先日ニコニコ動画にアップさせていただいた【刀剣乱舞】近侍曲『三日月宗近』【エレクトーンで弾いてみました】が、なんと月刊ニコニコ演奏してみたランキング #48 2018年11月で17位(新着6位)、週刊ニコニコ演奏してみたランキング #205 2018年12月第1週で3位(新着2位)にランクインさせていただいておりました!!
こんなことあるわけないと思っていたので未だに夢では……?(目ゴシゴシ)ってなってしまいます。本当にありがとうございました!!
近頃はコスプレでエレクトーン弾いてみた動画をアップしたことで、今までとは違った出会いが増えてとても嬉しく思っています。
そしてこの春、もうひとつ新企画を始めようということになり、打ち合わせや新しい機材の購入、スタジオの手配などを進めている最中です。
最後まで妥協せずに作品を完成させられたら、きっともう一段階上のステップにいけるはず。そしたら自分の表現できることの幅が広がって、もっと楽しいことが見つけられるんじゃないかな、とワクワクしているんです。
次の企画を進めるにあたり初顔合わせの方とお話をしてきたのですが、その時に「汐日さんの動画はPVみたいで、弾いてみた動画ってかんじがしなかった」という素敵な言葉を頂戴しました。「どうして自分は『コスプレで弾いてみた』をPV風に編集したのか?」ということについて考えるきっかけをいただいたんです。
話しながら気づいたのは、おそらく創作活動の合間に見たMMD動画の影響だったのではないかということです。MMDについては私も手を出せていなくてかなりざっくりな説明しかできないのですが、キャラクターを模した3Dモデルにダンスモーションを流し込んで踊らせた作品のことです。
これを話すと意外だと言われることも多いのですが、私は最初からなんでもかんでも面白そうじゃん!って受け入れる側の人間ではなく、本当にハマれるものを選別していった結果、いわゆる『沼』案件にどっぷり浸かって極めたくなる、みたいなパターンのほうが多いです。
なのでボカロもコスプレもMMDも、ぶっちゃけ最初はかなり抵抗感があって近寄れなかった……どれも本当にクオリティの高い作品に出会うことができて初めて、「うわこれすごい!!!」ってなったという経緯があるんです。
MMDに関していうと、私は不憫料理Pさんの名刀未遂にかなりの衝撃を受けました。
それまでは「原作の設定上、このキャラ絶対踊るはずないやろww」みたいな変なツッコミ精神があったのですが、この動画を通じて重要なのはキャラを踊らせることではなく、ダンスだったり演出を通じてキャラクターの感情を表現することだったんだと気づきました。もちろんこちらのMMDerさまの作品だけではなく、色合いとか魅せ方とかカメラアングルとか、センスに溢れた作品がたくさんあります。
というかまずもって、そもそもキャラクターのモデリングをされるモデラーさんたちがすごい。あんなん愛がないととてもじゃないけどできない。お金という見返りをまったく顧みずに、ただそのキャラが好きだから作るってそれ……もうそれ本物の愛じゃん……。
こういう熱量を目の当たりにすると、自分もつられて熱が上がってきてしまいます。でもしかし私は算数が苦手だからMMDerになれる気がしない……(←)
そう思ったときに、キャラクターの感情を楽器にのせて表現するのはどうだろう……みたいな方向にシフトしていったのではないかと思います。カメラワークとか演出方法とかなら、今までの動画編集技術を通じて作っていくことができる気がするので!(それだけでもセンスも技術も遠く及ばないのですが……こればっかりはどうにも修行が足りない)
コスプレについての抵抗感が薄れたのは、何度振り返ってもアルスマグナ様とアルスメイト様との出会いが一番大きかったです。
当時はまだまだコスプレが一般的に受け入れられておらず、私に限らず多くの人々が抵抗感を覚えていたし、中にはそれを攻撃しようとする動きもありました。
けれど、今ではマンガやゲームの実写映画化、ドラマ化、舞台化が当たり前になり、ハロウィーンのイベントなどを通じて自然と生活に溶け込むようになりました。
そしてミュージカル刀剣乱舞の皆さんが紅白歌合戦に出演する日が来るなんて……こんなことが起こるとは少し前までは想像だにしていなかったです。
というわけで、世の中の移り変わりと一緒に自分のやりたいことも変化してきたのだと思います。今までやってきたことを活かして、また新しいことに向かって歩き出せるというのは本当に幸運なことで、ひとえにたくさんの方々との関りがあってこそだと思います。ありがたや~~!
山姥切国広君にも本当にお世話になっています。普通の刀と違い、あまりに評価されすぎてしまった写し……持ち主の個性より刀としての個性が際立ってるという意味で、かなり特殊な存在のような気がしています。
曲を作る経験を経てアレンジをする側となった今では、「原曲の面白さを超える」要素が何かひとつでもないと、という思いで活動を続けています。
カバーが原曲を超えようだなんて身の程知らずもいいことだ、原曲へのリスペクトが足りないor失礼だ、と考える人も中にはいます(以前pentatonixが好きだと言ったら、「他人の曲で稼いでる」みたいなこと言われて悲しかったな……)
でも自分の曲が素敵な声やアレンジで歌ってもらえたらすごく嬉しいと思うので、それと同じように良いものを作ることで原曲の良さを引き立てられたり、違った楽しみ方をご提示できたらいいなと考えていました。
この考え方が、今では写しという存在に苦悩しながらも、前に進み続ける山姥切国広と重なっているように思えます。
彼を語る上で本歌の存在は欠かせないとは思いますが、写しという生い立ちだけで眉を顰められるのではなく、いつの日か、ただ彼のひたむきさと美しさが真っ直ぐに語られる日が来ればいいなと願うばかりです。
それではまた!春の企画では皆さまにまた新しくて楽しいものをお届けできますように!





