当ブログ 2017年03月28日の記事、
の中でちろっと予告しておりました。
渋谷『ヒカリエ』の名称に関するお話。
もう足掛け 4ヶ月を費やして 書いては停まって/書いては停まって を繰り返しながら執筆を続けてまいりましたが、このほどようやく校了を向かえ公開にこぎ着けたのであります。
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渋谷の商業施設『ヒカリエ』。
恐らくこの 5年間くらいでちょいちょい東京へ出掛けるようになった中で、特に渋谷駅周辺の案内看板やらでその名前は文字情報としては度々目にしておりました。
ただ、それが具体的にどんな施設で/渋谷駅との位置関係がどうなっているのかとか、かなりボンヤリとした認識しかありませんでした。
前述の記事内にある『MOV市―Neighborland―』というイベントを覗きに行った際、初めて『ヒカリエ』に立ち寄ることになったわけなのですが・・・。
私は、『ヒカリエ』に限らず各地の再開発で新設された商業施設などとは、今回のように何らか具体的な要件が発生しない限り およそ無縁の生活を送っております。
そういった新しい施設って、これまた『ヒカリエ』に限らず何だかシャレた名前が付けられていて、実態のイメージが湧きにくい感がありまして。
例えば「〇〇百貨店」/「〇〇ホテル」/「〇〇ビル」みたいな機能に直結したネーミングなら話が早いのですが、近年の施設って そもそもそうした単機能なものではなくて、その周辺のフィールドまでを含めたコンセプチュアルかつ複合的な施設であったりします・・・よね?
コンセプトの説明を聞いてみたところで、
「・・・で、結局何?」
みたいな。
なんか、めんどくさい。
あと、往々にして近隣の施設との物理的な境界も分かりにくかったり。
私の中ではそうした「名前は聞いたことはあるけれど輪郭のボンヤリした施設」は山ほどありますが、あまり具体的に言っちゃうと
「え~~~~~っ! それ知らないの!?」
とバカにされるに決まってるので、ここでは言いません。
(例えば、未だに『マー○イズ』って行ったことないし、その名前 なんだか語呂が悪いと思・・・・・)
あ、逆に ちょっと私の知識をひけらかしてみたい。
~ 六本木ヒルズ = 森タワー
じゃないって、ご存知でした?
「六本木ヒルズ」っていうのは あの界隈の施設をひっくるめた言わば「街」全体の名称であって、『森タワー』は「六本木ヒルズ」を構成する中心的な建造物のひとつに過ぎないんですよ~。
・・・ってなことを、私は昨年『ガンダム展』観に行った際に始めて知りました。
そんな自分にガッカリだ。(苦)
ここまでが前置き。
ここからが本題です。
『ヒカリエ』については、正直言うとこれまで
~ ヒカ "リエ"
なのか
~ ヒカ "エリ"
なのかすらよく分かってませんでした。
何故なら、日常生活の中で『ヒカリエ』という単語を自ら発声する機会は全く無い上に、他人の口から聞く事もほぼ無い。
どちらかというと字面のビジュアル情報で認識さえ出来れば用が足りてしまうので、頭の中で音読する必要もない。
つまりは、その字面は度々目にすることはあっても " 音 " として聞くことがほぼ皆無なので、いつまで経っても馴染まない状況なのでした。
ふと、
「あれ? 『ヒカ "リエ”』/『ヒカ "エリ"』 どっちだっけ??」
と迷った際、そもそも「正解」がインプットされてないのでどんなに考えてみたところで永遠に答えは出ないのでありました。
そこで思い付いた解決策がこれ。
◆ 『ヒカ "リエ”』か? 『ヒカ "エリ”』か?
↓
◆ 迷ったらまず往年のアイドル『比企理恵(ひきりえ)』さん を思い浮かべる。
↓
◆ 『比企理恵』経由で、後半の “ りえ “ を念頭におきつつ『ヒカ "リエ”』に到達。
これで完璧。
実際に私はこの 一休さん級のとんちで『ヒカリエ』問題を克服したのでした。
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実は、私個人的にはむしろ『ヒカ "エリ”』の方が発音し易いような気がしていて、これまではどちらかと言うと『ヒカ "エリ”』の方に引きずられる傾向にありました。
ただ、長々とこの記事書いてる間に、すっかり「頭の中の “ 音 “」で『ヒカリエ』が定着してしまいましたけど。
以下、余談。
どちらか迷いつつも『ヒカ "リエ”』/『ヒカ "エリ”』をとりあず発声してみたとして・・・。
もしそれが言い間違いだった場合に よりリスクが高いのはどちっち? という考察。
この場合、(本来 正解の)『ヒカ "リエ”』が間違いだった場合の方がより恥ずかしい気がする。
きっと、
「え? なに? 『光へ!』って!? 何か、急に目覚めちゃいました??」
って笑われるに違いないので。
気になって『ヒカリエ』命名の由来を調べてみたところ・・・。
○○○○○○○○○○○○○○○○
「渋谷ヒカリエ」は、これまでにない新しい発想の複合ビルとして、オフィス、文化施設、商業施設が一体となり、街とつながり、渋谷から未来を照らし、世の中を変える光になるという意志を込めて「渋谷ヒカリエ」としました。
ロゴマークには、「Hikarie(光へ)」というネーミングから、文字「Hikarie」に光を照らし、ロゴが昇ってくるイメージを出し、色は光輝く明るいゴールドを基調としました。
(『渋谷ヒカリエ HP/渋谷ヒカリエについて』より引用)
○○○○○○○○○○○○○○○○
ですって。
・・・シツレイいたしました。
■ FJスズキ ■