最近「中高生のアトピーが増えている。」というニュースを目にしました。
理由は、その記事からざっと説明すると・・・。
小さい頃から清潔な環境にいた。
↓
そのため、自分の中でたくさんの菌を作れなかった。
↓
異物を攻撃する免疫システムがうまく働かず、間違えて自分を攻撃してしまう。
これ、アトピーだけでなくて。
花粉症とかの、アレルギー全般にもいえることなんですが。
つまり。
外からの菌を殺すために、抗菌、殺菌、除菌、消毒をしすぎて。
↓
自分の皮膚の常在菌や、腸内細菌まで殺してしまって。
↓
うまく自分を守れなくなっている。
↓
敵ではないものを「敵だ！」と勘違いして、攻撃してしまう状態。
なんですね〜。
知らないって怖いですね。
広告って、怖い。
風邪のウイルス（ノロ、バイキン）から身を守るために、除菌を！
と言われたら、「そうか！そりゃそうだな！」と思いますもん。
巷ではもう有名なのかもしれませんが。
最近あらためて、この本を読んでみました。
![傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 （光文社新書） [ 夏井睦 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5136/9784334035136.jpg?_ex=128x128)
創傷への消毒に関して。
革命的な事実を発見して、世の中に広めている方。
もうすでに、どこかで聞いたことあるかもしれませんね。
切り傷擦り傷火傷への、これまでの治療、いわゆる「消毒」は。
患者に痛みを感じさせて、防御システムを壊し、治癒を遅らせるものである。
傷口から出てくる膿みたいな液体は、「それ！修復するぞ！」とやってきた自分で出せる薬なので。
それを無効にする「消毒」は、意味がない、ということです。
傷ができてしまったら。
まず水（水道水）で洗って。
そのあと乾かさないように、何か（ラップとか）で密閉する。
（時々覆うものを交換する）
これだと痛くならないし、早く治る。
で。ちなみに。
この自分の治癒力を最大限利用した、患者にとっても有難いやり方は。
古いやり方を変えることに多大なエネルギーを要する、大病院ほど取り入れてなくて。
自分の意志で自由にできる、個人病院の方が多く取り入れてるそうです。
昔からの常識。
って、刷り込みが強すぎて、疑問すら浮かばなくなるんですね。
だから、それを覆すことが起こっても、受け入れることが難しい。
大きい病院、会社、あらゆる組織、権威的なところ。
の内側では、とかく上からの指示が絶対で、硬直しがちです。
なので。
とりあえず個人レベルで、できることをやる。
自分の大事な常在菌と腸内細菌を、殺さない生活を送る。
・抗菌、殺菌、除菌、消毒グッズ。
・合成界面活性剤（洗剤類）。
・食品添加物の防腐剤、保存料。
・薬（抗生物質、鎮痛剤、制酸剤、ステロイドなど）。
などは。
自分の出来る（ストレスのかからない）範囲で気をつける。
自分が「なんだかなー。」と思うものは、その感覚を大事にする。
それが、自分や家族を守ることになると思います。
出来る範囲で。
が、ポイントですよ〜♪
真面目な人ほど「正しさ」でやろうとしますが、「心地よさ」で選んでくださいね～♪
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