静岡 → お台場 → 浜松 にて一泊の後。
明けて 2014年8月31日(日)。
京都へ。
スケジュールや交通手段の組み立てを けっこう悩みましたが、浜松泊は正解でした。
(時間的にも金銭的にも。)
JR の ICカードを購入して以降、静岡から東京方面に向かう際には常に 例の「エリアを跨げない問題」を意識しておりました。
故に、面倒臭いな~とは思いつつも諦めの境地。
逆に静岡から西へ向かう場合ってのは「まあ、最遠でも名古屋までだろう。」くらいに思っていたため、エリア跨ぎを意識したことがなかった。
例えば在来線で 静岡 ~ 京都 の 5時間半となると、さすがに「電車に乗ること」自体を目的に組み込むとかしない限りは、相当な覚悟がないとムリかな~と思うので。
ただ、今回は 浜松 ~ 京都 で 4時間。軟弱者の私にも何とかなるレベル・・・という判断。
4時間、座れさえすれば何とかなりますな。
が。
京都駅の改札出口で、ICカードをタッチしたらエラーががが!!
窓口に行くと、
「これ、浜松からだと使えないんですよ~。」
と、駅員さん。
そっち方面のエリア境界は米原駅でした。
こういう場合の処理ってかな~り煩雑なものだと、噂には何となく聞いておりましたが
「現金で 4,430円お支払いいただいて、カードの方は入場取り消しておきますので。」
とのこと。
要するに、形式的には現金で浜松 ~ 京都の切符を買い直すのに相当するらしい。
意外に簡単じゃん。
恐らく、ここで「何が何でも ICカードで支払いたい!」と駄々をこねると 手続きがややこしくなるってことなんでしょう、きっと。
考えてみると、京都駅の駅員さんの提案は「意外にあっさり」な方向で終わりましたが、実は違うのかも。
ICカードの入場取り消しはよしとしても、「切符買い直し」というのは表面的には(というかお客にとっては)手っ取り早く済む方法に見えますが、駅員さんにとっては
~ 手元に残った現金 4,430円を「ある客が買った 浜松 ~ 京都間の切符」に振り替えて「浜松から入って/京都で出た」という処理をする。
という面倒な手続きが残っているのではなかろうか。
果たしてそれが、例えば 端末上での作業なのか/実際に切符を購入するのか/書類とかで報告しなければならないのか などといったところも含めて全く想像の域を出ませんが、恐らく私が思った以上には面倒な話なのかもな~と今更ながら思います。
さて、本題。
● 京都 ギャラリー富小路
『箱庭屋・安田誠一個展 極小世界旅行 ~閉ざされた小宇宙~』
う~む。
全く 筆(キー?)が進みませぬ。
毎度『覚え書き』と称して音楽ライブを観に行った話などを ねちねちと書き綴っておりますが、本質的なところはかわしつつ 大抵は「道に迷った話」に終始しているのは、私の見識とかボキャブラリーで語れる幅と深さが圧倒的に足りないという自覚があるから・・・というのは完全に見透かされているとは存じます。
ただ、一方では「これを “ 言葉 “ で語ってもな~。」という局面も多々あり。
今回に限って言うと、むしろ「いくらでも語れます。」みたいな感覚はありまして。
これもまた本質的なところの話に踏み込めるとは思ってはおりませんが、「ビジュアル情報の置き換え」みたいなレベルなら かなり細かいところまで語れると思うので。
ががが。
ディテールを語るほどに空しいというのは、今後の『覚え書き』の意味自体を否定しかねないのでアレですが。
まあ、ヴィジュアルがメインの表現というか作品なので、そこはそれということで。
というわけで、もうズバリ ↓ こちら。
『箱庭屋 HAKONIWAYA』
というか、やっぱり “ 現物 “ かな・・・。

強いて言うならば。
私的に “ キモ “ なのは、展覧会のタイトルにも顕れておりますが
『閉じた空間』
でございます。
例えば、前日のお台場のこれ ↓ とか。
具体的には他にも いろいろありますが、私の『原体験』的な話になってしまう。
(ウマくまとまりそうなら、また別の機会に。)
~ 京都といえば『観光』!!
・・・みたいな強迫観念を振り払って、昼食摂ってすぐに帰りました。
ただ、普段は適度にガチャガチャしたお店を選びますが、せっかくなのでちょっと雰囲気の違ったお店とか・・・。
と思ったら、ギャラリーと同じ通りにスペイン料理屋さんが。
魚介類メインとのこと。
表のボードに「ランチセット」って書いてあったので安心して入りました。
単品の料理とか よくわからないので。(笑)
『ちゃんと調理された料理』という表現もアレですが、かな~り久しぶりにそういったものを口にした気が・・・。
(多分また行きます。)
以上、『覚え書き』の質はともかく、意外に効率よくまとまった 2日間でした。
■ FJスズキ ■