刀剣乱舞の演奏してみた、コスプレで演奏してみた両方にとって第二作目となる、新たな動画をアップいたしました！
【刀剣乱舞】近侍曲『三日月宗近』【エレクトーンで弾いてみました】
演奏させていただいた曲は『近侍曲 三日月宗近』。前回演奏させていただいた3曲の近侍曲と同様、いつか一度は弾いてみたい！と思っていた素敵な楽曲です
でも、一人で演奏するのはさすがにちょっと寂しい……と思っていたときに、Twitterを通して「三日月宗近の近侍曲をコスプレして弾いてみたい！」と仰っていたみかん様を発見し、「ぜひともご一緒させてください！！」とナンパして（←）実現した今回のコラボでございます。
私は関東在住、みかん様は関西にお住まいということで、撮影にあたって弾丸で関西の某県にばびゅーんと飛んでいってまいりました。
もちろん、撮影当日までの間に一度打ち合わせの日程を設けさせていただき、今回のコンセプトだとかパート割を相談し合い、その3ヵ月後に本番を迎えたというかんじです
私は自他ともに認める電車の乗り継ぎ音痴、方向音痴なので……まず集合場所に行けるかどうかが不安でしたが、みかん様に丁寧に教えていただけていたのでなんとか辿り着くことができました！
あとはスーツケースに衣装、手持ち鞄にスタンド2本だのライトだの……いろいろ重量感たっぷりなものを詰め込んでの移動だったので、階段の上り下りで鞄を支えるときに痣ができてしまったりしましたが（笑）どれもこれも貴重な良い思い出です
今回みかん様とコラボをさせていただきたい！と思った理由はふたつあります。
まずひとつめは、「エレクトーンで好きな曲を演奏したい」と思っている方に、ぜひともそれを体験していただきたい！と思ったからです。
エレクトーンはレジストを組む作業が大変なので、「自分の好きな曲を弾きたい！」という熱い想いがあっても、それを実現できずにいる方がたくさんいらっしゃいます
せっかく「弾きたい！」と思ってもそれが実現できない……それってすごく寂しいというか、もったいないと思っていて、あと少しだけエレクトーンがわかりやすく使えて、誰でも自分だけのレジストを組めるようになったら、きっともっともっとエレクトーンを楽しめる人が増えるはず！と思っています
演奏するのはもちろん好きだけど、自分だけが楽しんでてもしょうがないというか、どうせならみんなで楽しみたいじゃないですか！（爆）
今年はそのためになるような活動がしたいな、と思ったので、Twitterで見かけたみかんさまのつぶやきを見ていてもたってもいられなくなってしまったのでした。
あとからお伺いしたら、これは私の『近侍組曲』を見てくださった上でのツイートだったそうで……自分の演奏を通じてやりたい！と思っていただけたのだということがわかり、それもすごくすごく嬉しかったです
そしてもうひとつは完全に自分のためなのですが、『演じながら演奏する』という新たなパフォーマンスに挑戦したかったから、という理由もありました。
みかんさまは舞台がお好きで、近頃は仕事をしながらスクールに通い、演劇の勉強までされているそうです。
やりたいと思ったことに対して真摯に向き合うそのお姿、めっちゃ尊敬します……！
私自身は演劇のえの字もわからない素人なのですが、コンサートと同じようにミュージカルやダンスといったパフォーマンスだったりだとか、舞台や映画などの映像作品を見るのがとても好きです。
あと、子どものときに某アーティストさんのプロモーションビデオとか、ストーリーが凝ってておもしろいなぁ～と思いながら見ていました。
そういうことについて考えていたときにあれ？と思ったのが、「そういやミュージカルでは歌いながら演じる人が登場するけど、演奏しながら演じる人ってあんましいないなぁ」ということでした。
踊りながらヴァイオリンを弾くLindseyさんに衝撃を受けてからずいぶん経ちます。エレクトーンは椅子にがっつり座る奏法なので、ステップを踏みながら演奏するのは難しいけれど……でも、上半身と頭ならちょっとは動かせるよね！
同じように、演奏を通じて感情を表現するなら、表情や弾き方を変えるだけでも表現の幅は広がるんじゃなかろうか……
とかなんとか考えていたときに、先ほどのみかん様のツイートと巡り会い、そして「みかん様なら、もしかしたらきっと一緒に夢を叶えてくださるのでは……？」と思ったのです
今は、「それをやって何が変わるの？」とか「何の価値があるの？」と思う前に、とにかく実現してみたいことがたくさんあります。そのうちのひとつをこうして初めて出会った方と形にすることができたこと、大変嬉しく思っております。
どんなことでもひとりじゃできないな～～でもひとりでやれる範囲で作品を作ろうとしていたときよりも、今の方がずっとずっと楽しい気がする！やっぱ音楽ってこうじゃないとね！
さてさて作品についてですが、今回は前回と同様、刀剣乱舞のシリーズから派生した2.5次元舞台『悲伝 結いの目の不如帰』からをモチーフに撮影した作品です。
イントロの『君が代』のメロディは神々しい顕現を思わせると同時に、円環のループのはじまりを表現しています。
最初のサビまでは、手合わせを通じて徐々に距離が縮まっていく二振りのイメージです。その後、ピアノのソロから雲行きが怪しくなり、山姥切の目には猜疑心が浮かびます。そして最後のサビは、あの壮絶な一騎打ちのシーンをイメージしました。
二振の関係性をより強いものにするため、ラスサビには『活劇 刀剣乱舞』のキャラソンとして発表された『現』のメロディを織り交ぜております。
わかる人にしかわからないかもしれないけれどこだわりポイントです……(*´ω｀)
撮影はみかん様にご紹介いただいたエレクトーン部屋をお借りして撮影したのですが、エレクトーンELS02が揃ってるわ広いわ壁も白いわで、こんな良い部屋ほっとんど見たことないぞ！？的な最高のロケーションでした！
今回、みかん様にはご自身のパートの耳コピと演奏をご担当いただいています。
ご自宅にSTAGEAがないとのことでしたので、作成させていただいたデータをPCでお送りして、レンタルしていただいたお部屋で少しずつ練習していただきました。
私も作ったデータが無事届くか、無事に録音していただけるかなど不安要素が多く、毎日ドキドキでしたが当日無事に合わせることができ本当に良かったです！
みかん様とは今回の企画を通して初めてお会いしたのですが、おっとりしたとても可愛らしい方で終始和みっぱなしでした。
撮影中も笑いが絶えず、最初に撮影した動画をチェックしてるときも、
みかん様「まんばちゃん……99％布だから白い壁と完全に同化してますね……」
汐日「ヤバイてるてる坊主から腕が生えてるようにしか見えない」
とか自分で言って自分で自爆してしまい（←）TAKE2の最後のサビで思わず吹きだしてしまいました
（当然カットされてますが……）
あと、「あれやってくださいあの、あの三日月さんが座長で最後にお辞儀するやつ！」というわたしの無茶ぶりに対し、「あ、こんなかんじでしたっけ？」と言ってサラリとこなしてしまうみかん様が本当にすごすぎました……こちらは神々しいカットとして仕上がりましたのでぜひ動画をご覧いただければと思います。
改めて振り返ってみても本当に充実していて楽しかったー……！
どっかに三味線弾ける小狐丸さんとか、サックスの吹けるみっちゃんとか、ヴァイオリンの弾ける長谷部くんとかいないかなー！！（殴）
ではでは！(*‘ω‘ *)
あっ！フリーサイズの初ステージについては次回まとめてお伝えします！