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FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』


復活『覚え書き』の第2弾。
今回はまだ “ 生乾き “ 状態のうちに記述。

「インプット欲」再燃でちょっと詰め込み気味でしたが、東京にて 3件。
基本的にアドリブが利かないので、複数件ハシゴの際は電車の乗り換え情報とか事前に一通り段取り固めてからでないと動けない体質です。
しばらく行動が停まっていた後遺症でその辺りの組み立て方とか/実動時の感覚が鈍りまくり。
加えて、「着るもの」の塩梅が分かりませぬ。ここ1週間ほどず〜〜っと「大寒波襲来で、東京は雪は振らないけどとにかく寒いから!」と天気予報に脅されまくってました。
だったら MAX着込めばよいかというと、屋内/屋外/朝/昼/夜/内陸部/海沿い とかで適宜調節出来ないと大抵 “ 暑過ぎ “ で大変な目に会います。



以下、『2026年 1月 24日(土)・東京の覚え書き』。
例に依って「感想」とか「気の利いたコメント」などはございません。


■ 10:00〜 ・渋谷区立松濤(しょうとう)美術館
 『描く人、安彦良和』

事前に入場予約までして行ってるのに、シツレイながら “ ついで “ 感丸出しに・・・。
展示を一通りさらっと舐めたつもりが、大分飛ばしてしまった模様。
後の工程の時間を読み違えていて、かなり焦っていたので。
それでも、ガンダム関連の超有名なビジュアルの原画は何点か観れたので行ってよかった。

以前は美術館の企画展に行くと必ず図録を購入してましたが、近年は購入欲を抑えに抑えております。
図録は往々にして立派な体裁のものが多く、もう自宅の床が耐えられません。(比喩でなく。)
当企画の立派な図録、電話帳みたいなボリュームでそそられましたが・・・。



■ 14:00〜 ・豊洲PIT
 『核P−MODEL「unZIP / 非コード人のアコード」』
  出演:平沢進 会人SSHO 会人TAZZ

『平沢進』氏 のプロジェクト『核P-MODEL』。
そこのところの定義は、

 〜 『ロバート・フリップ』が居れば それが『キング・クリムゾン』

みたいなお話と同根かな〜というのは私の勝手な想像です。
当初はサポート的な存在だった(と思います)『会人(えじん)』のおふたり、近年は『核P-MODEL + 会人』名義で演られることも あったような/なかったような・・・。
今回は『核P-MODEL』単独名義にて。
(すべてあやふやな情報のみで構成しております。)

この 10年くらい毎度まいど、開演前は「もうスタンディングは絶対無理!!」と思うのですが、ライブ観終わった後はテンション上がってそんなことはすっかり忘れてしまう。
今回はチケットの入場番号が奇跡の二桁(の前半!!)で余裕でバーをキープ出来たので平衡感覚を保てましたが、これが無かったらホントにもう無理かも知れない・・・。

曲目はあくまで私的に「ザ・P-MODEL」的な世代のものが散りばめられていて「おっ!」ってなりした。
ファン歴だけはそこそこ長い方に分類されているかと思うのですが、周囲を見渡すと、以前は会場を埋めていた「同世代以上」の方々が大分減っている印象。
逆に、若い層は常に新規参入があるようで全体的にフレッシュさを保ってます。
まあ、以前の着座会場の頃に比べるとスタンディングで 1公演あたりの入場人数が増えている(と思う)のであくまで相対的なお話なのかも知れませんが、比率的に若返っているのは間違いなさそう。
若者の間の音楽事情とか全く分かってませんけど、TV で見掛けるいわゆる “ メジャー “ な人たちも それはそれとして、一方で(?) 平沢氏 が支持されているってのも何だか勝手に嬉しかったり。
もしかしたらご同輩は「渋公で座って観てーよ・・・。」って思ってるのかも。(← 私も。)



■ 18:00〜 ・東京国際フォーラム ホールC
 『森口博子 40周年アニバーサリーツアー 第一章 “Your Flower”』

今更ながらこの3年くらいの間で「あれ? この人スゴい??」と気付いた “ にわかファン “ でございます。
初めて『生ピロ子』を体験したのが 1年前、今回で3回目となりました。

昨年のデビュー40周年を受けてのツアー・ファイナル。上記の『核P-MODEL』と同日かつ昼/夜でウマくチケットが取れてよかった。
この 2年間くらい、ホール級のライブチケットを無駄にしてしまうケースが多発していたので今回もヒヤヒヤでしたが、ちゃんと行けてよかった。
今回は両公演ともオフィシャルの「リセール」が可能なチケットだったので万が一の際には売りに出そうと思ってました。完売のチケットを無駄にするのは自分自身も当然痛いのですが、買えなかった人にもヒジョ〜に申し訳ない。
 


にわかファンになってからレギュラーの TV やラジオの番組を拝見/拝聴するにつけ、ご自身の過去曲への想い入れ/新曲レコーディングへのこだわり/他のミュージシャンの楽曲やカバー曲の深掘り度合い などなど、ものすご〜く音楽に真剣に向き合っている姿勢を感じます。
ステージングは 40年間を章立てにした構成で “ にわか “ にも分かり易く、笑い要素もてんこ盛り。
改めて「ジ・エンターテイナー」だな〜と。

休憩を挟んだ 2部構成、ダブルアンコール込みで賞味 3時間(!)。
でもここは過去の経験で学んで想定の範囲内だったので、帰りの電車予約は遅い時間にしておいてよかった。(笑)

アンコール-1 でのデビュー曲『水の星へ愛をこめて』で、ある謎が解けた気がしました。
以前から、このデビュー曲と近年の 森口さん の歌唱には「同一人物と思えない」くらいにギャップが・・・、と思ってました。
(これはご本人も “ 他人から言われたことがあるエピソード “ として語ってましたので、ある程度客観性は担保されているかと。)
デビュー時はまさに「ザ・80年代アイドル」という声色ですが、現在は通常のおしゃべりの延長線上にある発声かと思います。
近年の同曲のセルフカバーは、演出上特に意識されているところもあるかとは思いますが後者の「大人っぽい」声で歌われてます。
これが、果たして

 〜 発声法そのものが違うのか? / 経年による変化なのか?

というのが私の中で勝手に謎でした。

で、今回のアンコール。
「明らかにデビュー時に寄せている!」という歌唱でした。(← “ 明らかに “ とか言っておきながら、あくまで個人的な感想です。)
更に確信したのは、アンコール-2 で『武部聡志』さん の Pf. 伴奏でもう一度 しっとりと歌われた同曲、ご本人も「大人っぽくお届けしました。」的なことをおっしゃっていた通り、明らかに1回目とは異なる発声でしたし。(← “ 明らかに “ とか言っておきながら、あくまで個人的な感想ですけど。(Reprise))

森口さん、当公演でもお得意の『ものまね』を披露されてました。(ワンコーナーたっぷり演ってました。(笑))
発声方法を自在にコントロール出来る。
つまりは、アンコール-1 の『水の星へ愛をこめて』は『デビュー当時の 森口博子 のセルフものまね』であったに違いない。逆説的に、デビュー当時は意識的に「80年代アイドル」に寄せていたに違いない・・・というのが私なりの結論です。
(何の話だ?)

イベントタイトルにあるように、この 40周年ツアーが『第一章』。
そして、『第二章』/『第三章』の発表もありました。(既にチケット先行抽選申し込みが始まってます。)




・・・ということで、久々にちょっと詰め込みましたが行ってよかった。
そういえば。
森口博子さん のトークで『安彦良和』監督 の話題が出て、ちょっとしたシンクロニシティーを感じたり。


『インプット祭り』はしばらく続く予定にございます。



■ FJスズキ


ひっさびさの『覚え書き』でございます。
いわゆる「コロナ禍」以前はあちこち チョロチョロと動き回った記録を『覚え書き』と称してしたためておりました。

ず〜〜っと遡ると、当初の『覚え書き』は音楽ライブや/お芝居や/美術館など、案件ごとに 1記事上げてましたが、そのうち全く追いつかなくなり1ヶ月分まとめてアップする方針に転換。(それでも最後の方は3ヶ月遅れとかが常態化しておりましたが。)

コロナ禍突入による諸々の停止に連れて『覚え書き』も停止。
私自身の動きが完全に停まっていたかというと必ずしもそうではなかったのですが、「世間の眼」を憚った面も確かにありました。
実際、割と身近な人から

 「なんでライブハウスなんかに行ってんの!?」

って言われたこともありましたし。(苦)


そもそも、ほぼ個人的な記録を公の場に置くのがどうなのか・・・ってお話もあるのですが。
実情がどうなのかはひとまず置いておいて、

 〜 とりあえず投げとけば 3人くらいは共感してくれる人もいるかもね。

という妄想が作文のモチベーションになっております。
ただ、「感想」とか「気の利いたコメント」は全く不得手なので、概ね「(私の主観を多分に含む)事実関係(?)」のみを記しております。
結果的に

 ● “ そこ “ に到った経緯 (その対象に出会った “ きっかけ “ とか)

もしくは、

 ● ” そこ “ に到った経緯 (物理的に現場到着までに道に迷った話とか)

などをくどくどと説明した「前置き」が長〜〜〜〜〜くなってしまいがち。
・・・ってゆーか、そっちがメインだったりします。
(今回も既に・・・。)


その後、事実上のコロナ禍明けで諸々再始動・・・と行きたかったのですが、個人的になかなかに難儀な事情もあって停滞が続いておりました。
ここへ来てようやく、もうホントに “ リハビリ “ レベルのところからビミョ〜に動き出した次第。
ライブ活動もぼちぼち再開したいと思う中、にわかに「インプット欲」が高まっております。



・・・ということで、ようやく本題。
 


〜〜〜〜〜

数年ぶりの「スズキ観劇!」でございます。


■ 2026年 1月 11日(日) 東京・赤坂CHANCEシアター
 『劇団 SUPER TAICHIMON プロデュース 「どりーむぼっくす」
  Up & Coming Stage Vol.1
  Presented by ソニー・ミュージックアーティスツ』




このイベント名のどこからどこまでが公式にクレジットされているのか分かりませんが、演劇系の情報サイトにあったのを丸ごとコピーしました。
要するに『どりーむぼっくす』というタイトルのお芝居なのですが、その企画の背景(事情?)がここに集約されている気がいたします。

今回、私の “ お目当て “ は女優の『長谷川真弓』さん。
もう 40数年来のファン(← “ 中 “ ファンくらい)と自認しておりますが、念願叶って初めて “ 生 “ で拝見できました。
ファンになったきっかけは、言わずと知れた NHKドラマ『太陽の子 てだのふあ』(1982年)。
当時私は高校生で、その頃リリースされた音楽アルバム『トゥインクル』(もちろん LP盤)も購入。レコード店に予約して特典のピンナップもゲットしてました。今もちゃんと持ってます。
その当時の状況でどうやってアルバムの発売情報を知ったのか、今となっては謎ですが・・・。

その数年後、NHKで放送された米ドラマ『頑固じいさん孫3人』の長女『クリス(シャナン・ドハーティー)』の日本語吹き替え声優を務めていた 長谷川真弓さん。
同じくNHKで放送された『ビバリーヒルズ高校白書』の『ブレンダ』の声が 長谷川真弓さん でないことに釈然としない思いを抱えながら観ていたのは私だけではないはず。

それから約 40年(!)の間、私の中では

 「好きな芸能人は? と問われたら、すかさず『長谷川真弓』と答えよう。」

と心に決めておりましたが、ついぞそんな質問に逢うこともなく今日に至ります。
この 15年くらいの間は何らかのきっかけでちょっとブログなど覗いてみるみたいな “ 波 “ が何度か訪れておりましたが、大抵 舞台公演が終わった直後とかで「あぁ、タイミング逃した・・・。」と思って終わってしまうことの繰り返しでした。(なにせ 中ファンなもので。)


今回の “ 波 “ のきっかけはけっこうインパクトありました。
NHK の昼の番組で、『渡辺満里奈』さん が「観たいドラマ」を紹介する企画があって、その作品が正に『太陽の子 てだのふあ』でした。
おふたりは同世代で、後に意気投合して今でもお付き合いが続いているとのこと。(渡辺満里奈さん は今回の舞台のスペシャルゲストとして複数公演のうちの 1回のみ出演されてます。)
番組内では『太陽の子』の映像を数十年ぶりに観られて鼻血が出そうでした。(出ませんでしたけど。)
DVD や BD にはなっていなさそうだし、「NHKオンデマンド」にも上がってません。当時の本放送からしばらくして 1回か 2回は再放送してた記憶ありますが、その後は私の中では「幻」の存在だったので。

その “ 波 “ に乗っかって久しぶりに 長谷川さん のブログを拝見したところ、『どりーむぼっくす』の公演が迫っておりました。何とか調整して SOLD OUT 寸前ギリギリで予約入れられました。


会場はざっと見渡したところキャパ 60席くらいだったと思います。
実は私自身のブランクの間にちょっと心理的な変化があって、「人が密集しているところ」とか「眼の前で(しかも近距離で)生身の人が演じている」状況がヒジョーに苦手になってしまっておりまして。
改めてそこを克服する “ リハビリ “ の意味でもちょっと覚悟を決めて観劇に臨んだようなところもありました。


映画やお芝居は可能な限り前情報を入れたくないので、今回も公演情報のあらすじ(キャッチコピー的なやつ)にだけ さらっと目を通すに留めておりました。
物語冒頭からずっと疑問だったところが、かなり終盤に近付いたところでようやく「あぁ、ナルホド。」と腑に落ちたのですが、その感覚を味わうにはやっぱり “ 知らない “ ことが大事です。
特に映画なんかでは予告編を観て初めて「この作品観てみたい。」と思うことも多々あるので、となると全くの “ 素 “ の状態で観に行くことは事実上難しい。これを勝手に『予告編のジレンマ』と呼んでおります。

更にいうと、タイトルの『どりーむぼっくす』というのもなんとなくこの物語を象徴する抽象的な造語かな〜くらいの認識でしたが、観劇後に読んだパンフレットのインタビューで各演者さんが言及していて、それが「実在するもの」であることを後追いで知りました。
このネーミングがあまりに不条理な気がしてちょっと嫌悪感を抱いたのですが、むしろこの作品の登場人物の『番人』の立場にあたる人が「せめて・・・」という思いを込めて付けたものであって欲しい。
 


 


長谷川真弓さん が総じて若い演者さんたちの中にすっかり馴染んでいたので、役どころとして「おばあちゃん」という設定に一瞬聞き間違いかと戸惑ったのですが、観ているうちに徐々に「えっ。あ。そ、そうだよね・・・。」と じわ〜〜〜っと染みて来ました。(あくまで “ 役どころ “ についてのお話です。(笑))

〜〜〜〜〜

 


ただでさえ長いのに、余談です。

今回の “ 波 “ の余波にございます。
今更ながら『トゥインクル』が CD化されていたことを知りました。(中ファンなので。)
早速ゲットいたしました。
LPで聴けるから CDは未開封で温存ってのもアリかな〜とも思いますが、近いうちに・・・。





■ FJスズキ