7/23 (土)

今日も2時間睡眠で起きてしまう。

けごちんの具合がひどく悪くなってから、2時間間隔で目が覚めるようになってしまってた。

覚めると、けごちんがどんな状態か確認して、してあげられることをしてまた眠る。
そしてまた2時間で目覚める。眠る時間があと2時間ない時は、そのまま起きてしまってた。

ずっと緊張状態が続いていて、まだそれが解けていないみたい....

土曜日にこんな早い時間に起きるなんて滅多になくて。
でもすることはたくさんあるので、まず洗濯。
そして動物病院が開くのを待って、電話でご報告。

最後に診察してくださった院長先生がしみじみと「でも頑張りましたよ、圭吾ちゃん...具合が悪くなってから約1カ月も....」と言われてまた泣いてしまう。

その後、お花を買いに近所へ。
好きなお花屋さんに行ったら、お店は開いているものの、誰もいない...
で、他のお花屋さんを何軒か見て回ったけれど、あまり好みのお花がなかったので、最初のお花屋さんにまた戻る。

すると、女性の店員さんらしき人が携帯電話でずっとお話してるので、終わるのを待つ。

でもなかなか終わらなくて、電話を切らないまま、「何か?」と聞かれる。
「花束を作って頂きたいんですけれど...」と言うと、
「(生花を) 出すのに時間がかかります。」と。

なんだかそのまま帰れなくて、電車に飛び乗っていつもの土曜日コースへ。
クリニック~自然食品店~アロマのお店~自然食品店。

実は看病疲れか、腕と腰がとても痛くて困っていたので、13時に開く鍼治療院に今日予約がとれるか
確認。16時からなら取れるとのことなので、予約していったん地元へ。

またお気に入りのお花屋さんへ。
店頭にはごく小さいブーケが2種類しかなかったので、「ブーケはこれだけですか?」と聞くと、
「はい (きっぱり)。」

えーーーーっ....と....「出てるのはこれだけですけど、お作りしますか?」とかはないのね....
あまりの商売っ気のなさに少々驚き....orz

仕方がないので、いつもけごちんの草を買っていた○○園芸へ。
ここの花束はあまり好みではないのだけれど、店員さんはそれなりにお客さん向けの対応をしてくれる。
菊などではないけれど、白と黄色を基調に1対、作って頂く。
お見送り用なのに、お気に入りのお店で買えなくてちょっと残念。

けごちんの両脇にお花を飾ってから、ごくごく軽い食事。
そして鍼へ。

先生に「腰と腕が痛いんだって?どうしたの?」と聞かれていきさつを話す中で、けごちんが亡くなったことを言った途端に涙が止まらなくなり、ボロボロに。

アシスタントの女性がティッシュの箱を渡してくださる。

治療中もずっと泣いてしまい、泣きに行ったのかと思う泣きっぷり...
先生の「これからはあなたの守り神になってくれていつでも傍にいるんだから」との言葉にもまた泣き...

帰り道、放心....。時々こみ上げる涙と闘いながら。それでもちゃんと家には辿り着くものなのね....

けごちんと一緒に眠れる最後の日。いつもそうしてたように、私の顔の左横に背中を向けて寝転んだけごちんと添い寝。


7/24 (日)

けごちんお見送りの日。

度々けごちんを撫でたり話しかけたりしながらバタバタと支度。

震災後、体調を崩している姉が来てくれることになった。
一人でお見送りするつもりだったけれど、不安だったので、すごく嬉しい。

5時前、駅から家の角を通り過ぎて行き過ぎてしまった姉を迎えに途中まで。
家に一緒に歩く途中にペットの火葬をしてくれる会社の方から電話。
「あと10分ほどで着きます。」とのこと。

慌てて家に入り、けごちんと最後の写真を撮ってもらう。
ほどなく火葬会社の方が到着。

徒歩20分位の大きい公園か、近くの駐車場でどうか、とのご提案。
駐車場で火葬することになり、私がけごちんを抱っこして、姉にお花を持ってきてもらう。

火葬台にけごちんを横たえて、最後に抱きしめてお別れ。やっぱり涙。
両脇にお花、そして一番好きだったかつおのお刺身を口元に。

引火され、1時間ほどで火葬が終わったら電話を頂くことに。

家に戻って姉とおしゃべり。
けごちんの最期、一人で抱えるには重すぎて....話すことができてよかった。

あっという間に時間が来て、駐車場へ。
お骨を拾う。
火葬会社の人が「綺麗な形で...なかなかこんな風には出ないんですよ。」と。
けごちんの病気では、ひどくなると腫瘍が出来た部位の骨が溶けてしまったりもするらしいけれど、
そこまで進んでなかったんだね...

尻尾の骨が可愛らしくて....愛おしかった。

ここの火葬会社を選んだ理由の1つに、分骨カプセルを1つプレゼントしてくれるというのがあって、その分骨カプセルにも、爪や小さい骨をいくつか入れる。

すべての骨を拾い終わり、蓋をして覆袋に入れて頂いて返骨して頂く。
姉はここで帰るというので、お骨を抱えたまま駅へ送って行く。

駅までの道でまた泣いてしまい、姉も泣いてくれた (今日はずっと、私が泣くとそれが引き金になるようで姉も泣いてしまってた)。

姉を見送って、一旦お骨を置きに家に戻ってから買い物に。そしてまた家に戻る。

ほんとにひとりぼっち.....
7/22 (金)

昨日の足取りがふらふら、よろよろなら、今日の足取りはよたよたという風になってしまったけごちん。
昨日までは部屋の隅から隅まで一気に歩いて行けたけれど、今日は数歩ずつ移動するのがやっと。

もう少し緩やかに下降していくものだと思ってた。

それでも、午前中に魚のスープ部分お皿に一杯分、お昼にブリのお刺身を魚のスープで伸ばしたの、シリンジで何杯か、食べてくれた。

折りしも今日は大きなプロジェクトの締め日。
だから、日中に通院なんてできないかな、と思ってた。
日中のタイミングを逃すと、定時 (18:30)後に向かうことになり、受付19:00までの動物病院に駆け込むことになる。

でも、15:30頃、納品したら、「次の作業についてはしばらくお待ちください」と言われたので、「プロジェクトの締め日なので難しいかもしれませんが、しばらく席を外しても大丈夫ですか?」と聞いてみた。

「あ、お昼休憩なら全然取ってもらっていいですよ」
「実は飼い猫の体調がとても悪くて...1時間ほどで戻れると思うのですが、通院して来たいんです」
「!!! どうぞどうぞ!そちらを優先してください!」
と言ってくださって、すぐ支度。

一昨日通院した時は、行きの道中、いつものように鳴きどおしだったけれど (そんなことに体力使わないでよぅ...(涙))、今日はキャリーに入れるのも弱弱しい抵抗だけ、行きの道中も2、3回「キューン...」って小さな声で鳴いただけ。

病院に着くと、他には誰も患者さんはいなかった。
受付で病状を聞かれると、また泣きながらグダグダの説明になってしまう。
一人でいると泣く寸前で抑えられるんだけど、人と話すとすぐ泣いちゃうのはどうしてだろう?

今日はとても久しぶりに院長先生に診て頂く。
昨日あたりからとても体温が下がっている感じがすることを伝えると、検温した先生、「35℃くらいしかありません。これはあまりよくないですねぇ。」

看護婦さんが、点滴バッグでできた簡易湯たんぽを2つ、けごちんに当ててくれる。

点滴、抗生物質とステロイドの注射。今までステロイドは副作用のことを考えて否定派だったけれど、
「痛みが楽になるし、代謝が上がるので食欲も出てくるかもしれません。」との説明に、今日は受けることに。

「自分で飲み込んだりできなくなると、衰弱して1日2日中にという可能性もありますから、できるだけ食べさせてあげてください。」とのこと。はい、がんばります。

治療が終わって、キャリーに入れようとしたら、ペットシートがしっとり。
替え持ってきてなかったけど、同じ大きさのタオルとビニール袋は持ってきてたので、交換。
受付の女性が、「何かあったらいつでもお電話ください。すぐ獣医師につなぎますので。」と言ってくださる。本当にありがたい。

「けごちん、付き合ってくれてありがとう、お疲れ様、お家帰ろうね。」と帰途に。

帰宅してからもここ2、3日の定位置、玄関の床と、サッシの前の床にペターっと寝たり、時々起き上がって体の向きを変えたりを繰り返すけごちん。

通院させて頂いたお礼と、戻ったことを連絡すると、お気遣い頂いて「次の作業は納期ゆったりめにしておきました」とのこと。本当に助かる...。

途中、魚のスープ1袋分を2回に分けて給餌。
私も慣れて来ているけれど、けごちんもだんだん飲み込み方が上手くなって来てくれてる。

けごちんが呼んでる気がする時は度々手を止めながら仕事。
時々、とってもかわいらしい顔で見つめてるので、久しぶりに動画を撮ったりしながら。

定時を過ぎて、暗くなりかけてから玄関のドアを開けたら、今日も外に行こうとするけごちん。
「さすがにそれはやめて....」ってことで、抱っこして、徒歩15秒の最近改装されてとても綺麗になった広場に。

この広場は猫にゴハンを上げてる人が多くて、今日も野良ちゃんが1人、ゴハンを求めて歩いてた。

7月のこの時期とは思えない爽やかな風に、気持ちよさそうに当たるけごちん。
こんな風に二人で夕涼みするなんて、けごちんがここまでおとなしくなっちゃったからできることだね。

途中で地面に降りたがるけごちん。だけど、今もう洗えないからね...って、降ろさずに、けごちんの好きなねこじゃらしの生えてるエリアに移動したり。

しばらく涼んで (正直寒かった...) 帰宅。

その後もけごちんの様子を見ながら仕事。2回の休憩を挟みながら、バスルームの前に来たので、「入りたいの?」と中に入れたら、バスルームの中でもあちこち移動しながら、具合悪そうに横になってた。

体の向きを変えて横になる時のガタン!って音がする度、様子を観に行ってたんだけど、「あと十数行で仕事が終わるからね、終わったらずっと一緒だからね」と声を掛けた午前1;00過ぎ、またガタンって音がしたので、行ってみたら、体を起こしたと思ったら、すごく苦しそうに口元にあるものを取りたいっていう仕草を今まで見たことがないくらい激しく繰り返して。

バスルームの中だったので、トイレに頭をぶつけるのがひたすら心配で、暴れるけごちんを抱きかかえるようにして頭がトイレに当たらないようにする。

そしてその動きが止まってすぐ、「辛かったね、辛かったね...」と抱きかかえてなでると、もう虫の息... 少し口から血も出てしまってるので、「今拭いてあげるね」とコットンを取りに行って戻ると、もう息が絶えてた。

受け止められなくて。明日、アニマルコミュニケーターさんに来てもらうことになっていて、そのために書類を送ったり、やり取りしていたところだった。さっき「書類届きました。明日伺いますね。」と連絡をもらったばかり。

もう残された時間は長くないかなとは思い始めていたから、最後に何がしたいか、何をして欲しいか、けごちんの心の声を聞かせて欲しかった。

だけどそれは叶わないまま、けごちんは虹の橋へと旅立ってしまった....

その日が来るのは近いかなとは思っていたけれど、今日じゃないと思ってた。
明日も明後日も、アニマルコミュニケーターさんとのセッションの後、通院する予定だったし、今週末は抱えてる仕事もないから、ずっと一緒にいて、お世話できると思ってた。

こんなに早くお別れが来てしまうのなら、アニマルコミュニケーターさんがいらっしゃるからと部屋を片付けたりしてた時間、けごちんとくっついてたら良かった。
それは本当に後悔。

深夜だけど、アニマルコミュニケーターさんにメール。
Twitter で心配してくれていた友達にも報告。
息を引き取った直後は呆然として涙も出なかったけれど、けごちんをコットンで拭いてあげてる間や、
みんなの言葉に涙が溢れて来る。

アニマルコミュニケーターさんも起きてらして、すぐにお返事を頂く。お悔やみの言葉と、このような場合なので、キャンセル料はお花やお供えするものに使ってくださいとのお気遣いに涙。

この呆然と泣きじゃくりを繰り返して、明け方に。

ひどく具合が悪くなったここ一週間、一緒に寝てくれなくなったけごちんと久しぶりに一緒に眠る。
まだ信じられないでいる...
7/21 (木)

ゆうべは、仕事も遅くまでかかった上に、土曜日にアニマルコミュニケーターさんが
いらしてくださるので、掃除などしたり、その間にけごちんのお世話したりで、朝6時にベッドへ。

なのに8時に目が覚めて、けごちんの様子を見る。わりとすっきりとした顔。
そばに行って触れると、冷たい....
病院でも言われたことだけど、体温が落ちてると。
そしてそれはよいことではないと。
人間でも体温が1℃落ちると免疫力が大幅に下がるというものね...
食べられてないんだものね、体温維持できないんだろうね。

カロリーエースをシリンジで。あげたうちの半分位は飲んでくれたかな。

その後、午前中に届いたリバージュウォーターをあげてみる。
やっぱり他のお水より飲んでくれた。
昨日の夕方注文したのに、事情をわかってくださって、今日の午前着で送ってくださった。
本当にありがたくて....胸が暖かくなる。

アニマルコミュニケーターさんに、けごちんの写真を明日着で送らなければいけないので、お昼に郵便局へ。
ここの郵便局で、私は「水洗トイレ猫を飼っている人」として知られてしまっていて、今日も料金を測って頂く時に「猫ちゃん元気ですか?」と聞かれる。

「実は...」とちょこっと話したら、「あら...悪いこと聞いちゃいましたね。」と。
でも、後にお客さんがいなかったこともあって、「うちの実家の猫も持病があったけど、20歳まで生きましたよ。16歳ならまだ大丈夫ですよ。食べられない時期があっても、ある日突然パタっと食べられるようになることもあるんです。うちのがそうでした。だから頑張ってください。」と言われて。涙出そうに嬉しかった。

帰宅して強制給餌。とりひき肉をかつおのスープで伸ばしてミキサーでなめらかにしたもの。
こちらはあげたうちの3分の1位は食べてくれたかなぁ....
それでもゼロよりはいいよね。

夕方からヨロヨロなのにまた外に出て行ったけごちん。
あんな状態だから、家の前で寝そべってるだけだろう、と思ってちょっと経ってから見たら、いない!!
慌てて探しまくる。

いつも、玄関から出て行っても、ベランダから帰ってくるのがほとんどなので、ベランダを確認。
いない。
お隣さんのベランダを確認。
いない。
逆隣さんのベランダを確認。
いない....!!!!

外に出て行って、すぐ前にある小さな公園や、近くの家のお庭など、探しまくる。
仕事の切りのいいところで何度も何度も。
だけどいない。

このまま帰って来ないなんて、ないよね....?そんなのゆるさないからーーーー!!!
と思ってたら、7時位にベランダにいた...(^o^;)

しばらくそっとしておいたけど、またいなくなったら困るので、部屋に入れる。
ほぼ抵抗なしだったところがなんだか悲しい。

そして、買ってきたブリのお刺身をかつおのスープで伸ばしたのを強制給餌。
喜んでくれるかと思ったのに、ほとんど食べなかった (全部舌で出してしまう)。

私がお風呂に入ってる間に、たくさんの血を口から流してて、その血の海の中にそのまま寝てた(涙)。
ので、すぐ拭き拭き (時間をおいてしまうとガビガビになって取れないので)。

つい2、3日前までは、こんな風に拭いてあげてる時、ゴロゴロいったりしてたのに、
今はそれを言う力もないみたい....
それでも気持ちよさそうにしてる。まったく無抵抗。

今の様子を見るに、けごちんには「生きたい!生きよう!」という気が感じられなくて....
こんなところも飼い主に似ちゃったか... (涙)

命をつなぐために、あんなに嫌がって、口の周りや胸元も汚れまくる強制給餌をすることが
けごちんにとっていいことなのか、毎日悩んでしまう。

明後日にはアニマルコミュニケーターさんが来てくれるので、けごちんの心の声を聞いてみたい。