※めちゃくちゃツイステ7章のネタバレを含んでおります。プレイし終わった方のみ御覧ください!
今日はめでたいアニメ版ツイステの配信開始日!
ということで、2021年に作曲した架空言語オリジナル曲『夜明けの子守歌』を、 Synthesizer V でセルフカバーしました。
もともとは男声4パートによるポリフォニー曲でしたが、今回は 女声2名+男声3名の編成へと変わっています。
■重たい愛から作られたオリジナル曲
この曲は、ゲーム『ツイステッドワンダーランド』の最推しであるシルバーくんに、「誕生日を記念してオリジナル曲を贈りたい」という重たい愛から出来上がりました。
当時はまだシルバーくんの母親の存在すら明かされていない時期でしたが、そこは妄想力が逞しいオタクなので(笑うところ)、かつて母が歌っていた子守歌を、彼が仲間と共に受け継ぎ歌っているというイメージを元に作曲しました。
ちなみに作品の中盤、子守歌らしからぬフレーズ(貴方をお守りします)が入っているのは、ディアソメンバーで歌うにあたって独自のアレンジを加えたからである、みたいな裏設定までありました![]()
つまり、本来は最初から女性ボーカルを想定していた曲でもあったのです。
※作曲当時の制作ブログはこちら↓
■4年の歳月を経て再構築
それから約4年。まさかレイア様のビジュアルが登場するとは思いもしませんでした![]()
嬉しい悲鳴とともに動画イラストを制作し、改めてこの曲をカバーすることを決意しました。
原曲よりもメロディが際立つよう、リリアとバウルのパートはやや控えめに調整しています![]()
■各キャラクターの担当と物語性
パート構成は以下の通りです。
- レイア様&夜明けの騎士:シルバーくんのパート
- マレノア様:マレウス様のパート
- バウル氏:セベクのパート
- リリア:リリア本人のパート
中盤「真の姿をここに示そう」の歌詞では、リリアの声に三人の妖精たちの声が重なる新アレンジを追加しました。
これは、それまでグーンとしてマレノアのために生きていたリリアが、子どもを育てるという三人の妖精の役割を担っていく物語とリンクさせています![]()
さらにラスサビでは、本来シルバーくん(=レイア様)が歌っていた主旋律を、マレウス様(=マレノア様)が引き継ぐという原曲構成を継承しつつも、今回はそのハモリ部分を夜明けの騎士が担当しています。(※シルバーくんのパートはレイア様が一人で歌っています)。
この流れは、第7章終盤の「はは、マレノアと夜明けの騎士が手をつないでらぁ。……そうか。お前ら、こっちで仲直りしたんだな」というリリアの台詞を音楽で表現した部分でもあります![]()
■キャラクターの個性に合った歌声
手持ちのSynthesizerVを駆使して、できる限り原作キャラクターらしい声になるように調声を工夫しました。
まずマレノア様とレイア様の声は、以前投稿したカバー動画、【ツイステ】『マレノア様の子守唄』と『いつか夢で』合わせてみた【SynthV / Feng Yi】(お陰様で8万再生を突破しました!本当にありがとうございます![]()
)で使用しているFeng Yiを採用しています。
実はすべての調声を終えた直後にSynthesizerVのアップデート版(201)が登場し、巻舌がよりハッキリと発音できるようになったため、楽曲中では旧バージョン(200)と新バージョン(201)の2種類の歌声を併用して仕上げています![]()
マレノア様は、マレウス様の美声をそのまま女性にしたような雰囲気を目指し、心をこめて調声しました![]()
そして夜明けの騎士は唯一のHaydenです。
一通り調声を終えた後、他パートと同じ音量設定なのに不思議と控えめに聴こえて、まるで彼の優しすぎる性格や、ヘンリクに従うしかなかった結末を表しているようで、何とも言えない気持ちになりました![]()
また、彼自身が身寄りがない子どもだったことから、少し訛りのある発音にしたいなとも思っていました(例「コンソヴェルニ」を「カンソヴェルニ」に近い発音)。
さらに、同じ言葉でも茨の国と剣の国で微妙に発音が違うのではないかと思ったので、少しずつ異なる発音を混ぜることで複雑な響きになるようにしています。
バウルとリリアはLiamのジェンダー設定を調整して再現してみました。
実は茨の国編ではバウル様が最推しなので、どことなくイラストや調声に気合いが入ってしまい、ここぞとばかりに巻舌をもりもりにしてしまいました。楽しかったです!![]()
リリアは高音になるたびに声がよく響くので、その瞬間に本編の声の雰囲気がふっと重なるように細かく気を配りました。
■命を宿すステンドグラス
動画では、ステンドグラスに描かれた五人の英雄たちに魔法がかかり、まるで命を得たように歌い出すというイメージを表現しました。
暗いステンドグラスに光が差し込み、やがて一際まばゆい光に包まれ、そして再び静寂のステンドグラスへと戻っていく。そんな神秘的で少し切ない時間を描いています![]()
リリアも奇跡の力で復活したとはいえ、一度は死んでしまったということを考えると、実はこの動画の中に登場する人物は4名がすでに故人なんですよね![]()
最後に一人、バウルだけが残る結末は、偶然ながらも物語本編と深く呼応していました。
■そして夜明けへ
こうして、かつて思い描いた女性ボーカルによる『夜明けの子守歌』が、ようやく完成を迎えました。
あの時に描いた想いを、いま再び音にできたことが何より嬉しく、感慨深いです。
この小さな再生の物語を、皆さまにも一緒に楽しんでいただけたら幸いです!


