(『前編』から つづく。)
この日のプラン、そもそもは『進撃の巨人展』メインでその後は特に考えてなかったのですが、ウマいこと夜のライブ観覧がズバリ ハマってめでたし。
となると、その間の時間帯は? というお話に。
セオリー通り(?)、美術館/博物館 辺りの情報を探ってみると・・・。
● 大阪市立美術館
『伝説の洋画家たち 二科100年展』
これまた、左程深い興味があった訳でもないのですが。
(って、いい加減ホントに怒られる・・・。)
1点、『古賀春江』(← 男性画家です)の出品があると知り、
「じゃあ、行く。」
ということにする。
(それだったら、動機としては充分ですよね? ・・・って、誰に訊いてるのか分かりませんけど。)
地元の静岡県美に行くと玄関前で記念撮影してる人を見掛けて「なんで?」と思ってましたが、その気持ち何となく分かりました。
(これまでスミマセンでした・・・って、誰に謝ってるのか分かりませんけど。)
昨今、街中に新設/リニューアルされる新しい美術館は、何らか複合施設のビルのワンフロアに組み込まれるケースが多い様です。
まあ、立地的に街中だったらある意味必然かと思いますし、集客の面や今時のコンテンツの展示方法に向いた装備のあり方なども含めて合理的なのではなかろうかと。
ただ。
個人的な好みとしては やっぱり「美術館」といえば 郊外型の戸建て(?)で、荘厳かつ古風な建物/もしくは ムダに前衛的だったりガラスガラスしたおっされ~な建造物の方が好みです。
「美術館に来たっ!!」
って気分に浸れるので。
とか言いながら、やっぱアクセスは楽なのにこしたことはないな。
“ そういうところ “ なんだな、きっと。
で。
実際に展示を眺めてみると、意外にも全体的なテイストがツボにハマった。
概ね私のツボは、
~ (その後に実際に " そこ " に結び付くか否かは別として、)立体造形意欲をそそられる。
ってところではないかと自己分析しております。
具体的には、この辺りのポストカード購入した作品など。
「造形意欲をそそる」という意味が何とな~くお分かりいただけるのではないかと。
(でもないか・・・。)
そして、重いけど買ってしまう図録。
「図録を 買う/買わない」が、私自身の展示内容へのハマり具合を測るバロメーターだったりします。
それにしても。
万一 この展覧会に興味を持った方がいたとしても、2ヶ月遅れでとっくに終わってるので 意味ないな~。
ってゆーか、『覚え書き』の目的は “ そこ “ ではないので仕方ない。
(因みに 同展覧会、巡回展で今は『福岡展』やってるらしいですよ。)
同美術館の「地下展覧会室」で何らか展示をしているということで、その響きに別の意味でそそられて行ってみると・・・。
地下にある展示室。
何のヒネりもなかった。
(静岡県美でいうところの「県民ギャラリー」的な位置付けと言ったら分かり易い・・・と思いますよ、一般的には。)
内容的には、割とよくある公募展的なヤツでしょうか。
間近に通天閣とか見えますが、相変わらず観光要素は盛り込まない傾向にあるためスルー。
宿へチェックイン。
案の定、3分割。
(『後編』へ つづく。)
■ FJスズキ ■