夏に初参加したボカコレがあまりに楽しすぎたので、冬もREMIX部門で参加させていただきました!


今年の年末年始休暇は例年に比べて長かったということもあり、期間中に夢中になって作りこんでいた作品を、このタイミングで投稿させていただきましたニコニコ

【制作のきっかけ】
昨年からドハマりしているSynthesizerVですが、ブラックフライデーやらV2の登場などもあり、気が付けば手持ち音源の数が7音源にまで増えていました無気力
元々好きすぎて購入した音源(FengYi、Haydenなど)もいれば、ノリで導入したらめちゃくちゃ好きになってしまった音源(Liam、Eriなど)もいて、とにかく全員への愛が半端なくなってしまい、せっかくなら皆で一斉に歌ってもらって、合唱動画みたいなものを作りたい!と思ったのが、今回の制作の出発点でした。
その時真っ先に頭に過ったのが、jonjonjon様によるブリキノダンスの合唱動画です。アレンジも歌っている方のお声も全てがかっこよくて、10年以上経っても大好きな動画です!よだれ

【各シーンについて】
今回のMV制作にあたり、10話連続のアニメ作品を想定したプロットを作成しました。
詳しくは特設サイト【Divine Projection Cup(神格投影杯)】をご覧くださいにっこり

 

STORYから第一話の小説も公開しています。時間が足りなさ過ぎてブリキノダンスのシーンまでいけなかったのですがネガティブ、続きの話も1日1本を目安に公開していきたいと考えています。
それまでは皆さまのご想像の中で、「こういう話なんだろうな~」と自由に補完しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。

全員に平等に出番を作る構成にしたかったため、第9話以降のカットは今回のMVには含まれていません。
また、パート分けの都合により、映像に登場するキャラクターが一部変更されている箇所もあります。

【MV制作の手順】
プロットの中から(脳内アニメとして)印象的なシーンをピックアップし、それぞれをアニメーションカットとして一つずつ制作していきました。

1.MixBoardとNanobananaを往復しながらキャラクターシートを作成

最初にざっくり衣装コンセプトを伝えて調整し、その後メカっぽいパーツを追加するなどしてデザインを詰めていきました。
宗教というテーマは非常にデリケートなため、特定の神話・宗教に限定されないよう、複数のモチーフをミックスしつつ、ファッション性を重視したデザインにしています。


2.キャラクターシートを活用してChatGPTでキービジュアルを作成


3.キャラクターシートを活用してNanobananaでアニメ風ワンシーンイラストを作成


4.ワンシーンイラストを基にアニメカットを出力


5.使えそうなカットを抽出して生成


6.Grokでアニメ化

制作していた頃(昨年末~今年頭)はちょうどGrokが一番輝いていた時期で、かなり無茶なプロンプトでもいい感じの動画が出てました。
今は同じプロンプト入れても当時と同じクオリティのシーンを出力するのは難しいと思います。
AIは常に進化していますが、私たちにとって画期的に見える進化もあれば、逆に後退しているように見える変化が起きることもあります。だからこそ今しか作れない作品を、このタイミングで形にできたことをとても嬉しく思っています。

本作では、AIによって変容していく世界と、人間の創造性・信仰性・芸術性との衝突も物語の根幹に据えています。
現実の社会と静かにリンクさせながら、この物語が投げかける問いを感じ取っていただけたら嬉しいです。

 

本日2/6に発売された『吸血鬼すぐ死ぬ』26巻に、読切版『吸血鬼よく死ぬ』が収録されましたにっこり
これを記念して、読切版ロナルド様をイメージした『クイーンオブハート(SynthVカバー)』動画を公開いたしました。
本楽曲の制作にあたっては、作曲者である奏音69様の利用規約を確認の上、二次創作として問題のない範囲で制作しております。
念のため、今回はShortsおよびニコニコ動画のみでの公開とさせていただいております。


『吸血鬼よく死ぬ』について少し解説をさせていただきますと、本作は『吸血鬼すぐ死ぬ(読切版)』の続編として描かれた作品です。
しかし、長らくコミックスに収録されていなかったため、これまでは某図書館様から複写を取り寄せる以外、読む方法がほとんどありませんでした。
(言わずもがなではありますが、汐日の自宅の本棚には複写版の『吸血鬼よく死ぬ』が大切に保管されています。某図書館様、その節は誠にお世話になりましたニコニコ

さらに補足ですが、読切版ロナルド様は、皆さんがよくご存じの連載版『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場するロナルド君とは、キャラクターデザインや性格などが少し異なっています。何と申し上げればよいのか、若干ダウナーで大人びた雰囲気のキャラクターですよだれ
作者である盆ノ木至先生のラジオでは、以前「ロナルド君はヒヨシさんとの関係性が解消されなかった場合、読切版のロナルド様のようになっていた可能性がある」という趣旨の発言がありました。
また、盆ノ木先生が度々「今のロナルド君にはロナルド様がなかなか降りてこない」と表現されていることもあり、読切ロナルド様は私にとって「もう会えないけれど、どこかの世界線では生きているかもしれない存在」——たった2話で退場してしまった、儚い“推し”でもあります魂が抜ける

つまり、『吸血鬼よく死ぬ』がコミックスに収録されたということは、読切ロナルド様と再び公式で接点を持てる機会が今後あるかどうか分からない、ということでもありますネガティブ
だからこそこれが最後の機会かもしれないと思い、愛やら夢やら、さまざまな想いを詰め込んで制作しました愛飛び出すハート

【選曲の理由】
ロナルド様は(女たらしな)兄貴をベースに、ロナルド君の想像で作られたキャラクターでもあったりするので、少しレッドバレッドと重なるようなエロティックな歌詞の曲を選びました。
原曲のメロディとcillia様による神がかった調声が本当に好きで、結構昔から何度も聴いていたんですが、よっぽどのことがないとカバーに手を出すことはないだろうと思っていました。……ありましたね!よっぽどのことが!笑

【本カバーだけの特別アレンジ】
オクターブ下とかちょこちょこ入れてますが、一番大きなアレンジは後半のサビに入っているキッス姉さん&ドラルクによるコーラスではないでしょうか(キッスさん、カラオケで無双するほどの美声の持ち主ですからね……)。
あとは中盤に英語のナレーションを入れています。これは「Yes, your majesty.I cut out my heart for you」の歌詞をどんな風に解釈しようかなと悩んだ時に、本当であれば魅了の能力を使える吸血鬼ですら、逆に魅了されてしまうみたいなイメージが浮かんだので、そのストーリーを表現するために作った文章となっています。

【MVについて】
嘘予告ロナルド君、本編ロナルド君と続けて描いてきましたが、読切ロナルド様は表情から髪型まで何もかもが違っていて、色々な表情差分も含めて描くのがすごく楽しかったですキューン
読切の世界で作っておいてなんですが、「心臓を捧げて頂戴」の歌詞でふと嘘予告の世界のドラルクが思い浮かんだので、『New Game+』で登場した心臓のイラストをこちらでも使用しています真顔

【調声で工夫したポイント】
今回は以前までと違い、かなり細かいところまでこだわって調声しました!

◆発音……Liamはハキハキ喋るのが良い一方、場合によってはリアリティに欠けることがあるので、あえてはっきり発音させない箇所を設けました。
例)
・「壊れるまで愛して」の「愛」→「ゃい」
・「仮面の裏側が見える」の「見える」→「みへる」
・「アリスのように」の「よおに」→「ようをに」

◆マウスオープン……盛り上がるところは口を大きく、さらっと流したいところは口を小さく開けて自然に発音するようにしました。
例)
・「殺さぬように」→サビの入りなので口を大きく開ける
・「犬のように」→「よぉ」が強すぎるので口を小さく開ける
・「アたしは」の「は」→同じく「わ」が重すぎるので口を小さく開ける

◆巻舌……要所要所に取り入れることで、気だるさと色気を出してみました。

◆しゃくり……cillia様のustから勉強させていただいたのですが、高めの音から一気に落とすと表情がついて生き生きとすることがわかったので、今回はかなり多用しました。
例)
・「死ぬまで帰れない」の「か」
・「膝をつき」の「ひ」

◆タイミングずらし……ジャジーな雰囲気の曲なので、適宜テンポを崩して遊びの要素を入れました。
例)
・サビの「快楽は」など複数箇所
・最後の「殺さぬように」→「くぉぉぉrrrろさぬように」みたいな感じで、だいぶ前のめりに発音

◆遊び心……「こんなにも濡れてるじゃアないか」の「ないか」は兄貴リスペクトで「にゃいか」と発音しています(笑)
直前の歌詞で「不気味な猫」がというフレーズがあったのでつい。

◆メリハリ……Adoさんみたいに裏声と地声をコロコロ切り替えることで、表情豊かに歌わせました。

例)
・「跪くわ」→トラックを分割して一気にウィスパーボイスに切り替えることで、前後との温度差を強めにしました。

SynthesizerVはベタ打ちでもかなりそれっぽく歌ってくれますが、そこで満足せずに細かくチューニングすることで、より魅力的なカバーに仕上がると思います。
「SynthVの調声って、もうこれ以上何をすればいいの……?」と迷われている方のご参考になりましたら幸いです!

 

STAGEA 02シリーズの販売終了をきっかけに、これまで共に歩んできた時間を振り返りながら、感謝の気持ちを込めたオリジナルMVを制作しました。

 

 

エレクトーン擬人化プロジェクトによって生まれた5人のキャラクターのことを、私は Electric Dreamers と呼んでいます。
この企画の中で正式に皆さまにお披露目できたのは、BELLちゃん(ELB-02) だけでした。

※BELLちゃんはエレクトーン STAGEA ELB-02 使い方動画だけでなく、「ぬり絵」で楽しむエレクトーン!などにも登場していました。

 

しかし本当は5機種すべてに対してキャラクターデザインを作成していたので、月刊エレクトーン2021年1月号のプレゼント企画でひそかにクリアファイルが販売されていました。
(持っている方はかなりのレアアイテムです!)

 

 

次のパートからは、汐日が描いた上記のイラストをもとに、イラスト生成AI(Gemini)で作成した各シーンについて紹介します。

 

■BELL(ベル)ELB-02 ベーシックモデル

BELLちゃんだけは唯一公式で声がついているので、あのキラキラした鈴のような声を再現したいと思い、『Ayame』という音源を新たに購入して調声しました。



ストリートエレクトーンが3種類出るなど、一番おしゃれさんだったBELLちゃん。

HANAモデルにちなんで、花柄のワンピースを選んでいるシーンにしました。


SFXキット2『爆発』をテーマにしたワンシーン。派手さはありますが、ライブ!シリーズに比べるとちょっとリアルさに欠けるので戦闘力低めです。


You(弾き手)が小学2年生の頃に、音楽の楽しさを初めて教えてくれたのがBELLちゃんでした。


■SETH(セス)ELS-02 スタンダードモデル

使用したSynthVの音源はEriです。SETHにぴったりな少年らしい声(イメージとしてはgleeのカート・ハメルみたいな感じ)を作りたくて、四苦八苦しながらジェンダー設定をいじくり倒していました。



キャラクターデザインをしていた当時、スタッフの方から「ELS-02の控えめな感じがいい」と評価していただいたので、彼らしい雰囲気が出るシーンを生成しました。


効果音バトルのシーンのモチーフはSFXキット2『レーザーガン』。

汐日は効果音として単体で使うよりも、打ち込みにさりげなく使う方が多かったです。

マシンガンと比べると弱弱しい音なので、無理に応戦せず逃げるというアクションをとってもらいました。


Youが中学1年生の頃、グレードアップされる寸前のSETH。そんな別れのシーンを生成しました。

おそらく彼女が最初に買ってもらったエレクトーンだったのでしょう。


■CARA(カラ)ELC-02 カジュアルモデル

使用した音源はSynthesizerVのLiamです。正直な話、LiamはSynthV2を購入するときに「男性音源一人は欲しいな~」ぐらいの軽い気持ちで導入した音源だったのですが、今やFeng YiとEriの次ぐらいにお世話になっています。

 


「分解して車に積み込めばどこにでも移動できる」というELC-02の強みを表現した生成イラストです。

ちなみに汐日の家のCARAは、往復4時間以上トランクの中にいた日がありました。

 


モチーフはライブ!SFXキット2『パンチ2』。

SFXキット2の頃よりも強そうな音がするし、CARA本人がノリノリなので戦闘力はそこそこ高いです。

 


Youが中学2年生の頃、屋外でデモ演奏する前に、一緒に会場設営をしているというシーンです。

二人は兄妹のように気安い関係なので、お互いの表情にこだわって生成しました。



■CALE(ケイル)ELS-02C カスタムモデル

使用した音源はRikuです。最初にデモ音源を作ったときはHaydenを使用していたのですが、閲覧した人から「声がイラストと合っていない」と言われてしまったので(笑)、Ayameと同じくこちらも新たに購入して再調声しました。

 


03シリーズが出る前だったので、「生涯を共にするパートナー」というイメージでキャラクター像をデザインしました。個人的なイメージはエレクトーンプレイヤーの安藤禎央さんです。

彼さえいればエレクトーンの機能は全部網羅できる!という安心感がありました。

 


ライブ!SFXキット2『マシンガン2』。これはかなり本格的な音なので強そうです。

 


試験勉強とコンクールの両立に忙しいYouへ、CALEがブランケットをかけてあげています。

最初に動画を生成した時、CALEがYouの頭までブランケットをかけたので笑ってしまいました爆笑

 


■EXA(エクサ)ELS-02X プロフェッショナルモデル

使用した歌唱音源はおなじみFeng Yi様です。キャラデザを決めた時からこの声をイメージしていたので、選ぶにあたって一切迷いはありませんでした。

 


ライブ!SFXキット1『雷2』がモチーフです。SFXキット1の頃よりもかなりリアルさが増したと思います。

EXAは一番ファンタジックな見た目をしているので、呪文の詠唱をしていても全然違和感がなかったですね。

 


コンクールという大舞台に挑むYouと、舞台上で対面するEXAというイメージのシーンです。

EXAは「真に音楽を極める者へ栄光(賞)を授ける女神」というテーマでデザインしています。個人的なイメージはエレクトーンプレイヤーの平沼有梨さんです。

今回はHailuoaiとGrokという動画生成AIをメインで使用しました。
Hailuoaiでは例えば図のように、開始フレーム(ジャンプする前)とエンドフレーム(ジャンプ終わり)のイラストを生成し、「キャラクターがくるっと回ってそのまま空中を漂う」みたいなプロンプトを入れて動画生成を行っています。


 

なお、後半のアニメーションは、Geminiで生成したイラストをもとにGrokで出力しています。

キャラクターデザインをした当時は、頭の中でしか描けていなかった情景を、AI生成を通じて映像として再現できるようになったことがとても嬉しかったです。

 

ちなみに動画サムネイルの概案はGoogleMixboardで作りました。コルクボードイラストなんて少し前は作るのも大変でしたが、今ではサクッとできてしまうので大変便利ですね!

 

■楽曲について

今回の楽曲は、「5人が声を合わせて歌った時に映えるような、グローバルな雰囲気の曲にしたい」という想いをもとに制作しました。

ただし、サビではボーカルだけが主役になるのではなく、エレクトーンが奏でる内声もしっかり印象に残るよう、フレーズの面白さを意識しています。
テンポはエレクトーンのデフォルト設定である 120BPM に設定。電子楽器らしさを活かすため、ピコピコとした電子的な音色を随所に散りばめました。
 

そして最後のセクションでは、最も人間らしく自由に歌う「You(あなた)」が登場します。
このパートには、「エレクトーンと過ごした10年間の思い出を、聴いてくださる一人ひとりにも振り返ってほしい」という気持ちを込めました赤ちゃんぴえん

AIが進化を続ける現代において、エレクトーンの醍醐味は「譜面通りに正確に弾くこと」だけではなく、自分の感情のままに音楽を表現できることだと感じています。
その自由な表現を支えるのは、日々の地道な練習の積み重ね。そんな想いをこの曲に込めました。


これまでSTAGEA 02シリーズと共に過ごした皆さまが、それぞれの思い出を重ねていただけたら嬉しいです。