うわ〜〜〜い!!
『バルミューダ フォン』に火が入った〜〜!!
・・・と、割と本気で はしゃいでおります。
(あ、「火が入った」っていうのは「稼働を始めた」の比喩です。念のため。)
『INFOBAR C01』(左)から『BALMUDA Phone X01A』(右)に機種変更いたしました。
au が 2022年3月までで 3G のサービスを終了とのことで、数年前から再三に渡って機種変更を促す案内が届いております。
記録を見たら左側の INFOBAR、いわゆるガラケーの初代『INFOBAR』から乗り換えて 9年半経ってました。(2012年3月から使用。)
本来なら「初代」を使い潰すつもりだったのですが、確かその時も通信方式の事情で機種変更を迫られて、結果的に INFOBAR シリーズの数世代を飛ばして当時最新機種だったスマホ仕様の『C01』に移ったのだったと思います。
その時点で、Wi-Fi 接続限定ながらも『iPod touch』(音楽プレイヤーとして所有)で それなりに iOS アプリが使えていたので特にスマホの必要も感じてはいなかったのですが、「これ(C01)なら欲しいな〜。」と思えたので。
結果的に時流に乗っかてスマホに移行した感じに。
この『C01』個体はもう かな〜り弱っておりまして。
GPS 機能は割と早い時期に使用不能となっております。
デフォルトのブラウザ(Chrome ではない)は観れないサイトがどんどん増えて行くし。
OS もしくはハード自体が不対応でインストール済みのアプリが更新不可だったり。(Android は Ver. 2.3.5 ・・・って、もしかしたら更新をサボり過ぎてた可能性もありますが。この機種で どの Ver. まで追随可能だったのかは不明。)
昔 使えていたアプリも、モノによっては大分前に動作不能になってます。
近年は Google アカウントの同期が取れず、その影響か新旧問わずアプリのインストール自体出来ないし/カレンダーもマップも使えない・・・。
自身の過去の機種変遷を辿ると、機能云々より ほぼ見た目で「これ欲しい!」と思うモノに飛びついていた記憶があります。
ってゆーか、そもそも 20数年前の最初の “ 携帯電話所有の動機 “ 自体がそんな感じでした。
根本的にはケータイ所有に対して
〜 そんなに繋がりたくないし・・・。
という消極的な立場だった中、 たまたま「これ、カッチョいいじゃん!!」という機種(Motorola StarTAC)と出会ったのがきっかけでした。料金設定も、実質ほぼ使わない前提で通話の定額オプションなどは付けずに基本料金のみで安く抑えてました。
近年、様々な場面で 「SNS やってますか?」と訊かれることがあります。
とりあえず音楽関係の現場では、
「いや〜、一応ホームページとブログはやってるんですけどね〜。」
という返答が常套句です。
基本的に SNS を利用していない理由は、やっぱり
〜 そんなに繋がりたくないし・・・。
というのが本音だったりしますけど。
ただ、そこのところの説明もなかなか面倒なので、概ね
「実は、スマホがショボいもんで・・・。」
ってな感じで お茶を濁して終わります。
それが事実である一方、
〜 『情報弱者』を気取って “ あえて繋がらない人 “ を装っているんじゃないか。
みたいに思われていたらいいな〜という狙いもあったりします。(← 意味不明だと思いますが。)
そんな言い回しがあるかどうかは知りませんが、『選択的情報弱者』みたいな立ち位置。
スマホとはいっても 現C01 も元々 メールと/電車の乗換案内と/ちょっとだけネットが観られれば充分 というくらいの使い方だったので、機体に色々と不具合があっても実害はあまりありませんでした。これも結果的にではありますが、おかげでスマホへの依存度は高くなく過ごせてラッキーくらいに思っております。
従って、今回も回線の都合さえなければ積極的に機種変更をする必要は感じておりません。
機種変更キャンペーンで紹介されている価格 0円 の端末や/その他の有料機種を含めてみても とりたてて欲しいと思えるモノもないし・・・。(むしろ「板チョコ」みたいなのは勘弁して欲しい。)
私が変更先の代替機種に望む要件は 3つです。
[1] iPhone ではない。
[2] 四角くない。
[3] 大きくない。
見た目重視ということだけなら “ あえてガラケー “ で発売された最新版『INFOBAR xv』という選択もなくはないのですが、今更ガラケーに戻る気骨があるわけでもなく。軟弱に時流に流されるままに、機種変更の期限だけはジリジリと迫ってまいります。
と、そんな中。
今年(2021年)5月に『バルミューダ』社 がスマホ端末市場に新規参入とのニュースが。
バルミューダ といえば「おシャレで高性能な・・・」という文脈で語られることの多い新進の家電メーカーと認識しております。
ただ、私は特に バルミューダ社 に思い入れがあるわけではなく。
これは、私の中では「30年来の Mac ユーザーながら、Apple社 に特に思い入れはない。」というのと同列のお話なので、他意はありません。念のため。
そんな状況ではありますが、バルミューダ が「何かやってくれそう。」という期待はありました。
このアナウンス時点で 11月ごろの発売予定とのことだったので、「こういうのってフツーに半年遅れとかありそうだよな〜。」と、果たして 3G 終了までに間に合うのかどうか ちょっと懐疑的でもありましたけど。
その後 8月に入ってティザーの ちょい見せ画像が上がりました。
https://twitter.com/balmuda/status/1423539587100545024
カメラ周辺のクローズアップ画像 1枚のみで、丸味のあるボディは梨地。凹文字の『Balmuda』ロゴが見えます。この感じからして素材は プラスチック/もしくは合成ゴム系 と思われます。
この時点で、
[1] iPhone ではない。
[2] 四角くない。
の 2つの要件は満たしております。
更に。
このボディのラウンドした形状がけっこう厚みのある印象なので、もしこれで “ 大き “ かったらバケモノになってしまう。ってことは、逆説的に “ 大きくない “ に違いない・・・という読み。
う~む。
これはとりあえず待ってみようではないか。
キャリアはソフトバンク限定でしたが、「SIMフリー」の機種も扱いありというのは当初の予告通り。
今改めて考えてみると、au 純正に拘らず「SIMフリー」まで視野に入れるのなら もっと他にも選択肢はあったかも・・・とは思います。
でもやっぱりこれ買っただろうな~。(何となく。)
家電や PC に関しては「壊れて初めて 慌てて買い替えのために情報を探す。」というのが常なので、普段は全カテゴリーとも新製品の動向など全く無関心なままに過ごしております。
この「積極的に情報を取りに行かない姿勢」というのは、これまた広い意味で『情報弱者』ってことなんでしょう、きっと。
『情弱』というとフツーは「情報に辿り着くのが難儀な状態」というニュアンスが強い気がしますけど、こっちは『怠惰的情報弱者』・・・か?
で、11月。
バルミューダ社長さん のプレゼンで商品の全容公開と共に「11/17 予約開始 ~ 11/26 発売」との発表が。
これなら間に合うなぁ。
そして肝心の「大きさ」については、発表されたスペックから
[3] 大きくない。
の要件を満たすと判断してよさそう。
あくまで相対的なお話ではあるものの、少なくとも au の現行機種群と比べて「小さい」ってことは間違いなさそうなので。
では、これに決定!
11/17 の 午前 10:00 にネット予約受付開始でしたが、平日だったので帰宅後の夜にサイトに接続。
もしここで「初回分終了のため、次回入荷は半年後。」とかだったらどうしようという焦りもありつつ。
結果、ちゃんとサイトの『購入』のボタンは生きてました!
ここで最終的に悩んだのは機体色が「黒か/白か」というところ。
直感では『黒』なんですが、もし『灰色』があったらそれにしたと思います。
『白』はないな・・・と思ってました。
でも、ちょっと余計なことを思い付いてしまったので やっぱり『白』にしました。(後述)
んが。
いざ改めて購入画面を観ると、『黒』は買えるけど『白』は「入荷待ち」になってました。
『黒』は予定通り 11/26 発売ですが、『白』の出荷予定は「12月下旬」で 1ヶ月遅れ・・・。
実際の事情は存じませんが、もしかしたら『白』は需要が少ないと見込んで準備数が少なく、とりあえず初回分は終了してしまったってことだったのかも。(もしくは『白』が大人気?)
ここでまた気持ちが揺らいだものの、コイツも 10年間使うつもりで後悔しない選択をすべきであろうと踏ん張って『白』を予約発注いたしました。
そして、その翌日くらいだったかと思います。
流れてきたネット記事の見出しに気になるモノが・・・。
記事を読んでみるとどうやら バルミューダフォン、発表会直後から酷評を浴びて大炎上中らしい。
・・・ということにこの時点でようやく初めて気が付いた次第。
慌ててネットで情報当たってみると、あれまあ! 確かに大変なことになっております。
機体のスペックやら/価格設定やら/デザインやら、挙げ句の果てには社長さんの語る「開発ストーリー」までことごとく批判に晒されております。
「これ使ってたら笑われそう」とまで言われておりますよ。
例えば、街や電車の中で通りすがりの人にどう思われようと その場限りのお話なので痛くも痒くもないのですが、身近な知り合いに「コイツ、やっちまったな〜。」とか思われるのは怖いな〜。
「笑われそう」とか書き込んでるのが会社の同僚とかだったらどうしよう。
いや、会社の同僚なら私が大体どんなヤツか知ってると思うのでスルーしてくれそうだけど、むしろ全然知らない人に石とか投げられてもおかしくないご時世だし。ネット上で個人情報まで晒されて誹謗中傷の雨あられ・・・とか。
正直、この状況には怯みました。
同時に、それと気付くのが遅過ぎな自分にも。
これはやっぱり『情弱』ってことなのか・・・。
確かに、現行スマホのスペックの相場は存じません。
価格についてはその他機種との相対的なお話は別として「正直、10万円超の出費は痛いな〜。」と思ってはおりました。ただ、どうやら私の頭の中では比較すべき価格の基準がキャンペーンの「0円」機種に寄ってしまっていたので、それが「3万円」であろうが「10万円」であろうが高額の出費を余儀なくされることには変わりなし。つまりは、「0か/1か」みたいな感覚に麻痺していた可能性あります。(← 意味不明だと思いますが。 (reprise) )
問題は「デザイン」について。
過去、” 見た目重視 “ で機種選択して来たという自覚もあり、その感覚を否定されるとツラいなぁ・・・と弱気になりました。
とはいえ、画像だけ観て「10年前のデザインだ。」と言ってる批判よりは、この形がために「使い勝手 が悪い。」と評価を下している発売後の実レビュー動画の方がはるかに身があるよなぁ〜とは思いましたけど。
まあ、実を言うと今でも私が 欲しい/使いたい のは ↓ コレだったりしますので、「10年前」ってのもあながち的外れでもなかったり・・・。
『iPod touch 3』です。
正に “ 見た目重視 “ きっかけで「コレ欲しい!」と思って購入したモノです。このメッキ・テカテカな仕上げも含めてツボです。
(【参考】FJスズキ『勝手にタルボ祭り』(その1))
・・・と、以上を踏まえて。
バルミューダフォン がどこを目指しているのかちゃんと理解しているわけでもありませんが、私的にはけっこうツボだったりいたします。
ここはもう、
「大丈夫、理屈じゃないんです!」(by スレッジ・ハマー)
で乗り切りたい。(← 意味不明だと思いますが。( reprise 2) )
予約時には「12月下旬出荷」とのことでしたが、案外早く 12/7 にはオプションと共に到着。
そして、あえて『白』をチョイスしたのは ↓ こちら。
これがやりたかったのでした。
専用ケースは 1mm 厚とはいえ 一回り大きくなるし/重くなるし、せっかくの “ 小ささ “ を阻害してまで使うべきかとも思いつつ。この 2トーンになんかゾクゾクしてしまうので仕方がない。
あと、ストラップが付けられないので ↓ こちらを使用。
(これは バルミューダ純正部品ではありません。)
こちらに関しては機能を阻害する(LEDライトとスピーカーが隠れる/ホームポジションのワイヤーが邪魔/内カメラは一応セーフ)という状態になってますが、私の使用範疇では実害はなかったりもするのでしばらく使ってみます。
まあ他にやり様もありそうですけど。
恐らく客観的に見てけっこうグロテスクかとは思うのですが、これまたゾクゾクしてしまうので かなり気に入っております。(「ナントカ縛り」みたいな・・・。テキトーに書いてますけど。)
スピーカー穴を塞いでいるのはむしろメリットかも。
内蔵スピーカーの音は低音不足感が気になるのですが、このラバーでハイカットされてシャリシャリ感が少し緩和されます。何なら厚紙 1枚挟み込むくらいでちょうどよいかも。尤も、当然ながら絶対的な音量は下がります。
ネットの炎上状況を知った際、知り合いにバレた時のために
「いやいや、10万円で身体張った “ ネタ “ ですよ、ネタ!」
な〜んていう言い訳まで考えておりましたが。
実際にセットアップで触っているうちに かなり愛着湧いて来ました。
むしろ冷たい視線にゾクゾクし・・・・・
う〜〜む。
どうかコイツも 10年間 使えますように。
■ FJスズキ ■