8/2(土) 下北沢 SEED SHIP 『音ツヅリ』 | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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本日の旬な話題。

 ~ 『リッケンバッカー 溶ける』って、夏の季語でよいのかな?






2014年8月2日(土)。

この日 午前中は、1週間後に迫っていた FLOATING JAM 史上最長尺のライブに向けての最後のリハ。
(ペットボトルのお茶の消費期限は、しっかり確認いたしましたよ。)



そんな状況下であっても、東京 日帰りでライブ観覧に行くのだ。




● 下北沢 SEED SHIP 『音ツヅリ』



お初に訪問、下北沢のライブハウス「SEED SHIP」。
『音問屋(おとといや)珈琲店』という音楽ライブ番組をネット配信していて、過去何度か拝見したことがありました。
グランドピアノと、背景の窓の白い格子が印象的。




今回のライブ、Pf. 弾き語り女性シンガーソングライター 3組出演。

実は、私的には『妄想連鎖』の賜物として なかなか感慨深いものがありました。



これまで当ブログの記事内では、何度となく『妄想連鎖』という単語を使用しております。
簡単に言うと、

 ~ ある ヒト/モノ/コト をきっかけに、別の ヒト/モノ/コト に繋がって行く連鎖。

ということです。
ただし、「繋がる」っていうのは私の側の一方的な都合でしかないので『妄想』。



正に私側の一方的な都合でしかありませんが、今回出演の 3組とも「さる 女性シンガーソングライター」(猿ではない)をきっかけにライブを拝見してファンになった方々なのでした。
とはいえ、もともと音楽仲間として繋がっている方々であれば、何度かライブにおジャマしている内に対バンしているところに出くわすのは必然ともいえるので、その組み合わせに勝手に某かの意味を重ねるなんてのはナンセンス。

でもこの 3組、それぞれ過去に対バン経験はあるものの、それぞれが「数年振り」という状況だそうで・・・。
となれば、ついつい

 ~ これは「単なる “ 必然 “ 」などではなく、「何らか意味のある “ 偶然 “ 」であるに違いない!!

みたいな『妄想』をしたくなるじゃぁございませんか。
『妄想』だけなら合法だし・・・。




◆ 『森本真伊子』さん

2年前に初めてライブを拝見した際に購入した CD を聴き続けていた感覚では、私の中では主にその歌詞の内容からか けっこう老成しているイメージで定着してしまっておりました。
が、出演者中 最年少。
まだまだ若かったのだ~。

ソロ弾き語りとは別途、バンドでの活動もされているそうで。
演目の最後の曲は、そのバンドの楽曲を弾き語りで披露。
まあ、プロモーションと言ってしまえばその通りではあるのですが・・・。

「別に歌詞を軽視しているわけでないけど、こういう音楽も演ってるってことを知って欲しい。」的な但し書き付きで、英語で歌う ちょっと不思議なポップさのある曲でした。
確かに、弾き語りの方の楽曲は歌詞の持つ “ 重み “ と不可分なところもあり。
一方で その “ 重み “ から解放されたところでの「音」を楽しみたいという願望もあるのかな~、と。
私の『妄想』ですけど。

いずれにしても、そこの「切り替え」ができることがスバラシイ。



◆ 『小林未季』さん

メロディがツボです。(その他 諸々もツボですが。)
他のシンガーに楽曲提供をしているというのは以前からプロフィールでは拝見しておりましたが、『音問屋』やラジオ出演で語っていたその取り組み方を知って「へ~~~~~。」という感じ。

近日公開の短編サスペンス映画の主題歌を担当、今回初めて聴けました。
ご本人が「怖い曲です。」とおっしゃる通りに「怖い曲」でした。
楽曲提供にも通じるところかと思いますが、そういう曲を狙って書けるというのがスバラシイ。



◆ 『谷口深雪』さん

私の持論の「Pf. 弾き語りシンガーは、総じて声が分厚い」説を補強するサンプルとしては余りある存在。
というか、存在自体が “ 分厚い “ 気がする。

ここで言う声の “ 分厚さ “ というのも人それぞれではありますが、この 谷口深雪さん に関しては「全身が鳴ってる」感じがします。
そんなことを思いながら聴いていたら、アンコールは Vo. 生声で歌ってくれました。
期せずして「鳴ってる」ところを直に聴けたのがウレシイ。






今回は、やっぱり「何らか意味のある “ 偶然 “ 」ということにしておきたい。

ってゆーか、思ってた以上に余韻の残るライブで、私的には「十二分に意味のある “ 偶然 “ 」でございました。










■ FJスズキ ■