本日2/6に発売された『吸血鬼すぐ死ぬ』26巻に、読切版『吸血鬼よく死ぬ』が収録されましたにっこり
これを記念して、読切版ロナルド様をイメージした『クイーンオブハート(SynthVカバー)』動画を公開いたしました。
本楽曲の制作にあたっては、作曲者である奏音69様の利用規約を確認の上、二次創作として問題のない範囲で制作しております。
念のため、今回はShortsおよびニコニコ動画のみでの公開とさせていただいております。


『吸血鬼よく死ぬ』について少し解説をさせていただきますと、本作は『吸血鬼すぐ死ぬ(読切版)』の続編として描かれた作品です。
しかし、長らくコミックスに収録されていなかったため、これまでは某図書館様から複写を取り寄せる以外、読む方法がほとんどありませんでした。
(言わずもがなではありますが、汐日の自宅の本棚には複写版の『吸血鬼よく死ぬ』が大切に保管されています。某図書館様、その節は誠にお世話になりましたニコニコ

さらに補足ですが、読切版ロナルド様は、皆さんがよくご存じの連載版『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場するロナルド君とは、キャラクターデザインや性格などが少し異なっています。何と申し上げればよいのか、若干ダウナーで大人びた雰囲気のキャラクターですよだれ
作者である盆ノ木至先生のラジオでは、以前「ロナルド君はヒヨシさんとの関係性が解消されなかった場合、読切版のロナルド様のようになっていた可能性がある」という趣旨の発言がありました。
また、盆ノ木先生が度々「今のロナルド君にはロナルド様がなかなか降りてこない」と表現されていることもあり、読切ロナルド様は私にとって「もう会えないけれど、どこかの世界線では生きているかもしれない存在」——たった2話で退場してしまった、儚い“推し”でもあります魂が抜ける

つまり、『吸血鬼よく死ぬ』がコミックスに収録されたということは、読切ロナルド様と再び公式で接点を持てる機会が今後あるかどうか分からない、ということでもありますネガティブ
だからこそこれが最後の機会かもしれないと思い、愛やら夢やら、さまざまな想いを詰め込んで制作しました愛飛び出すハート

【選曲の理由】
ロナルド様は(女たらしな)兄貴をベースに、ロナルド君の想像で作られたキャラクターでもあったりするので、少しレッドバレッドと重なるようなエロティックな歌詞の曲を選びました。
原曲のメロディとcillia様による神がかった調声が本当に好きで、結構昔から何度も聴いていたんですが、よっぽどのことがないとカバーに手を出すことはないだろうと思っていました。……ありましたね!よっぽどのことが!笑

【本カバーだけの特別アレンジ】
オクターブ下とかちょこちょこ入れてますが、一番大きなアレンジは後半のサビに入っているキッス姉さん&ドラルクによるコーラスではないでしょうか(キッスさん、カラオケで無双するほどの美声の持ち主ですからね……)。
あとは中盤に英語のナレーションを入れています。これは「Yes, your majesty.I cut out my heart for you」の歌詞をどんな風に解釈しようかなと悩んだ時に、本当であれば魅了の能力を使える吸血鬼ですら、逆に魅了されてしまうみたいなイメージが浮かんだので、そのストーリーを表現するために作った文章となっています。

【MVについて】
嘘予告ロナルド君、本編ロナルド君と続けて描いてきましたが、読切ロナルド様は表情から髪型まで何もかもが違っていて、色々な表情差分も含めて描くのがすごく楽しかったですキューン
読切の世界で作っておいてなんですが、「心臓を捧げて頂戴」の歌詞でふと嘘予告の世界のドラルクが思い浮かんだので、『New Game+』で登場した心臓のイラストをこちらでも使用しています真顔

【調声で工夫したポイント】
今回は以前までと違い、かなり細かいところまでこだわって調声しました!

◆発音……Liamはハキハキ喋るのが良い一方、場合によってはリアリティに欠けることがあるので、あえてはっきり発音させない箇所を設けました。
例)
・「壊れるまで愛して」の「愛」→「ゃい」
・「仮面の裏側が見える」の「見える」→「みへる」
・「アリスのように」の「よおに」→「ようをに」

◆マウスオープン……盛り上がるところは口を大きく、さらっと流したいところは口を小さく開けて自然に発音するようにしました。
例)
・「殺さぬように」→サビの入りなので口を大きく開ける
・「犬のように」→「よぉ」が強すぎるので口を小さく開ける
・「アたしは」の「は」→同じく「わ」が重すぎるので口を小さく開ける

◆巻舌……要所要所に取り入れることで、気だるさと色気を出してみました。

◆しゃくり……cillia様のustから勉強させていただいたのですが、高めの音から一気に落とすと表情がついて生き生きとすることがわかったので、今回はかなり多用しました。
例)
・「死ぬまで帰れない」の「か」
・「膝をつき」の「ひ」

◆タイミングずらし……ジャジーな雰囲気の曲なので、適宜テンポを崩して遊びの要素を入れました。
例)
・サビの「快楽は」など複数箇所
・最後の「殺さぬように」→「くぉぉぉrrrろさぬように」みたいな感じで、だいぶ前のめりに発音

◆遊び心……「こんなにも濡れてるじゃアないか」の「ないか」は兄貴リスペクトで「にゃいか」と発音しています(笑)
直前の歌詞で「不気味な猫」がというフレーズがあったのでつい。

◆メリハリ……Adoさんみたいに裏声と地声をコロコロ切り替えることで、表情豊かに歌わせました。

例)
・「跪くわ」→トラックを分割して一気にウィスパーボイスに切り替えることで、前後との温度差を強めにしました。

SynthesizerVはベタ打ちでもかなりそれっぽく歌ってくれますが、そこで満足せずに細かくチューニングすることで、より魅力的なカバーに仕上がると思います。
「SynthVの調声って、もうこれ以上何をすればいいの……?」と迷われている方のご参考になりましたら幸いです!

 

STAGEA 02シリーズの販売終了をきっかけに、これまで共に歩んできた時間を振り返りながら、感謝の気持ちを込めたオリジナルMVを制作しました。

 

 

エレクトーン擬人化プロジェクトによって生まれた5人のキャラクターのことを、私は Electric Dreamers と呼んでいます。
この企画の中で正式に皆さまにお披露目できたのは、BELLちゃん(ELB-02) だけでした。

※BELLちゃんはエレクトーン STAGEA ELB-02 使い方動画だけでなく、「ぬり絵」で楽しむエレクトーン!などにも登場していました。

 

しかし本当は5機種すべてに対してキャラクターデザインを作成していたので、月刊エレクトーン2021年1月号のプレゼント企画でひそかにクリアファイルが販売されていました。
(持っている方はかなりのレアアイテムです!)

 

 

次のパートからは、汐日が描いた上記のイラストをもとに、イラスト生成AI(Gemini)で作成した各シーンについて紹介します。

 

■BELL(ベル)ELB-02 ベーシックモデル

BELLちゃんだけは唯一公式で声がついているので、あのキラキラした鈴のような声を再現したいと思い、『Ayame』という音源を新たに購入して調声しました。



ストリートエレクトーンが3種類出るなど、一番おしゃれさんだったBELLちゃん。

HANAモデルにちなんで、花柄のワンピースを選んでいるシーンにしました。


SFXキット2『爆発』をテーマにしたワンシーン。派手さはありますが、ライブ!シリーズに比べるとちょっとリアルさに欠けるので戦闘力低めです。


You(弾き手)が小学2年生の頃に、音楽の楽しさを初めて教えてくれたのがBELLちゃんでした。


■SETH(セス)ELS-02 スタンダードモデル

使用したSynthVの音源はEriです。SETHにぴったりな少年らしい声(イメージとしてはgleeのカート・ハメルみたいな感じ)を作りたくて、四苦八苦しながらジェンダー設定をいじくり倒していました。



キャラクターデザインをしていた当時、スタッフの方から「ELS-02の控えめな感じがいい」と評価していただいたので、彼らしい雰囲気が出るシーンを生成しました。


効果音バトルのシーンのモチーフはSFXキット2『レーザーガン』。

汐日は効果音として単体で使うよりも、打ち込みにさりげなく使う方が多かったです。

マシンガンと比べると弱弱しい音なので、無理に応戦せず逃げるというアクションをとってもらいました。


Youが中学1年生の頃、グレードアップされる寸前のSETH。そんな別れのシーンを生成しました。

おそらく彼女が最初に買ってもらったエレクトーンだったのでしょう。


■CARA(カラ)ELC-02 カジュアルモデル

使用した音源はSynthesizerVのLiamです。正直な話、LiamはSynthV2を購入するときに「男性音源一人は欲しいな~」ぐらいの軽い気持ちで導入した音源だったのですが、今やFeng YiとEriの次ぐらいにお世話になっています。

 


「分解して車に積み込めばどこにでも移動できる」というELC-02の強みを表現した生成イラストです。

ちなみに汐日の家のCARAは、往復4時間以上トランクの中にいた日がありました。

 


モチーフはライブ!SFXキット2『パンチ2』。

SFXキット2の頃よりも強そうな音がするし、CARA本人がノリノリなので戦闘力はそこそこ高いです。

 


Youが中学2年生の頃、屋外でデモ演奏する前に、一緒に会場設営をしているというシーンです。

二人は兄妹のように気安い関係なので、お互いの表情にこだわって生成しました。



■CALE(ケイル)ELS-02C カスタムモデル

使用した音源はRikuです。最初にデモ音源を作ったときはHaydenを使用していたのですが、閲覧した人から「声がイラストと合っていない」と言われてしまったので(笑)、Ayameと同じくこちらも新たに購入して再調声しました。

 


03シリーズが出る前だったので、「生涯を共にするパートナー」というイメージでキャラクター像をデザインしました。個人的なイメージはエレクトーンプレイヤーの安藤禎央さんです。

彼さえいればエレクトーンの機能は全部網羅できる!という安心感がありました。

 


ライブ!SFXキット2『マシンガン2』。これはかなり本格的な音なので強そうです。

 


試験勉強とコンクールの両立に忙しいYouへ、CALEがブランケットをかけてあげています。

最初に動画を生成した時、CALEがYouの頭までブランケットをかけたので笑ってしまいました爆笑

 


■EXA(エクサ)ELS-02X プロフェッショナルモデル

使用した歌唱音源はおなじみFeng Yi様です。キャラデザを決めた時からこの声をイメージしていたので、選ぶにあたって一切迷いはありませんでした。

 


ライブ!SFXキット1『雷2』がモチーフです。SFXキット1の頃よりもかなりリアルさが増したと思います。

EXAは一番ファンタジックな見た目をしているので、呪文の詠唱をしていても全然違和感がなかったですね。

 


コンクールという大舞台に挑むYouと、舞台上で対面するEXAというイメージのシーンです。

EXAは「真に音楽を極める者へ栄光(賞)を授ける女神」というテーマでデザインしています。個人的なイメージはエレクトーンプレイヤーの平沼有梨さんです。

今回はHailuoaiとGrokという動画生成AIをメインで使用しました。
Hailuoaiでは例えば図のように、開始フレーム(ジャンプする前)とエンドフレーム(ジャンプ終わり)のイラストを生成し、「キャラクターがくるっと回ってそのまま空中を漂う」みたいなプロンプトを入れて動画生成を行っています。


 

なお、後半のアニメーションは、Geminiで生成したイラストをもとにGrokで出力しています。

キャラクターデザインをした当時は、頭の中でしか描けていなかった情景を、AI生成を通じて映像として再現できるようになったことがとても嬉しかったです。

 

ちなみに動画サムネイルの概案はGoogleMixboardで作りました。コルクボードイラストなんて少し前は作るのも大変でしたが、今ではサクッとできてしまうので大変便利ですね!

 

■楽曲について

今回の楽曲は、「5人が声を合わせて歌った時に映えるような、グローバルな雰囲気の曲にしたい」という想いをもとに制作しました。

ただし、サビではボーカルだけが主役になるのではなく、エレクトーンが奏でる内声もしっかり印象に残るよう、フレーズの面白さを意識しています。
テンポはエレクトーンのデフォルト設定である 120BPM に設定。電子楽器らしさを活かすため、ピコピコとした電子的な音色を随所に散りばめました。
 

そして最後のセクションでは、最も人間らしく自由に歌う「You(あなた)」が登場します。
このパートには、「エレクトーンと過ごした10年間の思い出を、聴いてくださる一人ひとりにも振り返ってほしい」という気持ちを込めました赤ちゃんぴえん

AIが進化を続ける現代において、エレクトーンの醍醐味は「譜面通りに正確に弾くこと」だけではなく、自分の感情のままに音楽を表現できることだと感じています。
その自由な表現を支えるのは、日々の地道な練習の積み重ね。そんな想いをこの曲に込めました。


これまでSTAGEA 02シリーズと共に過ごした皆さまが、それぞれの思い出を重ねていただけたら嬉しいです。

 

ボカロ民族調曲投稿祭2025にて、2011年に作曲した処女作『追憶のカムパニルヤ』のSynthVカバー版を投稿させていただきました!

動画生成AI『Adobe Firefly』によるストーリーMV付きでお楽しみいただければと思いますニコニコ

 

 

 

1.制作のきっかけ ― Adobe Firefly 無制限キャンペーン
10月1日までFireflyで動画生成が無制限――そんな告知を見た瞬間、当時AIで動画を作るのにハマっていた私の中で何かが弾けました昇天
わし「えっちょ待っあと1週間しかないじゃんどうしよ何の企画も立ててないのに何作ろうオエー(0.1秒後)とりあえず何でもいいから作るか……」

ということでそこから怒涛の1週間が始まりました。

まずはGemini(nano banana)を使って登場人物のラフ画を生成し、考案したMVの構成をChatGPTに共有しつつ、各シーンに挿入するカットを決めていきます。そして再びGeminiでFirefly用の英語プロンプトを作成し、各シーンを出力して組み合わせるという流れで作業を進行しました無気力い、忙しい……!

2.題材決定 ― 原点回帰
私がボカロオリジナル曲を作ろうと決意したきっかけとなった楽曲は、おそらくひとしずくP様による『Synchronicity~第二章 光と影の楽園~』だったのではないかと思います。

当時は緻密に作り込まれた物語と、そのシリーズ楽曲が流行しているという大変幸せな時代でした。

当然ながら私もその影響をモロに受け、当時は1つの楽曲を作るたびに、その下地となる短編小説を逐一書いていたほどでした。

今は流石にそこまではしていませんが魂が抜けるそれでもひとつの楽曲を作る際は、いつも背景となる物語を考える癖がついているな~と思っています。

今回、動画生成AIでMVを作るにあたり、どの楽曲を題材にするのが良いだろうかと思い悩みました。いくつかの候補曲を思い浮かべた結果、最も物語が明確な形を成していた、処女作『追憶のカムパニルヤ』に決めました。
ちょうど12月に「ボカロ民族調曲投稿祭2025」が開催されることを思い出し、これに合わせて完成させるのが良いのではないかと思ったためです。

実は『追憶のカムパニルヤ』には、今は亡き『魔法のiらんど』というサイトで公開していた前身小説があったので、その時の展開なんかも断片的に思い浮かべながら、「なんか……こんな感じの話だったような気がする……(??)」という朧げな記憶を頼りにMV構成を組み立てました。
何故記憶を頼りに組み立てたのかというと、あまりに昔に書いた小説なので怖すぎて読み返せなかったからですネガティブ

本来はバッドエンドの物語でしたが、短い楽曲のMVでそれを再現しようとすると後味が悪すぎるので、アレンジを加えてハッピーエンドの展開に変更しましたうさぎのぬいぐるみ

3.キャラクター設定 ― 新しい三姉妹の形
2011年に公開した原曲『追憶のカムパニルヤ』は、3人のUTAU音源を使っていましたが、今回はSynthesizer Vで制作するため、世界観に合わせた新キャラクターを構築しました。

■ ヴェルマ(Velma)/長女
名前の由来は「Wilhelmina(ヴィルヘルミーナ)」に由来し、“強い意志を持つ者”を意味します。
民衆を脅かす“狼城”の者たちに立ち向かう義勇軍の兵士です。

妹たちと再会するため、地道に情報を集めながら剣の腕を磨いてきた努力家のお姉さんですね。
キャラデザは『欲音ルコ』さんをオマージュし、紺色のマントに黒髪ボブという凛々しい姿に仕上げました。



■ フィオラ(Fiora)/次女
名前の由来は「花(イタリア語系・fiore)」。
幼い頃から狼に懐かれる体質を持ち、その特性を利用しようとした城の者たちに連れ去られました。本当は彼女自身も狼に変身できる、という新しい設定が生えています。
原作では「幼い城主の息子」との恋物語が描かれていましたが、今回は前身にあたる小説から狼男との関係性を採用しました。

生成AIでキャラデザを出力する際、特に髪色や髪型の指定をしていなかったのですが、自然と原曲を歌っている『雪歌ユフ』さんの容姿に似たキャラクターが出力されたのには驚きました。



■ ビビアナ(Viviana)/三女
名前の由来は「生命(ラテン語系・vivus)」。
姉たちとはぐれた後、仕事を求めて乗り込んだ船がまさかの海賊船だったという不遇な子ですが、自由を愛する逞しい性格の持ち主。フリーランスのように各地を渡り歩いています。
デザインは『重音テト』さんをイメージした赤髪ツインテールで、海賊らしく日焼けとそばかすを入れました。
最初は少しダサい服装で出力されてしまったので、「パイレーツ・オブ・カリビアンみたいに格好良い感じでオネシャス」と注文して修正してもらいました。



三人は血のつながりが定かでないまま、孤児として身を寄せ合い、姉妹のように育ちました。
しかし、次女フィオラが城の人間に連れ去られてからは、それぞれ別の道へ。彼女を奪った城の男たちは「納税を怠れば狼の餌にする」と脅して民衆を支配し、恐怖政治を敷いていました。
義勇軍と海賊が立ち上がる背景には、そうした圧政への怒りがあるのですが、ここをナレーション・説明なしのMVで表現するのが難しかったです。

4.シーン構成 ― 言葉を使わずに伝える挑戦
前回soraで動画生成をした時、同じプロンプトでも別人のような顔で出力されることが多いという反省点がありました。

そこで今回も顔がアップになるカットを極力抑え、手・足元・風景などパーツカットを中心に構成しつつ、登場人物の感情をしっかりと伝えるという難易度の高い試みに挑戦しました煽り
「驚きのあまり新聞記事をくしゃっと握りしめる」「月に向かって伸ばされた指先が震えている」など、ストーリーを知らない人にも登場人物の心情が伝わるよう、一つ一つの場面に意味を持たせていますにっこり

5.Adobe Fireflyでの生成 ― 制作の裏側
さまざまな動画生成AIの中でも、Fireflyは「キャラクターの一貫性」に強いという情報を耳にしたので、どうしても顔のアップが必要なシーンは、人物の描写だけでなくキャラクター名もプロンプトに含めるようにしました。
これが思いのほか効果的で、まるで“ミュージカルの別キャスト版”のように、統一感のある面影でまとまりました。

それとこれは倫理的な問題だと思うのですが、どうやらFireflyでは「子どもが可哀想な目にあう映像」をリアルに生成できない仕様になっているようでした。そのためフィオラが連れ去られるシーンは、「男と一緒に逃げる」など柔らかい表現で回避しました。
その結果、過去の回想シーンだけは油彩画のようなタッチになり、幻想的な仕上がりになったのは嬉しい誤算だったと思います!

6.おわりに
“言葉を使わずに物語を伝える”という挑戦は想像以上に難しく、そしてそれ以上に楽しいものでした。
AIによる動画生成という新しい技術の中で、「感情」や「物語」をどう表現するか――その試行錯誤の結果が、このMVとなっております飛び出すハート

約15年前に思い描いていた物語を、架空のミュージカル風の映像として作成することができて本当に嬉しかったです!

原曲を御存じの方も初めて聴くという方も、ぜひ新しい動画を楽しんでいただけますと幸いです!ラブ