STAGEA 02シリーズの販売終了をきっかけに、これまで共に歩んできた時間を振り返りながら、感謝の気持ちを込めたオリジナルMVを制作しました。
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エレクトーン擬人化プロジェクトによって生まれた5人のキャラクターのことを、私は Electric Dreamers と呼んでいます。
この企画の中で正式に皆さまにお披露目できたのは、BELLちゃん(ELB-02) だけでした。
※BELLちゃんはエレクトーン STAGEA ELB-02 使い方動画 だけでなく、「ぬり絵」で楽しむエレクトーン! などにも登場していました。
しかし本当は5機種すべてに対してキャラクターデザインを作成していたので、月刊エレクトーン2021年1月号のプレゼント企画でひそかにクリアファイルが販売されていました。
(持っている方はかなりのレアアイテムです!)
次のパートからは、汐日が描いた上記のイラストをもとに、イラスト生成AI(Gemini)で作成した各シーンについて紹介します。
■BELL(ベル)ELB-02 ベーシックモデル
BELLちゃんだけは唯一公式で声がついているので、あのキラキラした鈴のような声を再現したいと思い、『Ayame』という音源を新たに購入して調声しました。
ストリートエレクトーンが3種類出る など、一番おしゃれさん だったBELLちゃん。
HANAモデルにちなんで、花柄のワンピースを選んでいるシーンにしました。
SFXキット2『爆発』をテーマにしたワンシーン。派手さはありますが、ライブ!シリーズに比べるとちょっとリアルさに欠けるので戦闘力低めです。
You(弾き手)が小学2年生の頃に、音楽の楽しさを初めて教えてくれた のがBELLちゃんでした。
■SETH(セス)ELS-02 スタンダードモデル
使用したSynthVの音源はEriです。SETHにぴったりな少年らしい声(イメージとしてはgleeのカート・ハメルみたいな感じ)を作りたくて、四苦八苦しながらジェンダー設定をいじくり倒していました。
キャラクターデザインをしていた当時、スタッフの方から「ELS-02の控えめな感じがいい」と評価していただいた ので、彼らしい雰囲気が出るシーンを生成しました。
効果音バトルのシーンのモチーフはSFXキット2『レーザーガン』。
汐日は効果音として単体で使うよりも、打ち込みにさりげなく使う方が多かったです。
マシンガンと比べると弱弱しい音なので、無理に応戦せず逃げるというアクションをとってもらいました。
Youが中学1年生の頃、グレードアップされる寸前のSETH。そんな別れのシーン を生成しました。
おそらく彼女が最初に買ってもらったエレクトーン だったのでしょう。
■CARA(カラ)ELC-02 カジュアルモデル
使用した音源はSynthesizerVのLiamです。正直な話、LiamはSynthV2を購入するときに「男性音源一人は欲しいな~」ぐらいの軽い気持ちで導入した音源だったのですが、今やFeng YiとEriの次ぐらいにお世話になっています。
「分解して車に積み込めばどこにでも移動できる 」というELC-02の強み を表現した生成イラストです。
ちなみに汐日の家のCARAは、往復4時間以上トランクの中にいた日がありました。
モチーフはライブ!SFXキット2『パンチ2』。
SFXキット2の頃よりも強そうな音がする し、CARA本人がノリノリなので戦闘力はそこそこ高いです。
Youが中学2年生の頃、屋外でデモ演奏する前に、一緒に会場設営をしている というシーンです。
二人は兄妹のように気安い関係なので、お互いの表情にこだわって生成しました。
■CALE(ケイル)ELS-02C カスタムモデル
使用した音源はRikuです。最初にデモ音源を作ったときはHaydenを使用していたのですが、閲覧した人から「声がイラストと合っていない」と言われてしまったので(笑)、Ayameと同じくこちらも新たに購入して再調声しました。
03シリーズが出る前だったので、「生涯を共にするパートナー 」というイメージでキャラクター像をデザインしました。個人的なイメージはエレクトーンプレイヤーの安藤禎央さんです。
彼さえいればエレクトーンの機能は全部網羅できる!という安心感がありました。
ライブ!SFXキット2『マシンガン2』。これはかなり本格的な音 なので強そうです。
試験勉強とコンクールの両立に忙しいYou へ、CALEがブランケットをかけてあげています。
最初に動画を生成した時、CALEがYouの頭までブランケットをかけたので笑ってしまいました
■EXA(エクサ)ELS-02X プロフェッショナルモデル
使用した歌唱音源はおなじみFeng Yi様です。キャラデザを決めた時からこの声をイメージしていたので、選ぶにあたって一切迷いはありませんでした。
ライブ!SFXキット1『雷2』がモチーフです。SFXキット1の頃よりもかなりリアルさが増した と思います。
EXAは一番ファンタジックな見た目をしているので、呪文の詠唱をしていても全然違和感がなかったですね。
コンクールという大舞台に挑むYou と、舞台上で対面するEXAというイメージのシーンです。
EXAは「真に音楽を極める者へ栄光(賞)を授ける女神」というテーマでデザインしています。個人的なイメージはエレクトーンプレイヤーの平沼有梨さんです。
今回はHailuoaiとGrokという動画生成AIをメインで使用しました。
Hailuoai では例えば図のように、開始フレーム(ジャンプする前)とエンドフレーム(ジャンプ終わり)のイラストを生成し、「キャラクターがくるっと回ってそのまま空中を漂う」みたいなプロンプトを入れて動画生成を行っています。
なお、後半のアニメーションは、Gemini で生成したイラストをもとにGrok で出力しています。
キャラクターデザインをした当時は、頭の中でしか描けていなかった情景を、AI生成を通じて映像として再現できるようになったことがとても嬉しかったです。
ちなみに動画サムネイルの概案はGoogleMixboardで作りました。コルクボードイラストなんて少し前は作るのも大変でしたが、今ではサクッとできてしまうので大変便利ですね!
■楽曲について
今回の楽曲は、「5人が声を合わせて歌った時に映えるような、グローバルな雰囲気の曲にしたい」という想いをもとに制作しました。
ただし、サビではボーカルだけが主役になるのではなく、エレクトーンが奏でる内声もしっかり印象に残るよう、フレーズの面白さを意識 しています。
テンポはエレクトーンのデフォルト設定である 120BPM に設定。電子楽器らしさを活かすため、ピコピコとした電子的な音色 を随所に散りばめました。
そして最後のセクションでは、最も人間らしく自由に歌う「You(あなた)」が登場します。
このパートには、「エレクトーンと過ごした10年間の思い出を、聴いてくださる一人ひとりにも振り返ってほしい 」という気持ちを込めました
AIが進化を続ける現代において、エレクトーンの醍醐味は 「譜面通りに正確に弾くこと」だけではなく、自分の感情のままに音楽を表現できること だと感じています。
その自由な表現を支えるのは、日々の地道な練習の積み重ね。そんな想いをこの曲に込めました。
これまでSTAGEA 02シリーズと共に過ごした皆さまが、それぞれの思い出を重ねていただけたら嬉しいです。