小学生のころ
母は、自営業でお化粧品と雑貨のお店をしていました。
わたしは雑貨が大好きだったので
お客さんがいないときに時々母のお店を覗いて
新しく入荷された雑貨を眺めてはうっとりする
というのが楽しい日常でした。
（自宅とお店がつながっていたので
いつでもお店に行けたのです）
そしてあるとき
とっても可愛い色鉛筆を見つけて
お小遣いで購入しました。
それがあまりに可愛くて大好きすぎて
誰かにおすすめしたくなり
大好きないとこが持ってくれたら
「大好き」を分かち合えて
さらにお揃いにできるなんて
もっと楽しいな〜と思い、
あるときおすすめしたら いとこも買ってくれました。
でもあるひ
体育館の倉庫で
びっくりな会話を聞いてしまいました。
その子のことを
「Aちゃん」としましよう。
Aちゃんと誰かと、いとこの話し声がしました。
いとこはAちゃんに誘われて
体育館の倉庫にいたっぽい雰囲氣でした。
当時わたしはクラスのリーダー格の子の
お氣に入りになっていて
そのクラスの女子のNO.２のような
立ち位置にいましたが
ある事件によって
そのリーダー格の子から無視され
それが波及してクラス内の女子のほとんどから無視されるという
状況にいました。
（親友と数人はそこに加担していなかったので
当時はその子たちと一緒にいました）
わたしは体育館にボールを戻しにきただけなので
そこに数分しか滞在していませんでしたが
Aちゃんがわたしの陰口を言っているのが
聞こえてきました。
（内容を覚えていないけれど、当時のわたしが聞いても
割とどうでもいいことをネタにされていました）
そして
「〇〇さんもかおりさんから
無理やり色鉛筆を買わされたんでしょ？」
というAちゃんの声が聞こえました。
いとこは困惑した声で
「う…、うん…」
と答えていました。
いとこは別クラスだったので
クラスのいじめには無関係でしたが
根が優しい子だったので
当時のわたしもああいう雰囲氣だったら
「うん」って言ってしまったかもしれません。
Aちゃんはめちゃくちゃ美人なのですが、
ちょっと節操なしなところがあって
そのときどきで、
彼女にとって利があると感じるグループを行ったり来たりしていて
どこに属していても常に誰かの陰口を言っているような子だったので
彼女から言われる内容自体はあまりショックではなかったのですが
「裏でそんな会話が繰り広げられていたこと」
そのものにショックを受けました。
突然遭遇した出来事に
最初は戸惑いましたが
「どうして堂々と本人に言わないで
こそこそした態度を取るの？！」
と、怒りが湧き上がってきました。
それがなおせるような類いのものなら
言ってもらったほうが
なおせる機会になるのに、
と幼心にも感じました。
すると
ガラッと倉庫の扉が開き
Aちゃんとご対面してしまいました（笑）
わたしは思わず
「陰でこそこそ言わないで、
面と向かってわたしに言えばいいじゃない！」
と言い捨ててその場から離れました。
（Aちゃんが逆ギレして何かこちらに言ってきましたが
何を言っていたか覚えていません…）
この出来事をきっかけに
「誰かの陰口をいうこと」と
「誰かに何かをおすすめすること」に
抵抗を感じるようになりました。
自分が物理的な利益を得るわけではないのに
（この場合は、母に売上の一部をもらったとか）
大好きなものをおすすめしただけなのに
そのように「買わされた」と言われてしまうこと…
いとこがあの場の雰囲氣に負けて
「うん」と言ってしまったとしても
言葉というものは取り消せないのでショックでした。
まあ、情熱的なバーベインなところがあったので
もしかしたら、今のわたしが当時の自分を見たら
実際にやや強引だと感じる可能性も大いにあると思うのですが（笑）
なにしろ大好きないとこだったので
いとこが１ミリでもそう感じていたなら申し訳ないことをした
という氣持ちになりました。
後日、この思い出が
お仕事するにあたり
ブロックになっていると感じたことがありました。
今はそのブロックを外しているので大丈夫なのですが
たまに、
「自分は大好きで、すごくいい！と思っているけれども
それを誰かにすすめるのは、売りつけているようで抵抗がある」
という方に出逢います。
これは
「人（友人など）にすすめられて断れなくて
そんなに欲しいわけではないのにお付き合いで買った」
というパターンを繰り返してきた人に
とても多いと感じます。
（わたしもそういう感じで何かを買ってしまった体験があります）
そのようなかたは
断れなくてついお金を出してしまう
というパターンをつづけている過程で
ある観念が出来上がってしまったり
もともと持っている思考パターンによって
その反応（断れなくてお金を出す）が
自動的に繰り返されてしまっているので
その観念や思考パターンを手放せば解消します。
思考パターンを「本来の自分」のものに戻すと
それは「問題」ではなくなります。
NOが言えなかった人は
人から受け取るのが苦手になってしまいます。
自分がイヤイヤ出してきていたのを投影して
「人にイヤイヤ出させてしまう」と思いがちで
「それを受け取るのは悪だ」と思ってしまうのです。
同時にエネルギー漏れを起こしていて枯渇しているので
波動的にはクレクレ星人になっていて
無自覚にエネルギーバンパイヤになっています。
なので、外側の人には「いい人」なのですが
自分より弱者（子どもなど）に対してはバンパイヤしてしまいます。
（子どもをコントロールするなど）
いま思うと、Aちゃんも
そのような家庭環境にあったのかもしれません。
「その波動」と同じ人を引き寄せてしまうので
さらにクレクレ星人を引き寄せてしまい
自力でそのループから抜けるのは困難です。
まるいエネルギーの循環が起きませんので
（実際に経済的に困っているわけではなくても）
豊かさを充分に感じれなくなってしまいますし
体験を自ら制限してしまいます。
本来持っている
もっともっと豊かなポテンシャルを
自分の中に認められたら
ご自身の中の前提がひっくり返るのですが。
そのような方は、反対に
本当に「欲しいな、いいな」
と思うものに対して制限がかかり、
「それを自分に買ってあげられない」
「自分にそのお金を出してあげられない」
という状態になります。
「自分のニーズを叶えること」に罪悪感を持っているため
人に与えることを優先し（それが「正義」だと思っているので）
結果的にいつも自分が満たされないでいます。
「道徳的」ではありますが
「自分に誠実」ではないのです。
その歪みが
バンパイヤという形で出てしまいます。
この、自分が枯渇してしまう状態が改善しなければ
いつか何らかのかたちで皺寄せを体験するでしょう。
（身体のサインとしては病氣になるなど）
人にお金を使わせるのが苦手だったり
罪悪感を感じてしまう方は
このパターンが少なからずあります。
最初のバランスが崩れたところは
「NOが言えなかった」ところです。
「小さな我慢をしてしまった」ところです。
「自分に不誠実」だったところです。
「自分を大切に扱わなかった」ところです。
そういう、「ちょっと自分を削ってしまった」ところが
大きくなり、
そのパイプが太くなり、
人生を豊かに生きられなくなります。
そして周りにも我慢を強要したりするし（無自覚でも）
同じような「自分を愛せない人」
（自分を大切にできない自己犠牲的な人）が
周りに増えていきます。
普段は口に出さなくても
心の中は不満だらけ、不足だらけです。
（「ない」を見ているということです）
そういう人たちが集まると
自分がどれだけ満たされていないかという話で
盛り上がったりします。
せっかくのいのちの時間を
そのようにつかうのは、
そろそろもったいないのではないかと思います。
わたしはバッチフラワーに出会い、
自己犠牲や罪悪感から少しずつ抜け出していき
さらに
イーマ・サウンドセラピーによって
飛躍しました。
どんどんクリアになっていく過程で
心のことやスピリチュアルを系統立てて
整理できるようになり
高次元からのサポートと効果的なワークも加えて
ソウルヒーリングプログラムが出来上がりました。
自分自身のたくさんのネガティブ体験なくしては
いまのわたしはありません（笑）
わたしが心の世界に足を踏み入れたきっかけは
「自分のネガティブパターンから抜け出したい」
というところでしたが
自分がクリアになってくると
だんだんと
わたしだけではもったいない！
こんなに大事なこと、解放の原理を
人生がしんどいと感じている多くの人にシェアしたい！
という思いが強くなり
今に至ります。
実際、
わたしのような苦しいパターンを繰り返している人が
もっと氣楽に生きられれば
ご本人の人生も変わりますが
そのエネルギーが広がっていけば
人類全体が変わります。
あなたがもし
この地球の過渡期を選んで生まれていらっしゃるなら
これまで「苦しさ」をわざわざ体験してきているのは
そこから抜けるように設定してきているからです。
だから、もうループにハマって遊んでいなくてもよくて
「そろそろ本氣で自分を生きよう」
というところにいるのですが
その覚悟はありますか？
そうであれば
ネガティブサイクルから
積極的に離れていってください。
そして、もしあなたに合うのならば
使えるものはどんどん使ってください😊
世の中にはたくさんのツールが揃っています。
その選択肢の中に
わたしのセッションやセラピー、
講座などがあれば嬉しいです✨
ともにこの時代を
軽やかに楽しく切り抜けていきましょう💖
🌸 たいせつなこと まとめ 🌸
𖧷
