迎えました。
さて、ここまではブログタイトルと全く関係ない話をしてきましたが、これにはちゃんとした理由があります。
今回の「屋上ワンダーランド」にはまみたんの他、SDN48のメンバーからもう1人、ふじこが出演しております。
「屋上ワンダーランド」では会社の上司と不倫関係にある外見小悪魔系、中身は生真面目な優等生のショップ店員役を演じていましたが、
…ふじこの演技云々について言うつもりはこれっぽっちもない。
しかし、ふじこはSDN時代には「運営による推されメン」。
…それゆえに、ある意味気の毒な立場に立たされもした。
そんな訳で、今回はふじこをフィルターとして、AKBグループの「運営の推されメン」がヲタ人気とつながりにくい理由について考えていこうと思います。
ふじこにヲタ人気が今一つつかなかった最大の理由は「所属事務所のゴリ押し」。
まあ、エイベックス・ホールディングスとしてみれば、ふじこをプッシュしたくなるのもわかるんですがね。バイアス抜きで判断すれば、歌えるし、踊れるし、ルックスも文句なければ実は隠れ巨乳で有名だし、しゃべり方こそ子供っぽさ全開ではあるけれど、バラエティーにも対応できる。実際2期、3期生公演では「ふじこのムチャぶり」と「KONANいじり」は名物でしたからね。
しかし、そこに事務所のプッシュが入ってくると、ヲタからは反感を買う。
いわゆる「アイドルヲタ」と呼ばれる人種、と言うのは必要以上の「色」を嫌い、自分にとって不合理な「えこひいき」を嫌う。だから「運営の推しメン」なんていうのは彼らにとっては自分たちで選んだ結果、そうなったのであれば問題ないけれど、そうでないものに対しては反感の対象以外の何ものでもない。だから結果として、AKBグループでは「運営の推しメン」がヲタ人気をつかみきれないのではないか、と思っております。(実際、どのグループにおいても「人気メン」≠「運営の推しメン」の傾向がみられるようです。)
ここで話をふじこに戻すと、メジャーデビューの時に「エロスのトリガー」でセンターに抜擢されたのをはじめ、「愛、チュセヨ」「MIN MIN MIN」「負け惜しみコングラッチュレーション」では選抜入り。「やりたがり屋さん」でもセンターで起用されていましたので、余計にそんな印象を持たれてしまったのかもしれません。(事実、知人のふじこ推しから、一部のヲタからボロクソに批判された挙句、ふじこ推しに対してまで攻撃の手が伸びてきた、と言う話を聞きました。)
ふじこの場合は完全にエイベックス、と言う色が前面に出てしまったがために起こってしまった悲劇、と言えるのかもしれません。
しかし、どうもその時の後遺症がSDN卒業後まで響いているのか、次のステップに順調に進んでいる、とはお世辞にも言えない状態であります。
ふじこ本人はもともとソロアーティスト志望であることから、女優として舞台に立っている、と言うのは正直違和感があります。また、今回の役どころが誰がやっても消化不良を起こすようなものでしたから、戸惑いがあっても不思議ではないのですが、なんか今回の舞台ではその戸惑いがそのまま出てしまっているような気がしたのがどうにも気にかかるところであります。